【キットバイク】中華ゴリラの予防メンテナンス テンショナーブッシュ交換

中国製のオートバイを知っていますか?

中国製でホンダの名車モンキーのコピーっぽいやつを作って販売しています。
タンクがモンキーっぽい形なら中華モンキー(通称)と言われ、ゴリラの9Lの大型タンクになると中華ゴリラ(通称)と言われています。

「さすが中国製!」で、いろいろ初期メンテナンスが必要だったりします。

今回はチェーンテンショナーのガイドブッシュを交換しました。
ネットでは「割れるから交換しろ」って情報があったので、予防整備としての交換です。

オイル交換と同時にやっちゃいます。
ボルトを一本外すだけの簡単作業なので、キットバイクをお持ちの方は参考にしてください。

テンショナーを外すとオイルも抜けるからオイル交換と同時作業がおすすめ

オイルのドレンボルトとテンショナーボルト
オイルのドレンボルトとテンショナーボルト

テンショナーを外すとエンジンオイルが抜けてしまいます。
なので、オイル交換と同時作業をしてください。

私も部品はずいぶん前から取り寄せていたのですが、オイル交換したばかりだったので先のばしになっていました。

オイル交換時期が来たのでサクサクっと交換しちゃいます。

エンジンオイルを抜いてブッシュを交換

エンジンの下にオイルを抜くためのドレンボルトがあります。
17㎜のメガネレンチなどで緩めて外しましょう。

廃油受けは忘れないようにしてください。
0.7Lくらい出てきますよ。

その後テンショナーを外します。
廃油受けが大きければ同時作業でもいいですが、小さければ別々に作業しましょう。

ほぼオイルは抜けてるので多くは出てきませんが、きちんと廃油受けを使ってください。

テンショナーボルトを外します。
14㎜のボルトです。

意外と長いスプリングが入ってるので気を付けてくださいね。
ボルトが外れたときにビヨ~~ンと出てきます。

テンショナーロッド
テンショナーロッド

その後、テンショナーのロッドが出てきますが、スプリングを抜いた時に出てこずにオイルで内部に貼りついてるかもしれません。
しばらくしたらポロッと落ちてくると思いますが、もし出てこなければ磁石か何かで引き抜きましょう。
今回はスプリングを外して約30秒後に落ちてきました(笑)

テンショナーロッドの先端についているのがブッシュです。

取り外した中華製のブッシュ
中華製のブッシュ

中国製のゴム製品はすぐにボロボロと劣化してしまいます。
国産と比べると柔らかさが段違いです。

このブッシュも国産と比べるとかなり固いので、ネットの情報で「割れるぞ!」っていうのも間違いなさそうです。
オイルに浸かってる部分なので耐油性があるかどうかというのも怪しいですね。

ブッシュはロッドから引き抜けば簡単に外れます。

新品と交換して元に戻せば完成です。

間違ってもテンショナーを外してるときにエンジンをかけたり、キックを踏んだりしないようにしてくださいね。
タイミングチェーンなので、タイミングがずれてエンジン不調や最悪は壊れてしまいますよ。
テンショナーを外してそのままつけるだけならタイミングがずれることはないので大丈夫です。

オイルを入れることも忘れずに。
私は安心のワコーズを使っています。

部品はホンダモンキーの純正部品と同じ

ホンダ純正テンショナーブッシュ
ホンダ純正 テンショナーブッシュ

中華のキットバイクですが、部品はホンダのモンキー(Z50)と同じものが使えます。

品番 14566-086-030

価格は忘れましたが数百円だと思います。

ホンダ モンキーなどでは「割れた」という話は聞かないので、一度交換しておけば以後はノーメンテナンスでいいはずです。

キットバイクのほとんどはモンキーの部品が使える

中華でよくあるコピー品なので、基本パーツはモンキーなんですよね。
なので、部品の入手に困ることはありません。

ただし、エンジンは全く違います。

モンキーが Z50 の50㏄に対して、キットバイクは125㏄です。
メーカーは Loncin (ロンシン)。
ピストンなどメインの部品はモンキーの部品とはまるで違うので使えません。

ボディーパーツはモンキーのもので流用できます。

とは言っても、キットバイクはモンキーではなくカスタムしてあるので、モンキーの純正パーツを使うことはまずないでしょうね。
壊れたらカスタムパーツを使った方が安く仕上がります。

キットバイクは 約10万円 と激安

ヤフオクなどでも探せばたくさん出てきます。
そのほとんどがコピーなので、すでに製造されていないタイプのカスタムバイクが手に入ります。

ただ「さすが中華」って部分が多くあって、メカにはある程度詳しくないと扱いきれないと思います。
情報はたくさんあるので、壊れてもどうにかなりますが、全くメカに詳しくないとかなりてこずりますよ。

例えば、配線のキボシ端子はすべてやり直す必要があります。
端子のカシメは素人以下の作業なので使い物にはなりません。

先日あったトラブルは「ウインカーがつかねぇ」でした(笑)
原因はウインカーリレーに水が浸入してたことによるものです。
分解してコーキングで防水してからはトラブルの再発はありません。

こういうポイントを押さえたメンテナンスが中国製のバイクには必要になります。

また、各部のボルトやナットの締め付けもいいかげんなので、一度すべてのボルトナットをゆるめて締めなおすことも重要です。

まとめ

チェーンテンショナーのガイドブッシュ交換の方法を解説しました。
ブッシュが割れても、チェーンテンショナーレールがチェーンを押さえてるのでエンジンが壊れるということはないと思います。

とは言っても「割れるぞ」と言われてるものを放置しておくのもどうかと思うのでキットバイクにお乗りの方は交換してください。
新型ウイルスで外出ができないでしょうが、一人でメンテナンスするのであれば感染することも感染させることもありません。
こういう時にこそメンテナンスをして、自粛期間が解除されたら思いっきり楽しみましょう。

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