今年も年賀状が届きました。
 仕事関係の2通、あとは個人あてに1通ほど。  
 ポストからゴミ箱へきれいにスルーされていきました。 
本当に何の効果もない年賀状はやめませんか。
年賀状が不要だと思う人にも届く
 私に届く年賀状は先にも書きましたが3通です。  
 いずれもポストからゴミ箱に直行してます。 
欲しい人にとっては大切なものでも、必要ない人には何一つありがたいと思う気持ちすらないわけです。
郵便局にとっては稼ぎ時ではない
 2019年用年賀はがきの発行枚数は23.5億枚となってます。 
国民一人当たり20枚です。
私のところで17枚分余ってるので、それがまた誰かのところにいってるわけですね。
2018年は約25億枚、2017年は約30億枚でピークの2003年の約45億枚からほぼ毎年減り続けています。
 ちなみに年賀はがきが初めて発行されたのが1949年発行の1950年用のもので発行部数は約1億8千万枚と言われています。 
 当時は電話も普及してないわけで、連絡を取るのは手紙か電報でしかない時代です。 
この時から約50年間にわたって発行枚数は増え続け2003年のピークまで年賀状ブームは続きます。
2003年というと、Win98 が発売されてPCが普及しだした98年から5年後となるわけですが、わたしがはじめてPC を買ったのが2000年なので広く家庭に普及し家庭印刷で自宅にいながら年賀状が印刷できる楽しさがあったころかなと思います。
携帯メールのi-Modeが1999年にサービス開始し、キャリアメールの便利さをみんなが知ることになるのですが、普及するにはまだ時間がかかり2006年に登録者数45,687,117人となったことからこの時期からの年賀状の減少にはメールが少なからず関係してるといえるはずです。
これだけの年賀状の売り上げがあっても、実は赤字だったりしてるのが現状です。
 昨年のは調べてもまだ発表されてないのか、見つけることができなかったのですが2018年3月決算では77億の赤字になってます。 
 しかし、郵便事業全体でみると2017年3月と比較すると298億の黒字です。 
年賀はがきの赤字が無ければもっと黒字になってるだろうに。
年賀状に63円の効果などない
 自宅に届く年賀状は1通でした。 
 昨年より1通減りました。 
生命保険会社からの1通で、個人からの年賀状は16歳で年賀状をやめた私には1通も届きません。
個人間だと出さなければ返ってこないのでいいですが、企業からの年賀状はそうならないのがつらいところです。
年賀状に何一つ意味が見いだせないことに気がついてほしい
 私に届く年賀状は、ポストからゴミ箱に直行します。 
 ポストに投函されるチラシと同じ扱いです。
 【迷惑】とは言いません。
 企業からの年賀状にこそ何一つ意味がないことに気がついてほしい。 
 年賀状が来ることで取引をはじめるとか、来ないから取引をやめるなどということはありません。 
企業からの年賀状もやめようという動きが昨年話題になりました。 そろそろ年賀状の無意味さに気がついてほしいです。
年賀状で使う経費を福利厚生に回す
 企業も年賀状をそろそろやめて、その経費の使い方を一度考え直した方がいいです。 
  社員のために使う方がよほど意味のあるものになります。 
まとめ
 年賀状自体は否定しません。 
 孫の顔を楽しみにしてるお年寄りも多いでしょうし、知人から年に一度の元気な便りを楽しみにされてる方もいらっしゃいます。 
 年賀状を出さないことが【礼儀に反する】ことではないということを強く言いたいだけです。
 送りたい人は送ればいいですが、その年賀状が読まれもせずごみ箱に行くということもあるわけです。 
普段届く郵便と違って、書いてある内容はほぼ予測できる年賀状に意味があるとは思いません。
 昨年【年賀状スルー】が話題になってやっとこういうことが言えるようになりました。
 2021年こそ多くの人が年賀状の呪縛から解き放たれることを望みます。 
  
  
  
  


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