【ロードバイク】おすすめのクリンチャータイヤの2社4種類

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ロードバイクのタイヤの種類は

クリンチャータイヤ
チューブレスタイヤ
チューブラータイヤ

この3つです。
最近はフックレスリム用のチューブレスも出てきていますが、まだ一般的ではないのでフックレスリムに関しては別記事にします。

圧倒的にユーザーが多いのがクリンチャータイヤで、次にチューブレス、チューブラーの使用率は最も少ないですね。

おすすめのタイヤを4つご紹介します。

クリンチャータイヤで迷ったらこのタイヤを選んでおけばまちがいありません。

それぞれの特徴も合わせて記事していきます。

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クリンチャータイヤに求める性能

パンクしにくいタイヤ
取り付け作業のしやすさ
耐久性
価格
種類の豊富さ(選択肢)

クリンチャーを使う理由は使いやすさにあります。
チューブレスやチューブラーは決して使いやすいタイヤとは言えません。

使用ユーザーが多いということはメーカも開発の主流になるということにつながります。
チューブラーの種類が少ないのにはユーザー数が少ないという背景があります。

【コンチネンタル GP5000】迷ったらこれを買っておけば間違いない

コンチネンタルのクリンチャータイヤのフラッグシップモデルが【GP(GRANDPRIX)5000】です。

GP5000はすべてのユーザーが満足できるタイヤです。
これを選んでおけば間違いありません。
レースからロングライドの長距離までオールマイティに使えるタイヤです。
迷ったら【コンチネンタル GP5000】です。

前モデルの【GP4000sⅡ】は素晴らしいタイヤで多くのユーザーの心をガッチリつかんだタイヤです。
モデル落ちしても価格がほとんど下がらなかったのがその人気を証明しています。
今ではちょっと手に入りにくくなっていますね。

コンチネンタルのタイヤは、多くのモデルで「パンクしにくい」という特徴があります。
パンクしないタイヤではありません。
パンクしにくいんです。

競技に使うタイヤなどは比較的薄く作って軽量化をしているので、パンクしやすい傾向にありますがGP5000は競技に使えるのにもかかわらず軽量でパンクしにくいタイヤです。
23c 200g
25c 215g
28c 235g

多くの人が競技をするわけではありませんが、パンクに強いタイヤはロードバイクユーザーが最も重視する部分なのでコンチネンタルは人気があります。
定評のある「パンク防止繊維」のベクトランブレーカーをアップデートしてさらに強化しているらしいです。
本当に不思議なことに、コンチネンタルを使っているユーザーはパンクが少ないです。
ベクトランブレーカーの性能なんでしょう。

そして速く走るためには欠かせない転がりの良さもGP5000は素晴らしいです。
トレッドに使われているブラックチリコンパウンドの配合によって軽く転がるような走りのフィーリングを得ることができます。
グリップも路面をつかんでるようなカンジで不安はありません。

GP4000sでの不満な部分が太さにありました。
4000Sは23cでは23㎜幅ではなく24.5㎜くらいあったのがGP5000では23cは23㎜の表示通りとなっています。。
今は25cが主流になっているので、4000sでの25cは28㎜くらいになってしまってワンサイズ太くなっちゃうんですよね。
少し古いフレームだと取り付けができない場合もあったくらいです。

耐久性に関しては、GP4000sの方が長持ちします。
GP5000になって明らかに4000sとの耐久性の違いを感じます。
コンパウンドを変えたということがこういう部分に出ているのだと思います。

「すぐに減るからコスパが悪い」わけではありません。
4000sの減り方があまりにもロングライフだっただけで、GP5000の減り方は他社のものと比べても普通なので安心してください。

コンチネンタル グランプリ

GP5000ほどの高性能は必要ないという方でパンクしにくいタイヤならこの【グランプリ】がおすすめです。
GPシリーズと違ってあまり話題にはなりませんが、コンチネンタルの廉価版のタイヤの性能もかなりいいです。
GP5000に比べると重量も重い(23c 230g)ので通勤などに使うのには最適です。

