【熱中症注意】酷暑の中で必要なのは電解質

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今年も35度を超える気温が連日のように続いています。

ここまで暑くなると『外に出るのは危険』と感じるので、日中に自転車やランニングなどをしてる方はほとんど見かけません。

というより、外に人がいなくなっていますよね。

車も少ないように感じます。

気象庁が発表する最高気温は日陰での気温なので、日光の下では40度を超えていることもよくあります。

気温が高くて怖いのは【熱中症】です。

外に出ないことがいちばんですが、屋内でも熱中症になるので高齢の方などは特に注意してあげてください。

ところで熱中症になったことありますか?

私は暑さに弱く、何度も熱中症の手前まで行ったことがあります。

私の場合の症状など、どういう状態になるのか参考にしてください。

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熱中症は本人は気がつかないから恐ろしい

暑さの中で運動をした経験は誰にでもあるはずです。

汗が噴き出して、体がだるくなっていたのではないでしょうか。

実は本人が気がつかないうちに熱中症になっている場合があります。

3~4年前ですが、当時の夏は自転車に乗る時間が多く、体は暑さに慣れていました。

ほぼ毎日30㎞くらい乗るようにしていたので、35度に近い気温でも普通に乗れていたんです。

ある日、70㎞ほど走ってこようと出かけました。

早朝ではなく、10時くらいに出かけています。

3時間くらいのライドで1時過ぎには帰ってこれる距離です。

坂を上ると体温が上がるので平地メインのコースです。

50㎞くらい走ったところで、少し頭痛がしてきます。

まぁ、気温が高い時間に走っているので多少の頭痛はありますよね。

体力的にも元気ですし、どこにも異常はないのでそのまま走っていました。

するとジャージが汗で濡れていないことに気がつきます。

30度を超える気温でジャージがカラカラに乾くなんてことはあり得ません。

汗が止まっているので、体温はドンドン上がります。
こんな時はボトルの水を体にかけると体温を下げれます。

しかし、ボトルの水は飲む分しか残っていません。
飲む分がなくなるとさらに危険なので、使うことができません。

信号などで止まると、風を受けないので体温が上がるので、足を止めずにゆっくりと走り続けた方が体を冷やすことができるので走り続けました。

途中公民館などにある外の水道で水を浴びようかと思っても、水道の蛇口は止められているので使えません。

『どこかに公共物で水道はないか?』と考えた時に【消防署】があることを思い出します。

ですが、ひょっとしてこの状態で消防署で水を借りると「救急車に乗せられるかも」と思ったのでやめました(笑)
熱中症が騒がれているときだったので『この気温で自転車に乗っている → 汗が出ない → 熱中症 → 救急車』となるんじゃないかと思ったわけです。

次の策を考えると、途中にお墓があることを思い出します。

『お墓なら水がある』と、なんとか10㎞ほど進んでお墓に到着。

そこで水道を借りて全身に水をかけて体を冷やし何とか帰るまで耐えられる状態に。

帰ったところで水道で水をかぶって体を冷やして、冷房の効いたところで安静にしていたら回復しました。

こんな感じで、気がついたときには熱中症の初期症状だったりするので、常に異変を感じ取れるように注意が必要です。

基本は無理をしない

熱中症の症状は様々なので、私の体験がすべてではありません。

「足が攣る」のも熱中症が原因かもしれません。

基本は、気温が高い時は無理をしないことです。

あきらかに夏の気温は体感したことのないくらい上がり続けている気がします。

熱中症になって、障害が残ったり亡くなってしまっては自転車に乗ることすらできなくなります。

特にグループライドなどは「人に迷惑をかけたくない」と無理をして人のペースについて行ったり、「休憩したいけど言い出せない」とか、無理をしてしまいます。

自分の体は自分で守るものなので、酷暑の気温では無理をしないでください。

秋までは注意が必要

9月に入ればいくぶん涼しくなるはずです。

ですがまだ注意が必要です。

気温が下がっても30度くらいの日が続きます。

30度は決して低い気温ではありません。

33度とか35度に慣れてしまうと30度が涼しく感じますが、決して快適な気温ではないので注意です。

熱中症予防はスポーツドリンクや電解質を取り入れる

自転車で走るときはボトルに水を入れて走りますよね。

あなたはナニを入れて入っていますか?

スポーツドリンクを薄めて入れてる方も多いですが、メーカーは「薄めるな」と言っています。

とはいえ、薄めないとあの甘さでは余計にのどが渇きます。

そこでおすすめなのが電解質です。

私はすでに廃番になっていますが梅丹本舗の「電解質パウダー」を愛用していました。

廃番製品なので入手不可なのが残念ですが、ボトルに入れて飲んでも甘さを感じないのでのどが渇きません。

なによりいいのが、スポーツドリンクのように、こぼれたものでボトルがベタベタしないのがとても気持ちよく使えていました。

私はボトルに入れて飲むのとは別に、スティック状のものをそのまま携帯してときどき丸ごと粉状態のまま飲んでいました。

汗の量に対して、ボトルのもので足りてないと思ったときに1本丸ごとです(笑)

スポーツドリンクよりも電解質パウダーはマジでよかったですね。

最強なのはOS-1 経口補水液

脱水症状を防ぐことが熱中症予防にいいのは言うまでもありませんね。

なかでも【経口補水液】が脱水症状を改善します。

OS-1が有名ですが、今ではパウダーで携帯できるものが販売されています。

ボトルに入れて飲みながら、効率的に水分補給ができますし、携帯して出先で作ることもできます。

1本当たり約60円なので、スポーツドリンクよりお得です。

スポーツ時だけではなく、家にいる時でも手軽に飲めるので高齢の方などにもお勧めできますね。

注意したいのは塩分が多いので、腎疾患など持病のある方は控えた方がいいです。

「経口補水液を試してみたい」という方は、10包入りのこちらなどがおすすめです。

まとめ

今年の夏のも【酷暑】になりました。

もうすぐ秋になって涼しく感じるでしょうが、熱中症の危険がなくなるわけではありません。

熱中症は本人が気がついていない状態ですでにおきています。

これは私の体験からもあきらかなことなので、体の異変には十分注意してください。

気がついていないだけで異変は必ずあります。

暑いときには無理をしないことが大前提ですが、水分補給が最も基本的な防止策になります。

スポーツドリンクなどが苦手な方は【経口補水液】で電解質を摂取しましょう。

私はスポーツドリンクではなく【電解質】を積極的に取り入れています。

甘く感じないのでおすすめです。

これから涼しく感じても、それは今までの高温と比較しての体感です。

決してスポーツに適した気温ではないということを頭に入れておいてください。

熱中症は「死」に直結する危険なものです。

決して無理をしないように予防策を取り入れながら、残暑を乗り切りましょう。

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