【車の配線】接触不良を絶対におこさない配線の2つの接続方法

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私は自動車の整備のほかに電装修理を5年ほどやっていました。
自動車の電装トラブルの元である配線の接続における接触不良を防ぐテクニックをお伝えします。

この配線のつなぎ方をすれば接触不良はおこりません。
私はこの接続方法で接触不良または、配線の『抜け』や『外れ』をしたことは1件もありません。
トラブルゼロなのでぜひ覚えてトラブルを防いでください。

動画も用意していますので、この記事を最後まで読んでいただければ配線のつなぎ方はプロと同じようにつなぐことができます。

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配線をつなぐということ

配線をつなぎたい作業には2種類あります。
以下の2種類ですね

  1. Aという配線とBという配線をつなぐ
  2. Aという配線の間にBという配線を割り込ませる

1 の場合「こより」のようにAとBの配線をクルクルと巻き付けるやり方をしている方をよく見ます。
これでは力がかかった時にほどけてしまって抜けますね。

2 の場合は、Aの配線の途中の被覆を剥いた部分にクルクルと巻き付けるやり方をよくしている場合があります。
これも力がかかればすぐに外れます。

トラブルゼロの配線のつなぎ方をご覧ください。

AとBをそれぞれつなぐ

配線を延長したいとか、余ったオーディオ配線につなぎたいという場合です。

まず、AとBの配線のつなぎたい部分の被覆を剥きます。
長さは2~3㎝くらいが作業しやすいと思います。

AとBをお互いにクロスさせます。
その状態から配線を真下(180度)に曲げて、下側でクルクルとコヨリを作ります。

これだけで配線は引っ張っても抜けません。
力いっぱい引っ張ったらもちろん外れますけど、普通に使う力では絶対に外れません。

Aの途中にBを割り込ませる

おそらくこれがいちばん求められるつなぎ方なんじゃないかと思います。

ETCを取り付ける時の電源とか、ナビゲーションを取り付ける時の【車速センサー】【サイドブレーキ】などでは車両側の配線に割り込ませることになります。

Aの配線(車両側)の途中の被覆を剥きます。
ニッパの力加減が少し難しいと思いますので、いらない配線があったらそれで練習してください。
また、なかなかできない場合は、カッターなどで少しづつ被覆を切りながら剥きましょう。

切ってしまったら補修でまたひと手間かかってしまうのでここだけは注意して作業しましょう。

配線の途中を剥くことができたら、銅線の真ん中あたりで2つに分けます。
穴を開けるカンジです。

その穴にBの配線を入れてAの配線に巻き付けましょう。

これで配線が抜けることはありません。
ただ、 1 のつなぎ方に比べると大きな力で抜けやすくなってしまいますが、過去に抜けた経験はないです。

巻きつけたBの配線がAの配線が広がるのを防ぐために、通常の使い方で抜けることは絶対にありません。
Bの配線をAに通すためにコヨリを作ってますが、コヨリ状にしないほうが強度が出る印象はあります。しかし、作業がやりやすいのはコヨリ状で入れるほうです。

何もない机上では作業がやりにくいということはありませんが、車上で作業をやる場合はAの配線の自由度がかなり限られるのでコヨリにしてからの方が絶対にやりやすいですよ。

配線をつないだ後の処理

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ビニールテープを使ってもいいんですが、ビニールテープは熱に弱く夏の車内温度で接着が弱くなって剥がれてしまう場合があります。(「糊が沸く」と言います)

できるだけビニールテープは使わないほうがいいですね。

【熱収縮チューブ】または【自己融着テープ】を使いましょう。

今回は熱収縮チューブをつかって実演しています。

熱収縮チューブには配線に合わせた太さというものがあります。
今回手持ちの熱収縮チューブは 4φ (4㎜径)なので少し太いです。
配線の太さに合わせて用意してください。
ホームセンターには必ず置いてあるので手に入らないものではありません。

配線をつなぐ前に適当な長さで配線に通しておきます。

1 の場合はどちらかの配線に通しておきましょう
2 の場合は車両側の配線は切れてないので割り込ませる側(ナビなど)に熱収縮チューブを通しておいてからつないでください。

