【比較】シマノ STI カンパ エルゴパワーの握りやすいのは?

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ロードバイク乗りで最も感覚的に気になるのがサドルとブレーキブラケットなのではないでしょうか?
サドルは痛みになり、ブレーキブラケットは疲れにつながる部分です。

坂を上る時のダンシングではしっかりと握りこむこともありますよね。

シマノ・カンパニョーロ・SENSAHの3社の太さをそれぞれ比べてみました。

旧製品が主になりますが、参考になると思います。

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【私感】最も握りやすいのはカンパのエルゴパワー!

私の手の大きさは、手のひらをいっぱいに広げたときに親指から小指までの長さは21㎝なので男性の手としても小さいほうではないと思います。

私感で申し訳ないですが、最も握りやすく手にフィットするのは【カンパニョーロ】のエルゴパワーでした。
シマノと比べても感覚的な差は歴然で圧倒的にエルゴは握りやすいです。

その要因となる考察も後に書いておきますので最後まで読んでいってください。

女性が握りやすいのもカンパだと思う

私は男性なので、手の小さな女性の気持ちはわかりませんが、おそらくカンパのエルゴパワーが女性には合うと思います。

ただ、女性でカンパのコンポを使いこなすのは変速調整ができるだけのスキルがないと難しいと思います。

そうなるとシマノということになるのですが、リーチ調整をいっぱいまで狭めればR8000やR7000でも大丈夫です。

最もベストな組み合わせは、Di2でしょうね。

シマノではDi2のブラケットが最も細く感じるので女性にはメカ的な意味(変速のしやすさ)もふくめてDi2 をお勧めします。

油圧ブラケットでは R7000 にもR8000にもショートリーチモデルがあるのに機械式に無いのはシマノさんにも頑張って展開してもらいたい部分だと思います。

シマノ・カンパニョーロ・SENSAHのブラケット円周を測ってみた

シマノ・カンパニョーロ・SENSAH3社のブレーキブラケットの円周です。

小さい数値は前部分の細いところで、大きい数値は根元部分(ハンドルに近いほう)の太さになります。

カンパニョーロ

現行の12速ではありませんのでご注意ください。
旧製品の11速のエルゴパワーです。
ブレーキ及びシフトは機械式です。

レコード12.5cmー15.5cm前後差 3㎝
アテナ12cm-16cm前後差 4㎝

SENSAH EMPIRE

11速のEMPIREです。
12速のProではありません。
ブレーキ及びシフトは機械式です。

EMPIRE14cm-15cm前後差 1㎝

シマノ

現行の11速ではありません。
5800が唯一の11速ですがR7000ではないので現行のものとは差があります。
ブレーキ及びシフトは機械式です。

3500 SORA9速12.5cm-13cm 前後差 0.5㎝
4500 ティアグラ 9速 12cm-15cm 前後差 3㎝
5601 10510速12cm-14cm 前後差 2㎝
5700 10510速13㎝-16㎝ 前後差 3㎝
7800 デュラ10速12㎝-14㎝ 前後差 2㎝
7900 デュラ10速13.5㎝-16.5㎝ 前後差 3㎝
5800 10511速13㎝ー15㎝ 前後差 2㎝
RS505 油圧ディスク 11速 13㎝-14.5㎝ 前後差 1.5㎝

カンパニョーロのエルゴパワーは評判通りの握りやすさ

『カンパのブラケットは握りやすい』という評判はよく聞きます。
【人間工学にもとづいたエルゴシステム】がコンセプトだったかと思います。
調べた中でアテナが最も細い部分とハンドル側の太い部分の差が大きいブラケットになります。
手のひら側はカンパニョーロとして【手の接触面積を広くするため】ということで10速モデルの時よりも15%広く設計してるそうです。

さらに、上部は広く下に向かって細くなってるので手のひらから指先までにかけてしっかりと包み込むことができます。
この構造が【圧倒的な握りやすさ】の感覚なんだと思います。

私感ですが、調べた中ではもっとも握りやすく感じたのがカンパニョーロのエルゴパワーでした。

親指と人差し指で作る輪っかの中にブラケットがちょうどしっくりとくる太さなんですよね。
親指の腹部分に人差し指の先端が触れるくらいの絶妙な太さから、根元に向かって太くなっていくのが握った感じで違和感が無い。

