結論:楽天指定外の機種にSIMを使う場合
・購入前に対応できる機種かどうかネットで検索(楽天LINKも含め)
・楽天スマホも購入する場合や楽天LINKが開通すればパートナーエリア(au)でもメリットはある。
・楽天エリアであればコスパ最強の通信になる
5月15日 「まとめ」に追記しました。
楽天アンリミットのSIMが届き、スマホに挿して設定してみました。
結論から言うと、ネットへの接続はできましたが「楽天LINK」へはつながらなかったです。
また、シャオミの【Mi MAX2】ではネットに接続することはできませんでした(残念)
ネットにつながったのは【OPPO R17 neo】です。
楽天リンクは今のところ無理でした。
公式ではないスマホで開設してわかったメリットとデメリットです。
この記事で楽天アンリミットを理解して導入するきっかけになればいいと思います。
デメリットがかなり多く感じるかもしれませんが、楽天アンリミットが使えるなら最強の通信環境が手に入ります。
ネットにつながりさえすればいいという私にとっては、無料期間の一年間は最強のツールが手に入りました。
公式外スマホへの設定難易度はかなり高い
楽天アンリミットのSIMとともに送られてきた説明書には、対象外の機種に対する設定は何一つ書かれていません。
「SIMを入れれば使えるよ」的なことしか書いてない。
APN設定など一切書いてないので、SIMだけを入れればつながると思わないでください。
明らかに楽天は対象機種のみを対象にしています。
iPhoneも使用可能機種にはなっていますが、一切説明書には書いてありません。
説明書に書かれている事で設定ができる方は少ないと思いますので、ネットでググることを前提にして購入してください。
ググるスキルと根気が必要です。
でもつながれば最高にうれしいですし、意外と悩む時間も楽しいので「どうせ無料なんだし(事務手数料はかかる)やってみてはいかがかな?」と思います。
いろいろ設定をいじれる楽しさがある。
【デメリット】対象外機種の使えたという情報がまだ少ない
OPPO R17 Neo はデータ通信はOKだけど楽天LINKはNGだった。
今回使ったスマホは【OPPO R17 Neo】と【シャオミ Mi MAX2】の2つです。
シャオミの方はSIMを入れてもアンテナピクトがまったく立たず、OPPOのほうは不安定ながらアンテナピクトは反応していました。
「アンテナが立っていればネットにつながるんじゃないの?」と思ってたんですが、ネットにはつながりません。
アンテナピクトに4Gのマークと、さらに上下の矢印が出た状態で初めてネットにつながります。
ここから長い戦いが始まります。
楽天アンリミットのSIMがスマホを選ぶというのは本当でした。
【最大のデメリット機種設定】シャオミはすぐにあきらめてOPPO
OPPOはアンテナピクトが立つのに、シャオミは全く反応しないので早々にあきらめました。
シャオミ Mi MAX2はデータも楽天LINKもNG。
でも使えたという情報もアリ。
OPPOはつながったという情報と、ダメだったという情報が半々くらいあって「同じ機種でも個体差がある」感じですね。
というのも、SIMカードを入れると「APN設定が自動で表示された」という記事があったのですが、私の機種では何も表示されません。
とはいえ、同じ機種であれば設定さえ入れれば何とかなるはずなので、ネット情報からAPNを設定します。
APNは【rekuten.jp】だけでいいとのことですがこれではダメ。
【ims】という情報もあったのですがそれもダメでした。
つながった設定は以下です。
名前 rakuten
APN: rakuten.jp
mcc:440
mnc:11
APNタイプ:default
APNプロトコル:ipv4/ipv6
APNローミングプロトコル:ipv4/ipv/6
ベアラ:LTE
つながってから分かったのですが【APNプロトコル】【APNローミングプロトコル】【ベアラ】に関しては設定無しでもOKのようです。
しかし安心するのはまだ早い。
これだけの設定をしてもつながりません。
ネットにつなげるためには機内モードのONとOFFを繰り返さないといけないんです。
これがなぜかコマンドになっている(笑)