配線をつないだら熱収縮チューブを接続部分にかぶせます。
そのあとでライターなどで熱を加えると縮んでいきます。
ライターの火を使う時は気を付けてくださいね。
短時間で終わらせないと燃えてしまいます。
本来【熱収縮チューブ】は工業用ドライヤーやハンダごてで熱を加えるモノなのでライターを使うのはイレギュラーな使い方です。

2の場合は少し曲げて熱収縮チューブに通すので 車両側の配線の長さに余裕がないとできません。
もし長さに余裕が全くない場合は、ビニールテープか自己融着テープで保護します。

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配線の接続はハンダ付けが大原則です

こういう接続方法をご紹介しても『ハンダ付けの方が間違いないし確実』と思われますよね。

私もそう思っていますので、ハンダ付けをしてください。
私もハンダ付けを極力やるようにしています。

特に車両側の配線の重要度が高い部分(コンピューターユニット)にはハンダ付けを必ずするようにしています。(つなぎ方は同じです)
また、車両側の配線が細い場合もハンダ付けしますし、配線に傷をつけてしまった場合も補修の意味でハンダ付けします。

二度とアクセスしないであろう場所の配線作業もハンダ付けですね。
例えばダッシュボードを外した時とか、エンジンが降りてるとき時の車両側やエンジン側の配線作業の場合です。
多くは事故車なので一般の方はやらない場所ですね。

ハンダ付けが配線接続においては基本です。

でもハンダやハンダごてを皆さん持ってるわけではないんですよね。
それにハンダごてで室内を焦がしてしまう方もいるので、ハンダを使うのもかなりの注意が必要です。

前にも書いたように、この接続の仕方でトラブルは一件もありません。
ほどけて外れたということもありませんし、もちろん接触不良もありません。

ハンダ付けほどの強度と100%の確実性は無くても、手軽に誰でも確実に作業ができるこの方法をお勧めします。

エレクトロタップは絶対に使ってはいけない

ETCやナビゲーションなどのアフターパーツを買うと必ずついてくるのが【エレクトロタップ】です。
これは絶対に使ってはいけません。
トラブルの元です。

エレクトロタップの外観
これがエレクトロタップです

よく『○○の調子が悪くて使える時と使えない時がある』という電装品の修理依頼があります。

原因を探すと多くはエレクトロタップでの接触不良です。
なのでこういう相談を受けたときにはエレクトロタップを探せば問題解決するので簡単といえば簡単なんですが、プロの仕事でこれを使ってる場合があるんですよね。
特に量販店ですが(笑)

エレクトロタップは配線の被覆を金属の刃のようなもので切り裂いて、その刃で2本の配線に電気を流します。

エレクトロタップの問題点
危険な取り付け方法です

ナニがダメなのか?画像を見て頂くとわかると思います。

エレクトロタップでのトラブル原因
これがトラブルの原因です。

エレクトロタップは被覆だけを狙って切らないんですよ。
元の配線も切っちゃうんです。

これが原因でトラブルが起きることが多くなります。
絶対にトラブルが起こるわけではありませんが、トラブルになる可能性はかなり高いですね。

振動でエレクトロタップ部分が動くとか、その配線に触ることが多い(オーディオ部分)などではトラブルになりやすい印象です。

割り込ませるのに一番多いのが車速センサーなどのコンピュータ部分では絶対に良くないです。
トラブルになった車両のエレクトロタップ部分を引っ張ると配線が切れるというのもよくあります。。

そういった理由からにエレクトロタップを使うことは避けるべきです。

まとめ

割り込ませたり配線をつなぐ場合は簡単に外れない方法で作業する
できるだけハンダ付けをする(はんだ付け最強)
エレクトロタップは絶対に使ってはダメ
被覆の保護はビニールテープより熱収縮チューブを使う

この配線のつなぎ方を覚えておけばエレクトロタップを使う理由はなくなりますね。
それによって後付けパーツによる電装系のトラブルを防ぐことができます。

ほかにも配線のつなぎ方はあると思います。
あとからトラブルにならないつなぎ方であれば配線は電気を流すだけの役目なので良いと思います。

一つの方法だと思って参考にしてください。

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