FIAT500 パワーウインドウレギュレーター修理 【コツを解説】

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FIAT500 パワーウインドウレギュレーター修理 【コツを解説】

フィアット500のパワーウインドウレギュレーター交換をしたので作業の流れを記事にします。

ネットでは「レギュレーターにガラスを固定することが難しい」というレビューを見かけますが、簡単にはめ込むコツも紹介させていただきますので参考にしてください。

作業の流れといいつつも、画像はかなり少なめです。

作業の難易度としては簡単な部類に入りますが、内張りを取り外すことが力業なのでケガをしないようにしてください。

作業時間は30~40分あればできると思います。

内張りを外すポイント カバーの破損注意!

ウインドウレギュレーターを交換するためには、ドアの内張りを取り外さなければ作業はできません。

内張りは4㎜の六角レンチと、プラスチックのヘラとプラスドライバーがあれば取り外すことかできます。

内張りは4㎜のHEXボルト3本で固定されています。
HEXボルトは、ドアの開閉レバーのカバーと、ドアの取っ手の部分のカバーを外せばボルトが見えます。

開閉レバーのメッキカバーは3カ所の爪でハマっているだけです。
後ろ側の爪が少し硬いので、レバーの前側からスキマに内張り用のプラスチックヘラなどを入れて起こせば浮き上がってきます。

さらにドアの取っ手部分の黒いカバーの下に2本のHEXボルトがあります。

スキマがほとんどない状態なので、小さなマイナスドライバーで隙間を作る必要があるかもしれません。

下側は爪が差し込んであるので、起こそうとすると割れてしまいます。
必ず上側を起こすようにしてください。

3本のHEXボルトを外せば内張りはドアにピンで止まっているだけです。

周囲を引けば取り外せます。
かなり固いですよ。

ドアロックレバーが内張りに3本のビスで止まっています。
プラスドライバーで取り外しましょう。

この部分は、ワイヤーが外せればその方が後の作業が楽にできます。
ハマっているだけなのですが、無理をすると割れてしまいそうなので私はレバー本体を内張りから取り外しました。

ドア裏のパッキンシートは接着をカッターで切る

ドア裏には発泡のパッキンシートがはられています。

国産などはビニールシートなのですが、フィアット500は発泡シートでした。

固定はブチルテープなので、カッターナイフで切りましょう。
組み付け時は、両面に残ったブチルがくっつくので再利用は可能です。

一か所ピンで固定されていますが、このピンは抜けません。
壊せば抜けますが、再利用は不可です。

なので必要な部分に手が入る状態での作業になります。

レギュレーターを交換しよう

ウインドウレギュレーターは10㎜のナット3本で固定されています。

ウインドウとレギュレーターの固定は、クリップで止まっているだけなので、ここで必要な工具は10㎜のソケットだけで作業はできます。

まず、3つのナットを10㎜の工具で取り外します。

レギュレーターからガラスを取り外します。
クリップで止まっているだけなので、簡単に外せます。
作業がしやすいように、見える位置までガラスを下げて作業しましょう。

ガラスをガムテープなどで固定しておけば、レギュレーターを取り換える時に落ちてこないので安心ですよ。

パワーウインドウモーターの配線を取り外せばレギュレーターを取り外すことができます。

この構造なら壊れるのが普通

レギュレーターのゴムマウント

上の画像のゴムマウントにガラスがのっています。
たったこれだけのマウントでガラスをささえているので、少し力がかかると割れてしまいます。

一個なくなっていますが、ガラスからレギュレーターが外れたことによって押さえるものがなくなったためです。

レギュレーターのレール部分
レールが折れています

レギュレーターとガラスはこのレール部分で保持されています。

ガラスが動いているときの力はここの部分で受けています。

ガラスがまっすぐ動けば大きな力はかからないでしょうが、少しでも斜めに力がかかればプラスチックでできたレールは割れてしまいます。

組み付けは国産以上に簡単 ガラスをはめるコツ

分解と逆の手順でレギュレーターを取り付けます。

フィアット500のレギュレーター交換は『持病』のようなもので、ネットには情報がかなりの量があります。

その中で作業の難易度が高いと言われているのが「レギュレーターのマウント部分にガラスがはまらない」ということです。

中には「パンタグラフジャッキを使ってはめた」とか言うのもありますが、そんなことをしなくても簡単にハマるので安心してください。

ではどうやってはめるのか?

レギュレーターのクリップ位置とガラスの位置をきちんと合わせます。

その状態で、ガラスの上部を手で叩きましょう。

少し強めに手のひらで『ドン』と叩けば簡単にハマります。

画像の中のゴムマウントを圧縮するだけの力が必要なので、ゆっくりとした力では押しつぶせません。

瞬間的な力であれば簡単につぶせるので『手のひらでドン』です。

工具や硬いもので叩くとガラスが割れてしまうので道具を使ってはダメです。

純正と社外品では価格が大きく違う

フィアット500の純正レギュレーターの価格は 税別 20.700円 です。

高いですよね。
外車だから仕方ありませんが、社外品ならネットで手に入れることができます。

1/4くらいの価格で販売されています。

これをどうとらえるかはオーナーの判断ですが、純正品ですら取り付け部分に不安があるのに社外品で大丈夫なのかとも思います。

できれば純正品を使いましょう。

社外品のガラスとの取り付け部分はタイラップで巻き付けるだけというものもあるようです。
構造上は粗悪品レベルですね。

タイラップが切れればタイラップの交換で使用可能になるということも言えるかもしれませんが、取り付けてすぐに壊れることも考えられます。

長く乗るつもりが無ければ社外品でもいいと思いますが、せっかくの愛車なので純正品を使いましょう。

まとめ

フィアット純正ウインドウレギュレーター
純正品です

フィアット500のウインドウレギュレーター交換を記事にしました。

内張りを取り外す様子などはググればたくさんヒットするので、わからなければググってください。

今回記事にしたのは『レギュレーターにガラスがはまらない』ということで作業難易度が上がっている記事を見たからです。

実際の作業では、全く苦労することなくはめることができました。
『手のひらでドン』で必ずハマります。

ガラスの角は手のひらで叩いたくらいでは割れませんが、固い工具などで叩くと簡単に割れてしまいます。
道具は使わないように。

ちなみに、ガラスの固定部分だけでは部品は出ません。
レギュレーターASSYでの部品設定ですので、定価 20.700円 というのも納得です。

壊さないメンテナンスといえるかどうかわかりませんが、ガラスの周りのレールのチャンネルゴムの潤滑を切らさないことです。

シリコンスプレーでもいいですが、雨ですぐに流れてしまうのでワコーズのフッ素オイルがおすすめです。

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