今回の件は長文になるので2部に分けてます
拡散して注意喚起してください
バンセリングは特定の担当地域で営業してます。
この記事は、すべての地域のバンセリングの対応ではなく、私が受けた対応を私の感想として記事にしてます。
ユーザーの方は担当のバンセリングに確認して購入してください。
私は島根県松江市の自動車整備の自営業者です。
このスナップリングプライヤーを買ったのは約20年前になると思う。
バンセリングに勧められていい商品だと思ったので購入した。
軸用と穴用が兼用で使えるプライヤーだ。
軸用の仕事は意外とあるので軸専用は持っていたが穴用は持ってなかった。
穴用のスナップリングを外す作業はベアリングの抜け止めくらいで、大きなスナップリングだったりするとラジオペンチを改造したもので代用できていた。
専用品なら作業は楽に安心してできると思い買ったが、穴用のスナップリングを外そうとしたら外すことができない。
スナップリングプライヤーの支点が開いて工具が逆転するのだ。
動画を見てもらえれば分かるが、小さなスナップリングですら縮めることができず工具が負けてしまう。
まるで使い物にならない。
小さなスナップリングを縮めることすらできない動画を見てほしい
スナップリングプライヤーの先端の太さが入る最も小さなスナップリングでの動画である。
小さなスナップリングなので大きな力は必要ないがこのレベルでも工具が開いて負けてしまう。
左手だと力のかかる方向が逆になるのでうまくいく。(左手用なのか?)
スナップリングは再使用は不可である。
外すときの古いものであれば、どこかに飛んでしまっても何も問題はないが新品を飛ばしてしまうと厄介なことになる。
整備経験のある方ならスナップリングを取り付ける時の緊張感はわかっていただけるだろう。
このスナップリングプライヤーで仕事になるかどうか、考えるまでもない。
私はプロだ。
プロの仕事がこの工具で出来るわけがない。
自信をもって言おう『全く使えないゴミのような』工具だった。
工具を手にするでもなく『保証外』だと
バンセリングにこのことを伝えると『保証外』だと。
保証外ならそれでいい。
あきれたことに、このバンセリングはとにかく何も見ずに『保証外』という言葉を使う。
前の記事のソケットのメッキ剥がれにしても、ソケットを見て確認することなく『角からのメッキ剥がれは保証外』の一言である。
メッキの剥がれのことをはじめに私は言ったのだが、メッキが剥がれてるということはクラック(割れ)も疑ってせめて点検だけでもするべきではないんだろうか?
今回のスナップリングプライヤ―も、ひょっとしてカシメを締めれば直るものかもしれないのだが、工具を手にするまでもなく『保証外』と言われてしまっては返す言葉もない。
バンセリングが不具合のある工具すら見ることが無いのでスナップオンジャパンの方に問い合わせることにした。
スナップオンジャパンの方に確認してそれでも修理すらできず保証外ならそれでもかまわない。(もう何一つ求めてないのでどうでもいい)
なぜなら、この工具を買ったときに【永久保証】とは聞いてないからだ。
ゴミをつかまされることなどモノを買えばたまにはあること。
『偽物かもしれない』と言われる ひょっとして私を疑ってる?
だが、話はそれだけでは終わらない。
ここからさらに驚愕の言葉が飛び出してくる。
こう言われた。
『その製品が本物かどうかわからない』と。
手に取って見てもいない『その製品』を『本物ではないかもしれない』と言うのだ。
私は自分の耳を疑った。
私 『品番が書いてあって、刻印もあるけど本物じゃないのか?』というと
『自分の取り扱ってる時代のものじゃないから知らない』と。
知らないって、無責任な都合のいい言葉だ(笑)
この流れだと、古いスナップオン工具は『自分の時代のものじゃないから知らない』で話が終わる。
担当が変われば保証がなくなるということだ。
何が本物で何が偽物なのかわからないぞ(笑)
このバンセリングの場合、担当が変わればすべて『偽物』であるかもしれないと言いかねない。
万が一、このスナップリングプライヤーが偽物だったとしよう。
私は間違い無くバンセリングの〇〇という担当者から買っている。
このバンセリングが偽物を売りつけたか、または私が偽物を用意してクレームをつけてるということのどちらかということになる。
あきれて何も話す気にならなかったが、なんだかおもしろい展開になってきた。
バンセリングはさらにこう言う。
『問い合わせるなら、何年何月ごろに買ったものだといった方がいい』と。
からみ方が非常に面白い(笑)
人って十数年前の何年何月に買ったものなんてことを覚えているのだろうか?
担当の名前は憶えているのでその担当がフランチャイズをやっている時期はスナップオンジャパンが把握してるはずだ。
その人が本当にフランチャイズをやっていたらの話だが。
私はバンセリングの身元確認などしたことが無い。
看板の入ったバンに乗って『スナップオンです』と言われればそれを信じて買うだけだ。
ヤツが偽物だったらよく偽装されてたと思う。
あのバンの中は偽物工具だらけだったのか・・・。(笑)
(あるわけがない)
いや待てよ、今回のバンセリングが偽物の可能性もあるな(笑)
ただ、これだけは断言する。
私は偽物を用意してないし、ネットなどで買ったものではなくバンセリングから買っている。
偽物であるとすればスナップオンの正規ディーラーであるバンから【偽物】を買っているか『その者が偽物か?』という可能性もあり、バンセリングが偽物を用意していたということになる。
そうなると、当時のバンセリングから買ったものすべてが本物ではないという疑いもある。
このスナップリングプライヤーが『偽物かもしれない』とバンセリングから言われたということはそういうことにもなってしまう。
証明できるのはスナップオンしかいない!
