【ロードバイク】シマノチェーンの長さの決め方及び交換方法

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ポイントを覚えれば簡単なチェーン交換

チェーン交換するときは新品チェーンを切って長さを決める必要があります。

難しい作業ではないので作業の流れを記事にしましょう。

シマノ製品での作業

今回はシマノ製品での交換方法です。

カンパも基本的には同じような感じですが、長さを決める基準が少し違います。

多くのユーザーはシマノだと思うのでぜひ参考にして挑戦してみてください。

必要な工具

多くを必要としません。

チェーンカッターがあればOKです。

高いものではなくても良いのでできればシマノの純正工具をお勧めします。

今回は シマノの TL-CN27 を使って作業します。

10sまでのチェーンカッターですが11sでも使えます。

古いチェーンを切ります

自転車に取り付けてある古いチェーンを切りましょう。

チェーンカッターへチェーンをセットして 矢 と言われるピンでチェーンピンを押し出して切ります。

工具のチェーンをかける位置は画像を参考にしてください。

間違えると工具を壊してしまいます。

ななめにチェーンがかかってたりすると矢を折ってしまうので注意が必要です。

ハンドルを時計方向に回すとピンを押し出します。

はじめは少し硬いですが、パチッって動き出せば簡単に切ることができます。

新しいチェーンを用意する

リヤのカセットの大きさで少し長さの決め方が変わります。

以下は11-28tなどのワイドギヤでの長さの決め方となります。

この組み合わせのカセットが今の主流なのでこれを基本と考えてください。

12-25tは終わりの方で説明します。

新品チェーンは必ず長いので長さを決めて切らなければなりません。

長さの決め方は・・・

フロントチェーンリングはアウター(外側の大ギヤ)

リヤのカセットスプロケットはインナーギヤ(内側の大ギヤ)

この組み合わせでチェーンをかけます。

リヤディレーラーには通さないで、単純に最大ギヤ同士をチェーンでつないだ長さに2リンク足した長さが適正な長さになります。

チェーンを2コマ足して切る

上の画像の下側のピンにマークが有る部分で切ります。(私がつけたマークです。 はじめからあるわけではありません)

これが2リンク足した長さということです。

画像のようにアウターリンクとインナーリンクが重なる状態であれば2リンク足せばアウターとインナーの組み合わせでつなぐことができますが、アウターリンク同士やインナーリンク同士だとつなぐことができないのでその場合は1または3リンク足した長さでつなぎます。

