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【ガソリン車終了】2030年代でガソリン車の販売禁止 世界からガソリン車の新車が消える

ついに我が日本でもガソリン車の新車販売が禁止されることになりそうです。

ヨーロッパから始まった【ガソリン車販売禁止】の流れが、ついに日本にもやってきました。

本当にガソリン車が無くなって、電気自動車とガソリンエンジンとを併用するハイブリッドになるのでしょうか?

電気自動車へ本格的にシフトしていくと、経済への影響はかなり大きなものになることが予想されます。

自動車整備業である私の周りで想像できることなどを考えてみましょう。

経済に与える影響は大きい 

ガソリン車を作るのには3万点以上の部品が使われています。

一方の電気自動車はガソリン車の1/2から1/3の部品で出来るとも言われています。

1万点から1.5万点の部品で作ることができるということですね。

部品一つ一つを作る工場があり、それを作るまたは工作機械を管理する人がいます。

部品点数が減るということは、こういった設備や人が必要なくなるということになります。

失業者は確実に増えますよね。

経済への影響は計り知れません。

当たり前だったものがなくなる

電気自動車になれば、エンジン・ミッション・マフラーがなくなります。

モーターは低回転でも大きな出力を出すことができ、さらに高回転にもできるのでミッションが必要なくなります。

無段階変速のCVTのようなものは残るかもしれませんが、精密なコントロールは必要なくなり【低速】と【高速】の切り替えだけで十分運用できるはずです。

自動車の変速機であるミッションは、どの国でも作れるというものではありません。

モノづくり大国の中国も作りかけたことはありますが、日本製品ほどの耐久性など性能が出せずに断念しています。

精密機械であるミッションはコピーして簡単に作れるものではないので、日本とドイツがトップレベルにあります。

ミッションが作れない国や自動車メーカーは、電気自動車にシフトすれば苦手な分野がなくなります。

中国が電気自動車に注力しているのは、電気自動車であれば日本やアメリカ、ドイツなどと十分に戦えるからです。

リチウム電池に必要なレアアースも豊富にあるので、電気自動車は中国をさらに加速させる大きな材料になっています。

私の仕事も終了する

私は自動車整備士です。

ガソリンエンジンの資格をもっていますが、ガソリンエンジン車が販売禁止となると、私の資格も停止です(笑)

まぁ、その時の年齢では整備の仕事はやっていないので全く関係ないですが・・・。

ガソリン車よりも電気自動車の方が部品点数が少ないと書きました。

部品点数が少なくなれば、故障も減ります。

モーターは壊れないですし、調整も必要ありません。

壊れたら載せ替えになるでしょうが、ガソリンエンジンの整備士ではなく【電気技術者】の仕事です。

感電死するような作業は知識も設備も技術も私にはありません。

新しい整備の資格が必要になりますが、そもそも壊れないので整備工場も今ほど必要なくなるでしょう。

ディーラーだけでまかなえる量の仕事しかなくなるはずです。

ガソリン車が無くなればオイル屋さんもなくなる

あなたの車はオイル交換していますか?

きちんとオイル交換しないとダメですよ。

なんて言うことも電気自動車ではなくなります。

そもそもオイルは必要ないですから。

エンジンオイルはもちろん、オートマチックオイルやギヤオイルもなくなります。

ブレーキオイルはなくならないかもしれませんが、1リットルほどのブレーキオイルでの利益などたかが知れています。

しかも、3年や5年は十分使えます。

回生ブレーキを使うことになるので、ブレーキだってほとんど使わないのが電気自動車です。

車を停止させるためにブレーキパッドは必要ですが、今のハイブリッド車でも新車から廃車まで無交換というのはよくあることで、5万キロから7万キロで交換していたブレーキパッドも交換することはなくなるでしょう。

電気自動車の交換部品を想像してみる

ガソリンエンジンと電気との併用で走るハイブリッド車であれば、交換サイクルは長くなりますが、ガソリン自動車と変わらない交換部品が考えられます。

では電気自動車の交換部品を考えてみましょう。

  1. ワイパーゴム
  2. タイヤ

以上です(笑)