シマノの構造から見える傾向

ブレーキブラケット内に変速機構を内装させたのはシマノのSTIからです。
7400シリーズのマイナーチェンジで91年に世界で初めて変速機構をブレーキブラケットに内装しました。
ST-7401がモデルチェンジ後の品番です。
シマノが世界のコンポーネントメーカとして君臨するきっかけになったのがこのシステムですね。

7401から始まった変速機構の内装(STIシステム)は当時はシフトワイヤーは今のようにハンドルに添わせるものではありません。
シフトワイヤーは触覚のように、ブレーキブラケットの横から出ています。

デュラエースで言えば7401から7800までの 7401・7700・7800とこの3世代はアウターわーやーは外に出ています。

7900からシフトワイヤーはハンドルに添わせることになるわけですが、ブラケット寸法からもこの流れが見えてきます。

7800までのワイヤーが外に出るもののすべては12㎝が外周寸法ですね。

一方、7900以降のワイヤーがハンドルに沿う形になると13㎝からと1㎝ほど太くなっています。
シマノのブラケットが『握りにくい』と不評になったのがちょうどこの頃です。

ワイヤーの巻取り機構の小型化の限界がシマノはここなんでしょう。

11速になって、改善されてるかと思ったんですが、11速の5800でも同じような太さなので【限界】と言えると思います。

電動STIブラケットとの差も持たせたいのかもしれないですね。
『電動ならもっと気持ちよく握れるよ。女性は特に電動にしてね』的な意図もあるのかもしれません(笑)

油圧ブレーキのRS505 は論外

油圧ブレーキのグレードで言えば下位グレードなので比較にはなりません。
マスターシリンダーを内蔵してるのでコンパクト化は難しいと思いますし、デュラエースやアルテグラになるともっと小型化されて握りやすいと思います。
油圧ブラケットはこれからどんどん開発されて小型化されるはずなのでこれからに期待しましょう。

【私感】シマノで最も握りやすいのは 9速ティアグラ!

4500のティアグラがいちばん握りやすいと思います。
サイズは12㎝-15㎝ 
やはり私の手では指先は12㎝がいちばん握りやすいです。

カンパニョーロと違って、どちらかというと寸胴なシマノは同じ太さの16㎝であってもまるで握った感じが違います。
同じ太さでもカンパニョーロの方が形状の違いから握りやすいですね。

もっとも握りにくいのが7900のデュラエースです。
指先も根元も太く、私の手の大きさで握りにくいと思うので手の小さな方は特にそう思うでしょうね。
5700も同じです。

7800もティアグラと同じくらい良いですけど少しだけ細く感じますね。

SORAは指先はいいけど手のひら側が細すぎるので長距離を乗ると疲れます。

SENSAHはシマノ10速よりはいい

指先の太さは最も太く(14㎝)イマイチなんですが、ハンドル部の太さが15㎝と細いのが悪い印象が無い要因なのかもしれません。
太さの差がほとんどない(1㎝)がそう思い込ませるのでしょうか?(笑)
薬指と小指で手のひらを包み込める部分がしっかりと握れるといえばわかっていただけるでしょうか?

まとめ

ブラケットのフィーリングはユーザーがかなり気にする部分だと思います。

ですが、使うコンポのグレードによって仕方ない部分がるので慣れることがいちばんの解決策なんですよね。
シマノの場合、電動化されたブラケットはかなり改善されてるのでブラケット形状もあって電動にされる方もいらっしゃいます。

シフトケーブルを内装式にたことが私の中では流れが悪くなってる気がしますね。
カンパニョーロではできてるんですけどシマノではどうしても1㎝が細くできないってことなんでしょうか。

これからは電動化とディスクブレーキ化が進んでいきます。

今回のブラケット比較はこれからの時代では役に立たないかもしれません。

一度ご自分のブラケットの寸法を測って、自分の手にあったもののサイズを知ることもこれから
コンポ選びで必要になると思います。

おそらくディスクブレーキの機械式シフトは細くなることは考えにくいです。
その点も踏まえて、今日の記事が参考になれば幸いです。

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