ワイヤーメンテナンスの悩みを解決する必須アイテム ホーザン C-356

ワイヤー交換で「調整するときにアジャスターをやけに回さないといけないな」とか「ワイヤーの張りが微妙すぎて難しい」という悩みはないですか?

そんなときの強力なアイテムをご紹介します。
これさえあればワイヤー調整とかでの微妙な張りも簡単に調整できますよ。

プライベートメカニックこそ使うべき必須工具の ワイヤーツール【HOZAN C-356】を紹介します。

この記事はこういう人に読んでほしい

自転車のメンテナンスに興味がある
自分で自転車のワイヤー交換位できるようになりたい
ワイヤー調整がうまくできない
ブレーキや変速機の調整でアジャスターをやたらと回さないと調整がうまくできない
ブレーキシューとリムのクリアランス調整が面倒すぎる

こんな悩みのある方はこの工具ならイッパツで解消しますよ。

ワイヤー調整は工具を握るだけで出来るから微調整も楽ちん

C-356はワイヤーをつかんで引く
C-356はワイヤーをつかんで引くことができる
かなり引くことができる
かなり引けるので調整範囲も広い

ロードバイクのワイヤー交換すると必ずやらないといけないのがワイヤー調整です。

HOZAN C-356 はワイヤーをつかむのと同時に引っ張ることができる工具です。

新品ワイヤーを通して変速機やブレーキキャリパーなどに固定しますよね。
その時にワイヤーを引っ張ってやるわけですが、どうやって引っ張っていますか?

だいたいはプライヤーなどで引っ張ってますよね。
変速機などはワイヤーが張られてない状態が基本なので、ワイヤーを引っ張って固定すればあとはアジャスターで調整します。

ではブレーキはどうでしょうか?

ワイヤーがない状態だとキャリパーは開ききってますよね。
開いたキャリパーを閉じながらワイヤーを固定してやる必要があります。

片手でキャリパーを閉じてリムとブレーキシューのクリアランスを確保します。
ワイヤーを固定部分に通しておいてプライヤーでワイヤーをつかんでおいて固定ねじを締める。
こういう流れだと思います。

キャリパーを閉じる工具というのも存在してますが、それを使うと片手があくのでワイヤーの固定は楽です。
でもシューとリムのクリアランス調整には使いにくいです。

HOZANのC-356を使うとその悩みが一発で解消されます。
まずはブレーキ編からいってみましょう。

HOZAN C-356 でブレーキワイヤー調整をする

ブレーキで使うC-356
ブレーキで使う C-356

C-356 の構造を見て、わかる方は『なるほど』と思われるでしょう。

このC-356 はワイヤーをつかんだ状態から引くことができます。

ブレーキワイヤーを張る時は、シューとリムのクリアランスを前後でできるだけ合わせたいですよね。
新品のブレーキシューであれば、アジャスターは最ももどした状態でワイヤーを張ります。

ワイヤーを張った後で、アジャスターをぐるぐる回して新品シューなのにアジャスターが飛び出してるのはカッコ悪いです。

片手でキャリパーを閉じて、プライヤーでワイヤーの引きを調整するのにも、キャリパーのスプリングの力で戻されてうまくいかないことは多くないですか?
「もう一本手が欲しい」と思ったことは?

千手観音ならこの工具はいりません

私はこの工具を使うまではイライラしながら作業をしていました。

C-356は片手でキャリパーを適当に閉じた状態からC-356でワイヤーをつかみます。
工具の片側はキャリパーに当ててるのでC-356を握ればキャリパーは閉じる方向に動きます。

C-356を握ってブレーキシューとリムのクリアランスを調整します。
ミリ単位で調整は可能ですが、前後で合わせるには少しコツがいりますよ。

新品ワイヤーに貼りかえた後は初期伸びをとるので適当にワイヤーを張って初期伸びをとってください。

その後、C-356を使って微調整していきます。

ワイヤーを握って固定ねじをゆるめ、クリアランスが狭すぎるのであれば工具を少し開く。
クリアランスが大きすぎるようであれば工具を少し握ってワイヤーを縮めるということで簡単に調整ができます。

しかも、ワイヤーを握ったままなので滑って外れることもありません。
プライヤーだと手を少しゆるめてしまうとワイヤーが外れちゃうんですよね。

前後でブレーキレバーの引きを合わせるのは、C-356を使ってブレーキシューがリムにあたるまで握りこみます。
その位置から戻す量を調整していくやり方でやれば前後をほぼ合わせることが可能です。
片手でC-356で引いたまま、もう一方の手でSTIを握ってみるとブレーキの引きシロが合わせられます。

シューとリムのクリアランスを測ったりするのではなく、工具の開き具合で調整してやります。

クリアランス調整でリムとブレーキシューの間に何かを挟んでやるというのも自分の自転車でやるなら有効ですね。

でも複数の人のを調整しようとすると、引きのクリアランスはそれぞれで違うのでそういったものは使えません。

私の場合はレバーを半分引いたくらいからリムにシュータッチするくらいですし、中にはもっとクリアランスをツメた方も広い方もいます。
そういう場合の微妙な調整はプライヤーではやりにくいです。