そしてOPPOはLTE通信の固定ができないのか、LTE固定のアプリを入れてやらないと通信しません。
こういったことは自分でネットで検索しながらやらないと使えないというのは機種もですが人も選びますね。
【デメリット】楽天LINKがつながらないから電話ができない
楽天LINKが設定できません。
ショートメールで番号をもらって入力すれば使えるといったアプリなんですが、ショートメールを受け取ることができません。
つまり電話が使えないということです。
これではほとんどの方が困りますよね。
しかも、楽天LINKに接続しないとポイント還元もないはずなので事務手数料はそのまま費用としてかかってしまうことになります。
私は、はじめからそのつもりだったのでいいですが、やはりデメリットでしかないですね。
ただし、SIMが到着して数日してから楽天LINKにつながったという例もあるのでしばらくは様子見です。
電源のON/OFFで接続不能に・・・
つながって喜んだのもつかの間、なんと再起動する(電源を切る)とネットにつながりません。
再度、機内モードをON/OFFしてもダメ。
原因は、LTE固定アプリのLTEの設定がリセットされてるので設定のし直しでやっと接続できます。
これは面倒くさい。
電源を切らなければ問題ないですね。
機種を選ぶというのは最大のデメリット
うわさ通りに機種に対してシビアなSIMです。
Androidの機種が多いので全部に対応させるのには費用も掛かるんでしょう。
これから【アンリミット】にしようと思われる方は、楽天が扱っている機種とセットの方がいいと思います。
または、無料期間を利用してチャレンジしてみるのもアリです。
事務手数料3.300円でできますし、開通して楽天LINKがつながればポイントバックしてくれるので、やってみる価値はあると思います。
多くの成功者もいますから、あなたも成功者になれるかも。
メリットもあるから楽天アンリミットは使ってみる価値はある
つながってしまえばメリットしかないアンリミットです。
OPPOがつながったので、スピードテストをやってみました。
高速通信を切った状態なので、速度制限と同じ1Mbpsでの数値です。
なんとぴったりの1Mbps (笑)
1MbpsでYouTubeも再生してみました。
480pでの再生ですが止まらずに再生できています。
720pでもやってみましたが変わらずスムーズに再生できています。
これなら十分です。
【メリット】テザリングでも不満のない速度
【テザリング】これがいちばんの目的だったりします。
工場ではネット回線が無いのでポケットWifi が欲しいと思っていました。
多くは4.000円くらいの月額費用ですが、楽天アンリミットなら1年間無料です。
5GBを使い切れば1Mbpsになるので、1Mbps が実際にはどのくらいの速度が出るのか知りたかったんです。
自宅からなので、電波状況が変わる可能性がありますがWiFiでのテザリングで840kbps出ています。
画質を落とせばYouTubeも可能でした。
USBでのテザリングでも変わらない速度だったので、これなら満足です。
5GBは高速で使えて、低速でも使えれば私の中では使い放題ということになります。
まとめ
基地局の建設が少し加速しているようですね。
もっとも今の情勢だと期待はできませんが、本当に2021年3月までに人口カバー率70%を達成してくれたとしたら、私の町も楽天回線になるかもしれません。
少し期待してその時を待ちましょう。
楽天アンリミットは機種を選び、設定も公式には公開されていないので難易度はかなり高いです。
しかも、使えない機種も多く「やってみないと分からない」状態です。
300万人無料というのがいつ終わるのか分からないのですが、ご自分の機種をよく調べて購入されるといいと思います。
スマホの機種ごと購入される方であれば【楽天アンリミット】はおすすめです。
事務手数料はポイントで還元され、なおかつ3.000ポイントプラスされます。
機種代金も最大で15.000ポイント還元されます。
対応機種以外を使うとデメリットの方が多い気がしますが、対応機種や対応以外でも使える機種であればメリットしかない最強の通信環境です。
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