モーターやリチウム電池の冷却用クーラントもあるかもしれませんが、たぶん無交換だと思います。

これだけで整備工場の経営が成り立つはずはありません。

2030年台半ばまでの自動車業界の流れ

多くの国が2030年代でガソリン車の販売を禁止していきます。

自動車メーカーは、ガソリン車を売れなくなるので、それまでに電気自動車やハイブリッド車を作らなければなりません。

販売できないガソリン車に今以上の開発費を投入すると思いますか?

しませんよね。

ガソリン車は現状の技術で継続販売しつつ、技術開発は全力で電気自動車やハイブリッドになります。

新車の流れも【販売禁止】を待たず、徐々にガソリン車自体が消滅していくでしょう。

2030年を待たずに、消費者が選ぶことができるのは電気自動車かハイブリッド車の2つしかなくなるはずです。

ガソリン車の新車が買えるのもあと数年なのかもしれませんね。

ガソリンの価格が気になる

電気自動車ではガソリンを使わないので、ガソリンスタンドに行くことありません。

ハイブリッドも、ガソリン消費が少ないのでガソリンスタンドに行く回数はかなり減ります。

2030年代で【新車】の販売を禁止しているわけですから、まだガソリン車は走っているでしょう。

しかし、ガソリンの使用料が減ればガソリン価格が高騰するんじゃないでしょうか。

現在130円くらいで売られているガソリンが300円とかになったら、それでもあなたはガソリン車に乗り続けますか?

私は買い換えるか、自動車に乗る回数を減らすかのどちらかにします。

ガソリン車の廃止がオートバイまで広がらないのであれば【スーパーカブ】を買って【カブ主】になるかもしれません(笑)

こうして徐々にガソリン車が追い込まれていく世界がきそうなイメージです。

充電設備がボトルネック

電気自動車になって問題になるのが充電設備と充電時間です。

ガソリンであれば5分もあれば燃料は満タンになり400キロ以上の走行が可能です。

ハイブリッドであれば、1000キロ近い走行も可能かもしれません。

電気自動車の場合、自宅で充電するのには充電設備を作らなければならないのですが、その費用を車の買い替えのためにできるのかと思います。

今は、インフラとしての充電設備も『道の駅』などにありますが、ガソリンスタンドほど身近にあるわけではありません。

国として充電設備を増やすことが電気自動車の普及には大きく影響します。

また、充電時間も問題です。

急速充電では80%の充電量までの充電になるのが今のシステムですが、それまでに要する時間がガソリンのように5分ではできません。

先に充電中の車がいた場合、終わるまで待つことになります。

待たなければ電欠(笑)

ガソリン車がガス欠をした場合はガソリンを運べば解決しますが『電欠』は車自体を充電設備まで運搬移動するしかなくなります。

まとめ

日本政府が2030年半ばを目標に『ガソリン車の新車販売禁止』を検討し始めました。

販売禁止になれば今の自動車業界が大きく変わります。

私のような自動車整備士は必要なくなり、変わって電気自動車整備士という新しい資格ができてくるはずです。

国としては充電設備などのインフラを整える必要があり、購入するユーザーは自宅に充電設備を新設する必要もあります。

電気自動車を動かすための発電も、化石燃料から自然エネルギーや原子力に大きく変えていくのでしょう。

税金でどのくらい補助できるのかなど、これから決めていくことは多いのですが、2030年にできなくてもいずれ自動車は電気に必ずなるでしょう。

ガソリン車の新車販売が禁止になったとしても、ガソリン車が禁止になるわけではありません。

しかし、ガソリン価格が大きく変わるなど、ガソリン車にとってはつらい時代になると思います。(税金も上げられるでしょう)

いずれにせよ、自動車業界はこれから10年で大きな変化が生まれるのは間違いありません。

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