レーザー水準器はロードバイクでは必需品 サドル後退量

ロードバイクに乗るうえで必ず必要になるのがポジションを出すことです。
自分の乗りやすい位置にサドルをセットするのには計測器を使わなくても安いレーザー水準器で可能です。

サドルの後退量ってどうやって計っていますか?
シートピラーの上で動かしているだけで、正しい後退量の数値って知らないのでは?

私は50㎜ですべての自転車を合わせています。
この50㎜はBB(ボトムブラケット)からの垂線に対してサドルの先端が50㎜下げているということです。

レーザー水準器があれば簡単に測定できるのでポジションを決めるのにぜひ一台用意してください。

レーザー水準器で出来ることを解説します。

サドルの後退量(セットバック)はポジションで最も悩む数値

サドルの後退量をどうやって出していらっしゃいますか?
基準がないと数値としては出せません。

シートピラーのやぐらの決めた位置から〇センチ前とか後ろとかやってませんか?
これではシートピラーが変わったり自転車が変わったらまたイチから後退量を出すことになりますよね。

レーザー水準器があればすべての自転車でもどんなシートピラーでも同じ位置にサドルをセットすることができます。

レーザー水準器で基準の位置を出す

サドルの後退量
サドルのセットバック

ヒザの位置からサドルの後退量を決め、そのあとで走りながら調整する方法が一般的ですね。

私のやり方は、レーザー水準器でサドル位置を決めてから走りながら前後に動かす方法です。
このやり方をすれば、自転車が変わってもシートピラーを変えても同じ位置にサドルをセットすることができます。

サドルの後退量の基準位置はボトムブラケット(以下BB)が基準になります。

「サドルってなんセンチ下げてる?」って聞かれたことないですか?
これはBBの位置からなんセンチ下げているかということになります。
シートピラーでの位置で何センチということでは、それぞれのシートピラーが違うので参考にはなりません。

ポジションなどは人の数値など参考にならないにしても【前乗り】や【後ろ乗り】でどっちが自分に合っているのかは悩むところです。
そういう場合は人の乗り方を参考にするのもアリですよね。

数値がBBからということは、BBから垂直な位置を出さないとイケないわけですが、この時にレーザー水準器が非常に役立ちます。

クランクのBB取り付け部分にはボルトなどがあります。
ボルトなどの中心がBBの中心になり、そこから垂直な線をレーザー水準器で出します。
BBからの垂線があればあとはサドルトップの位置を適当な数値にすればいいですね。
それを基準に実際に走って、前後に動かして自分のポジションにします。

ポジションが出たらもう一度レーザーで後退量を測定します。
BBより10㎜後ろとか55㎜後ろとかの数値が出るので、それがあなたのサドルの後退量になります。

私はすべて50㎜にしているのでBB垂線からサドルの先端は50㎜ほど下がっています。
「サドルってなんセンチ下げてる?」と聞かれれば「50㎜」と数値で答えれることになります。

この時には「ものさし」が必要ですが、サドルも水平にしないといけないので水準器も併用しています。
これなら一人でできるのでぜひ参考にしてください。

レーザー水準器 BB中心からサドルトップへの垂線

サドルの後退量の基準位置の出し方

サドルの後退量は多くの情報では以下のような基準になります。

「クランクを水平にし、ヒザのサラの裏側からの垂線がペダル軸の位置」となっています。
ぜひググってみてください。

固定ローラーなどに自転車を固定して、上記の位置でヒザから重りをつけた糸を垂らしてペダル軸を通る位置となっています。
これを基準にサドル位置を固定します。

ただ、これではサドルの上で少し動いただけでヒザの位置は変わります。
この位置を基準に実際に走って前や後ろにサドルを動かしながら自分のポジションを出していくわけです。

一人ではなかなかヒザから糸を垂らすことはやりにくいので、誰かに手伝ってもらった方がいいですね。

この時でも糸だと糸の動きが落ち着くまでに時間がかかるので、糸の代わりにレーザー水準器を使う方が早くて確実です。

BBからの垂線はレーザー以外では非常にやりにくい

ボトムブラケットからの垂線
ボトムブラケットの中心からの垂線

BBからの垂線を糸に重りをつけたものでやろうとしたことがあります。
ですが非常にやりにくいのでレーザー水準器を使うことにしました。

水準器の決まった位置から糸を垂らし、BBの中心に持っていくわけですがフレームがあるとなかなか糸を垂らすことができません。
フレームに当たってしまいます。

しかも、糸の動きが安定するまでに時間がかかるので非常に時間がかかります。
サドルを動かせば糸が大きく動くので時間ばかりかかってしまいます。

レーザー水準器であれば時間もかからずに正確な数値を出すことができます。
圧倒的に作業時間を節約できます。

また、フレームのリーチの測定などにも使えます。

どんなレーザー水準器がいいのか?

レーザー水準器でロードバイクのサドルセットバック

建築や道路工事など測量で使うものはとっても高いので買えません。
というか、安いものが絶対にお勧めです。

私の持っているものは5千円くらいのものです。
家庭用で測量などには使えません。

利点はレーザーが振り子のようにぶら下がっている状態なので、レーザー水準器のセットは置くだけで大丈夫です。
これが安い家庭用の利点です。

置くだけでレーザーは垂直の位置になってくれるので、設置場所を選びません。
とは言っても、振り子が大きく傾くようなところでは使えません。

測定する自転車も水平にしないといけないので設置場所はそれなりのところでやってください。
自転車の水平も必ずしも水平にはならないので、測定する位置はいつも同じ場所でやるといいですね。
家を建てるわけではないので多少の誤差は許容範囲にしましょう。
もし、きっちりとした数値が出したい場合は、定盤の上でやってください。

垂直だけではなく水平も同時に測れるので、家の壁に棚などを取り付ける時にも役に立ちますよ。

一家に一台レーザー水準器です(笑)

まとめ

フレームのリーチ
フレームのリーチ測定にも使える

サドルの後退量を測定できる測定工具を作ろうとしたこともあります。
構造は簡単なんですが、正確に作る必要があるのであきらめました。

レーザーを使えばそういったものを作る必要がないからです(笑)

サドルの後退量は数値で決めていないと感覚では迷う要素が多すぎます。

なんにでもいえることですが、基準の位置がはっきりしていないと迷うことになります。
基準値を出すにはBBからの垂線が必要なのでこういったレーザー水準器は非常に役に立ちます。

ハンドルの突き出し量やフレームのリーチなど使える部分はかなり多くあります。

簡単に設置でき、作業が早くある程度の正確性のあるレーザー水準器は私がおすすめする測定工具の一つです。
ぜひ使ってみてください。

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