11速になってフロントディレーラーのワイヤーの張りがきつくなったことにも対応できる

11速ではないロードバイクが珍しくなってきた位に11速は普及しています。

フロントディレーラーのワイヤーをしっかり張っておかないと調整がやりにくいことを、組んだことがある方はご存じでしょう 。

10速まではインナーの状態ではフロントディレーラーのワイヤーは緩くなってました。
インナーに落としておけばワイヤーへのテンションはゼロくらいでちょうどよかったんです。

ところが11速になって同じようにすると調整用のアジャスターをやたらと回さないといけなくなってます。
かなりワイヤーを張ってやらないと調整ができません。

プライヤーで引っ張って張るんですが、メンテナンススタンドにのせてやると片手で自転車を押さえてないと動いてしまうくらい引くわけです。
片手で自転車を押さえて片手でワイヤーを引く・・・どうやってワイヤーを固定するの?
もう一本手が欲しい・・・となるわけですね(笑)

猫の手でよければ貸そうか?

そこでC-356の出番です。
ワイヤーをC-356で引けば自転車を押さえる必要はありません。

片手でワイヤーを引いて片手で固定ボルトを締めることができます。
ブレーキよりもこっちの方がこの工具の存在価値は大きいと思います。

以外とぎゅ~~っと握るくらいの力がいるので、プライヤーでやるなんて考えられないですね。

リヤディレーラーは微調整でアジャスターを使わない調整も可能

リヤディレーラーでのC-356
リヤディレーラーでC-356 を使う

私は変速機やブレーキのアジャスターが飛び出てるのが嫌いです。
ブレーキは「シューが減ってる」アピールするし、変速機は「ワイヤーの張りが足りない」アピールをしてるからです。

なので、リヤディレーラーの微調整は10速ではワイヤーの張りでやるのでアジャスターはほぼ使いません。
11速だとギヤ間が狭いので使いますが、それも最小限でアジャスターが出てることがわからないレベルにしています。

ワイヤーを張って変速調整で張りが足りない(アジャスターを回したい)時は、もう一度緩めてC-356で張ってやります。
張りすぎてる場合は、C-356でワイヤーをつかんだ状態からそのまま少しだけ緩めます。
これを繰り返します。

こんなことを何度もプライヤーでは嫌になりますが、C-356を使えば数回で終わるので何度でも挑戦できます。

ワイヤーを切る前なら必要なくても切ってしまったらC-356がないと無理

新品ワイヤーの時は着る前であれば手でワイヤーをしっかりつかむことができるのでプライヤーすら必要ないこともあります。

でも切ってしまってからだとワイヤーが短すぎて無理ですね。

このC-356は状態にもよりますが25㎜あればワイヤーをつかむことができます。
ただし、端をつかむとワイヤーがほつれるのでワイヤーキャップを外さずにワイヤーキャップをつかむ方がいいかもしれません。

変速機ではこういうことはしないと思いますが、ブレーキだとやらないといけない場合も最近ではありますね。

それはワイドリムとナローリムの共用の場合です。

どちらかのリムでシュークリアランスを合わせると、どちらかで引きが変わりますよね。
そういった場合にアジャスターでやるのももちろんいいですしその方がワイヤーを傷めません。

でも私のようにアジャスターが出てるのが嫌な人はC-356を使いましょう。
ワイヤーがほつれないように少し長めにしておけばワイヤーへの負担も減ります。
もちろん固定部分でのダメージはあるので早めの交換サイクルになりますよ。

【番外編】タイラップの締め付け用で使うとこれが便利すぎる

完全にイレギュラーな使い方ですがタイラップ(インシュロックタイ)の締め付けに使うと確実に固定できます。

このために買ってもいいと思うくらい使えますよ(笑)

C-356は引く力をつかむ力に応用してるのでタイラップにピッタリなんですね。

普通は締め付けるものに対してタイラップを巻いてプライヤーなどで引きますよね。
その時に「しめたはずなのになんだか緩い」と思った経験はないですか?

特にハンドル回りではよくあるのではないでしょうか?

ハンドルは丸いので、締め付けが緩いと固定物が回ってしまいます。
「もう少し強く締めておけばよかった」って思うことでしょう。

C-356を使えばそんな悩みは必要ありません。
かえって締め付けが強すぎることになるので、対象物を「壊さないか」とか「タイラップがちぎれるのではないか」と思うくらいです。

画像のように使えばプライヤーで締めるのとはくらべものにならない固定力を得ることができます。

便利な使い方タイラップの締め付け
タイラップの締め付けでも使える

画像ではPCモニターの配線の固定で使ってますが、配線では使わないほうがいいです。
締め付けが強すぎて配線の断線も考えられます。
そのくらい強力に締め付けができます。

サイクルコンピューターや、テールライトやヘッドライトの固定では確実な固定ができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

HOZANのC-356は使うまではこの便利さを感じることができない工具です。
「こんな工具よく考えたなぁ」と思える逸品です。

まさに痒い所に手が届くといえる工具がC-356です。

ブレーキクリアランスで悩んでる方
フロントディレーラーのワイヤー調整で悩んでる方
タイラップがうまく締められない方やどうしてもゆるんでいますというお悩みの方

こういう方の悩みはすべてこの1本で解消できます。

私も使うまでは「こんな工具必要ない」と思ってました。
プライヤーで代用できますからね。

でも11速になったフロントディレーラーではプライヤーでは無理です。

悩んでる方はぜひ使ってみてください。

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