人と同じものを使いたくない。
せめてオリジナル塗装で個性を出す!
シマノ SORA BR3500 シルバーは塗装仕上げのシルバー。
塗りのシルバーって安物っぽく見えるんですよね。
4500のティアグラはシルバーアルマイトなので、低価格でもそれなりの質感があっていいんですけど。
まぁ、SORAは安物なのでそれなりに見えてるのである意味正解なんですが・・・。
どうせ塗装のシルバーなら、オリジナルで塗装しちゃった方が気分も上がるってものです。
安物なので失敗してもイタくないです(笑)
とっておきのアストロフレークのシルバーでギラギラ塗装しちゃいましょう。
アストロフレークを使ったフレーク塗装方法
アストロフレークって知ってますか?
知らないですよね(笑)
着色したアルミを細かい粉にしたものがアストロフレークです。
平成のバブルのころ、ギラギラのラメ塗装に車を全塗装するのが流行ってました。
アストロフレークは赤とかオレンジ、ブルー・グリーンなど何色かあって、同じ色の塗料に混ぜて塗装します。(私が持っているのは9色)
細かく粉状にしてあるといっても、塗装のガンスプレーに入れるとノズルが詰まってしまうので、1.8㎜のような大きなノズル径のガンスプレーを使います。
今回のようにフレークガンを使って塗料の上に吹き付ける方法で塗装することもできます。
フレークガンを使うと、吹き付ける量が多くなるのでギラギラがマジでギラギラになっちゃいますね。
塗料に混ぜて使うと無駄がないですが、フレークガンはパウダーを吹き付けるのでかなり無駄が出ます。
キャリパーはすべて分解して塗装の下地処理
ブレーキキャリパーは分解して塗装します。
汚れたら洗車していつもきれいにしているつもりでも、リンク部分など分解すると砂などがビッシリと入っています。
中性洗剤を使って洗い、サンドペーパーでアシ付けをします。
アシ付けは600番くらいのペーパーをあてておけばいいですね。
細かい傷をつけることによって塗料の食いつきがよくなって塗装のハガレが起きにくくなります。
アシ付けをしたら水洗いをして、ワックスオフで油分をふき取れば下地処理は終わりです。
ベース色はアストロフレークと同じ色のシルバー
小さなパーツであれば、アストロフレークだけで塗装することもできます。
これは私のハンドルですが、名前をアストロフレークで塗装したものです。
おしゃれでしょ(笑)
今回はシルバーのアストロフレークを使うので、ベース色も同じシルバーを塗ります。
じつは、シルバーも細かいフレークが入った塗料なので、粒子の大きさでギラつき加減が違います。
今回のシルバーは最も粒子が大きいものを使います。
1㎜ノズルのガンスプレーでギリギリ塗れるシルバーです。
これだけでもかなりギラつきますが、さらにアストロフレークでギラギラさせちゃいますよ(笑)
シルバーを塗ったらアストロフレークを吹き付ける
ベース色のシルバーは接着剤の役割をします。
シルバーを塗ったら、乾燥する前にアストロフレークを吹き付けます。
吹き付ける量によってギラつきが変わりますが、今回は遠慮なく・・・(笑)
画像のようにギラギラになりました。
さらにこの上からクリアーを2度重ね塗りしています。
フレークが大きいので、表面がざらついてしまうため、厚めのクリアーが必要になるんですね。
フレークガンは【パウダーブローガン】を使っています。
少し改造が必要だったりしますが、フレークガンを使えば大きなパウダーでも吹き付けられます。
フレーク塗装にはおすすめです。
フレーク塗装は缶スプレーでもできる
フレーク塗装なんてプロじゃないとできないよね
フレーク塗装は意外と簡単で、見た目のインパクトもあるのでお勧めです。
プロの機材がないとむつかしいと思っていませんか?
缶スプレーを使ってもできます。
というか、塗料が乾くのは缶スプレーのほうが遅いので、フレーク塗装は缶スプレーの方がやりやすかったりもします。
でもフレークガンがないとできないでしょ
フレークパウダーを吹き付けるのもフレークガンがなくてもできます。
少し無駄が多くなりますが、紙の上にフレークを出して、塗りたいものに向かって息で吹き付けるんです。
近いとかたまりになってしまうので、少し距離をおいて「フゥ~~~~~」とやればOK。
プロ用の塗料でフレークガンを使うと、エアーと一緒に吹き付けるので、塗料が乾いてしまってフレークがくっつかないことがあります。
缶スプレーのように、硬化剤の入っていない塗料のほうがフレーク塗装はやりやすいですね。
缶スプレーのメタリックで物足りない方は、一度やってみてはいかがでしょう。
フレークパウダーも通販で手に入るのでぜひ挑戦してみてください。
フレーク塗装のまとめ
アストロフレークという着色されたアルミパウダーを吹き付けるカスタム塗装をしました。
ベースの色が乾く前に、パウダーを吹き付ければ塗料が接着剤の役割をします。
その後、クリアーを吹き付けて乾燥させればOK!
今回のように塗料に混ぜずに吹き付けると、表面はパウダーで少しザラついてしまいます。
クリアーを厚く塗らないと、少しつや消しのような仕上がりになります。
でも、光が当たるとギラギラとまぶしく光が散るので、後ろを走る方は『おっ!』って思うでしょう。
アストロフレークなどを使った塗装は、塗りムラとかあまり関係ないので神経を使わなくていいですよ。
人とは少し違ったカスタムバイクにしたいという方は、フレーク塗装やラメ塗装はおすすめです。
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