購入するときに気を付けていただきたいのが【ワイヤービード】のものもあるということです。
ワイヤービードは折りたたみができないので重量が重いです。
必ず折りたたみ式を購入してください。

ミシュラン パワーコンペティション

ミシュランのタイヤの印象は、路面に対してモチモチしたグリップと転がりをすることです。
モチモチという表現がはとっても理解しにくいでしょうが、実際に乗るとどうしてもモチモチという表現になってしまいます(笑)

サイドウォールが非常に柔らかいのもミシュランの特徴で、乗り心地がいいのもミシュランです。
パワーシリーズになる前の プロシリーズ の時もタイヤ自体の軽さがウリでした。
GP5000の23cが200gなのに対しパワーコンペティションは195gと軽く作られています
5gの差なので重さに関しては全く分かりません。
乗った感じではミシュランの方が軽く転がると私は思います。

パンクに関しては必ずと言っていいほど比較対象がコンチネンタルと比べることになるので劣るのは仕方がありません。
コンチネンタルが優秀すぎるだけなんです。
以前のプロシリーズはサイドがとにかく弱く、すぐにカットしてしまっていましたが、パワーシリーズになって改善されました。
ミシュランはよく「ひび割れる」と言われていていましたが、パワーシリーズはひび割れることはほとんどありません。
この点は大きく前モデルとは違う部分です。

多くのロードバイクユーザーに【GP5000】と【ミシュラン パワーシリーズ】のどちらがいいか?と聞かれることがありますが、乗り味で決めるほうがいいと思います。

コンチネンタルは芯のある乗り味で、ミシュランはタイヤの柔らかさに乗っている感じです。
私はコンチネンタルよりミシュランの乗り味の方が好きなのでミシュランユーザーです。

価格が安いのもミシュランの特徴です。
海外通販だとコンチネンタルの半額に近い価格で売られています。

ミシュラン リチオン3

リチオンはミシュランの廉価版タイヤで通勤などには最適なタイヤです。
価格も安く、乗った感じも全く不満はありません。

価格が安いと言っても、ミシュランのタイヤは全体的に安いのであえてリチオンという選択にはならないかもしれませんね。
コンチネンタルはタイヤの色が黒の一色しかないのに対してミシュランはカラー選択することができます。
おしゃれなタイヤはミシュランです(笑)

「パンクしやすい」と言われる方がいますが、異物を踏んで穴が開いてしまうパンクはどのタイヤでも防げません。
コンチネンタルと比べると確かにパンクしやすいと言えますが「ミシュランだからパンクする」ということはないので安心してください。

まとめ

コンチネンタルは剛性感のある乗り味でミシュランはタイヤの柔らかさを感じることのできるタイヤです。
明らかに対照的な乗り味の違いを感じることができます。

タイヤ剛性を感じて走りたい方はコンチネンタル。
タイヤの柔軟性を感じながら走りたい方はミシュランです。
こう書くと、ミシュランは剛性のないタイヤのように思われるかもしれませんがそうではありません。

乗り心地が良く、コーナリングではタイヤがしっかりと路面をつかんでグリップする走行感は安心につながります。

肝心な価格でGP5000はミシュランにはかないません。
いつも安定した価格を維持するのがコンチネンタルのGPシリーズなのでいつ買ってもほとんど同じだと思います。

一方ミシュランの値動きは激しく、廉価版とハイエンドモデルとの価格差がほぼないということもよくあります。
あえて廉価版を選択する理由はないと思います。

「タイヤは何にしよう」と迷ったらコンチネンタル【GP5000】を選択してください。
どういう使い方でも間違いないのがGP5000です。

ただ、先にも書いたように対照的な乗り味の2社なのでミシュランにも乗っていただきたいと個人的には思います。

おすすめのメーカー2社のおススメのタイヤ4種類をご紹介しました。
タイヤは唯一路面と接している重要な部品です。

走るのも止まるのもタイヤの性能に左右されます。
この記事をタイヤ選択の参考にしていただけると幸いです。

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