だが、それを私が証明することはできない。
証明できるのはスナップオンでしかないんだが。
『お前が見て偽物かどうか判断しろ!「知らない」では終わらない話になるぞ!』とは私の心の声である。
【偽物】というのであれば、いったん持って帰りスナップオンで調べてくれと思うがこのバンセリングでは工具を見ることすらしないので話になるはずもない。
悲しいかな【偽物かもしれない】ものがここにあるわけだ。
手に取って見るでもなく【偽物】かもしれないし、扱ってないから知らないと言われればスナップオンユーザーはどうすることもできない。(見なくてもわかるんだよな。スゲ~な)
お互いを信じる以外なにも証明はできない
私はバンセリングから買ったこのスナップリングプライヤーが偽物だなどとは思っていない。
だが、スナップオンの看板をあげたバンセリングが『偽物かもしれない。自分が扱ってる時代のものじゃないから知らない』といったことには驚愕した。
ブランドバックとかブランドの時計とか世の中のブランド品に【偽物】はあるだろう。
それは正規取扱店で買ってなければそれも疑うし、あり得ることで自己責任だ。
『偽物をつかまされた。やっぱり正規店で買わないとダメだな』となる。
だが、ユーザーが正規取扱店で買ったものが【偽物】だったとしたら、それはコピー品というだけでなく【詐欺】である。
こういうことも言われるので、ぜひスナップオンを買うときは何かしらの証明を手にするようにしてほしい。
領収書や保証書はもちろんだが、買った時の画像を残す(日付入りで)とか思いつくすべての防衛策をした方がいい。
スナップリングプライヤーは保証がきかないだろうからどうでもいいが、プロが使うものはアマチュアと違って使用頻度は高い。
壊れる可能性が高いからそこに『保証』を求めて高い工具を買っている。
もちろん工具への信頼感が第一にある。
工具に力を預けるのは工具を信頼しているからこそできる。
ホームセンターで買った980円のソケットセットで体を預けるほどの力などかけることはできない。
その信頼感というのは、看板の入ったバンセリングから買ったという信頼感でもある。
今回はそれすら崩れ去ることになるが(笑)
悪魔の証明はできないから壊れたらあきらめろ
ソケットのように『オーバートルクです』と言われれば、オーバートルクではないことをこちらが証明する必要がある。
あなたにできる?
そもそもソケットが割れるトルクって知ってる?
購入するときはそういったトルクも聞いておいた方がいい。
そして、緩める時もトルクレンチを使う。
しかもスナップオンのトルクレンチじゃないと『うちのトルクレンチじゃないから正確なトルクかどうかわからない』って言われかねない。
作業は必ず二人以上でやって、証人も必要かもしれないし。
スナップオンでのクレームは壁が高すぎる。
愛用者には頑張れ!と言いたい。
まとめ 私はスナップオンとは二度と関わらない
担当の扱ったものではないと『知らない』と言われたり、『偽物かもしれない』と言われるような物を二度と買うことはない。
保証を受け付けるのがとにかく嫌なんだろうが、それが次の販売につながることになる。
クレーム受付が一つの出会いになるのはよくあること。
初めて会ってクレーム製品を手に取るでもなく『保証外』と言う態度から、私は二度と買わないと言い切った。
なのでバンセリングもこれで『縁』を切るつもりなんだと思う。
それでいい。
いやむしろその方がいい。
スナップオンは工具としては信頼していたが、今回の件で工具への信頼すらなくなった。
使っていって壊れたものは捨てて信頼できるところで信頼できる人から信頼できる工具を買おうと思う。
つまりスナップオン以外だ(笑)
世界で工具はスナップオンだけではない。
私には選択肢がたくさんある。
バンセリングだって客を選べばいい。
私にとってはかかわらないという選択がいちばんいい選択だと思う。
長文を読んでくださってありがとうございます。
今回のことを読者がどういうふうにくみ取っていただけるかわかりませんが、私は二度とスナップオンは買いません(笑)
次は信頼の国内メーカーのKTCを買う!
コメント
わたくしもスナップオンはもう二度と買いません。
当方の住む富山県では定価以上の金額で請求されたり、シャローのソケットセット買ったのに、セミディープの金額で請求されたりと、毎回定価割引無しで買ってるのに、指摘しなければ定価以上で請求がたまにある悪徳業者であります。
富山県には3人加盟店がいらっしゃいましたが、1人売り上げの全国的チャンピオンなる者が富山県を牛耳りたい為に、本部に圧力をかけ、他の2人を廃業させ、自分の子分を開業させる暴挙にでたのは、スナップオン信者の富山の方は知らないようですが。
なんと、悪徳な。
スナップオンなどの価格はわかりにくいですよね。
ほぼバンセリングの言いなりかというような気もします。
私も高い価格を請求されてたんだろうか?とも思います。
こちらでは数年でバンセリングは変わります。
たぶん続けられないのでしょう。
初期投資が1千万を超えるとも聞いていますが、それを回収するまでに何年かかるやら。
売れない専用工具も初期には買わないといけないですしね。
スナップオンの永久保証は、もう10年以上前から消滅していました、5、6年前から本格的に、バンセリングに徹底されて来て、全国で永久保証の言葉が消えたはずです、そもそも永久に保証出来る工具を販売していたら、メーカーが存続しません、大沢商会ー六工社ースナップオン日本法人と販売会社が変わる際に出来上がった、幻だったのです、バブル絶頂期に急拡大した、バンセリンによる販売方法を定着させる為の、手法の一つに過ぎなかった物が消えただけの話です、余りにも後先考えない販売方法だったと言えるでしょう、今、スナップオン日本法人がその販売方法を正しい方法に戻そうとしているだけですが、問題は以前の販売を信じて購入した人達の救済方法が無いのが問題だと言う事です、現在スナップオンを購入している人達は、最初から永久保証は期待していないのですから。