1リンクだと短い場合が多いので3リンク足せばOKの場合がほとんどです。

新品チェーンを切ります

チェーンを切る場合、インナーリンク側を残す場合とアウターリンク側を残す切り方がありますが、切るのはアウターリンクを切ってインナーリンクを残します。

画像上の部分で切って下のようになります。

切った新品チェーンの反対側はアウターリンクが残ってますのでこれでつなぐ準備ができました。

リヤディレーラーのチェーンの通し方に注意してください

リヤディレーラーの二つのプーリーだけにチェーンがかかるようにきちんと通してください。

ケージにきちんと通さずに、チェーンとケージが接触するミスをうっかりとやってしまう場合があります。

上側のプーリーは前側から通して、下側のプーリーは後ろ側から通します。

チェーンは表と裏があり方向がある

チェーンには表側と裏側があります。

表側には SHIMANO とかブランド名などが刻印されます。

必ず刻印のあるほうを外側にして取り付けてください。

アウターリンクに変速しやすいように加工してあるので間違えると変速性能に多少の影響が出るかもしれません。

つなぎ方も、チェーンの進行方向はインナーリンクで後ろ方向はアウターリンクになります。

これは強度に関することなので間違えないでください。

チェーンの上側につなぎ目があるとインナーリンクが前で下側にあるときはインナーリンクが後ろにあるのが正しいつなぎ方です。

簡単な考え方としては『内側のリンクで引く』と私は覚えてます。

アウターリンクで引くとアウタープレートが外に広がるように力がかかるのでチェーンが切れる原因になります。

アンプルピンをチェーンカッターで圧入する

フロントディレーラーはインナー側にしておきましょう。

このほうがチェーンをつなぎやすいです。

チェーンリングにチェーンをかけてしまうとチェーンが張ってつなぎにくいので、チェーンをチェーンリングから外してやります。

その際、フレームに傷をつけないようにウエスなどで養生することとクランクを回したりせずにチェーンをつなぐ作業だけするようにしてください。

不意なことでフレームに傷をつけます。

チェーンを保持するホルダーと言うのもありますが、つなぐための作業だけなのでこの方法で十分作業はやりやすいはずです。

アンプルピンはチェーンに同封されてます。

クイックリンクと言うものもありますが、簡単に着け外しができるのでできればピンタイプをお勧めします。

クイックリンクの作業はまた別記事にしますね。

画像のようにアウターリンクとインナーリンクをつないだ部分にチェーンピンを差し込みます。

テーパー状になって差し込みやすくなってるほうから入れます。

チェーンカッターをセットして、切ったときと逆の要領でピンを押し込みます。

チェーンカッターに伝わってくる感触ははじめ少し固く途中で軽くなり最後にまた固くなります。

途中で軽くなる部分はアンプルピンがインナーリンクを通るところなので軽くなり、はじめと最後の固くなる部分はアウターリンクにチェーンが圧入される部分なので抵抗があって固くなります。

アンプルピンを適正な位置まで圧入します。

隣同士の初めからつないであるピンの出っ張り具合と見比べながら圧入します。

イメージとしては、元のチェーンピンよりも少し出っ張る感じです。

これはあとで調整できますから、ある程度圧入したらテーパー状になった裏側にあるアンプルピンを折ってしまいましょう。

アンプルピンの圧入深さを決める

圧入したアンプルピンの長さを表と裏で同じくらいにします。

表側から圧入が足りなければもう少し圧入し、入れすぎてたら裏側から押し戻します。

慣れてくれば少し多めに圧入して裏側から押し戻すと圧入した時にできるチェーンの動きの渋さを解消できます。

アンプルピンが均等に圧入できたらチェーンの動きの渋さをとります。

圧入してるので動きが渋い

チェーンが曲がるほうに抵抗なく動けば問題ないので何もしなくても大丈夫です。

動きが渋い場合は、リンクピンでつないだ箇所を、少し横方向に捻って渋さを取ります。

あまり強くやると本当にねじれてしまうので渋さの様子を見ながら軽く動かしてやるとすぐに渋さが取れるはずです。

『ロードバイクトラブル チェーンが切れた時の対処法』に動画があるので参考にしてください。

チェーンは洗わないで新品はそのまま取り付ける。

新品チェーンを洗って取り付けるのも間違ってはないですが、私は洗わずに取り付けます。

洗う場合は、グリスをきれいに洗い流しチェーンオイルをしっかりと染み込ませて使用してください。

新品時の初期馴染みを良くするために普段より少し多めのチェーンオイルをつけた方がいいと思います

メーカーが組むときには潤滑と防錆のためにオイルではなくグリスを塗ってます。

オイルよりも高負荷高加重に耐えるのがグリスなので初期はそのまま使って200kmほど走ったあとで洗浄してチェーンオイルをさします。

はじめはグリスなので動きが重く感じるかもしれませんが、使ってる間にグリスが柔らかくなり初期馴染みが出るので心配いりません。

チェーンメンテナンスはこちらからどうぞ。

12-25tなどのカセットでの長さ

ワイドカセット(11-28t)の長さの決め方は上記で説明しました。

28t以上のカセットでも28tと同じです。

もう少し小さいカセットを使ってる方もいらっしゃいますよね。

12-25tなどの長さの決め方です。

リヤディレーラーを通して長さを決める

リヤディレーラーを使って長さを決めます。

フロントチェーンリングはアウターにかけて下さい。

リヤはトップギヤにかけて、アウタートップの状態です。

このギヤ位置からリヤディレーラーにチェーンを通していきます。

つまり、走れる状態で長さを決めることになります。

リヤディレーラーのケージにきちんとチェーンを通して、上側のプーリー(ガイドプーリー)と下側のプーリー(テンションプーリー)が地面と垂直になってる長さが適正となります。

ビッグプーリーの場合

ビッグプーリーメーカーの取付説明書に従うのが正しいので、各メーカーの取説をよく読んでください。

一般的には、純正プーリーよりは長くなるのでシマノの指定長さに2リンクプラスするくらいになると思われます。

長いとインナートップの時にチェーンが張らずにたるんでしまうことがあるので、実際の作業は現物合わせが最適だとおもいます。

アウターローで張りすぎず、インナートップで緩くない長さにします。

ビッグプーリーはメーカーからするとイレギュラーな組み合わせなのでメーカー指定とは違うということを理解してください。

まとめ

チェーン交換は手順さえ間違えなければ難しくない。

古いチェーンを切る

チェーンの長さを決める。

チェーンの向き(表裏と進行方向)に注意してチェーンを通す。

アンプルピンの圧入量を表裏でそろえて圧入してピンの不要な部分を折る。

チェーンの渋さを取って完成

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