タイヤを交換するときに、最後の部分がなかなかリムにはまらないことがありますよね。
新品タイヤだとなおさら入りにくいです。
そんな時はタイヤパウダーを使うと簡単にはいります。
また、タイヤにチューブが張りつくことも防げるのでタイヤパウダーはおすすめです。
タイヤにチューブが張り付くとナニがいけないのか
サイクリング中にパンクして、チューブをタイヤから抜こうとして困ったことはないですか?
チューブの張り付きなんて引きはがせばいいさ
まぁ、そうなんだけど、タイヤの転がりにも影響するらしいよ。
タイヤの中でチューブが張り付くと、転がりにも影響が出るらしいので、できればタイヤパウダーなどでケアしてあげた方がいいですね。
なんでタイヤとチューブが張り付いていたら良くないのでしょうか?
運動エネルギーというと大げさになりますが、タイヤは路面を転がっているときは常に変形と復元を繰り返しています。
タイヤとチューブが張り付いていると、タイヤの変形と同時にチューブも変形させてしまうことになります。
タイヤだけ変形させるのと、チューブも変形させるのでは、チューブも変形させる方がエネルギーをたくさん使います。
チューブの変形による運動エネルギーロスをなくしたタイヤが『チューブレス』です。
チューブレスタイヤの転がりがチューブ入りタイヤより小さいのはこういったことからです。
そこで『タイヤパウダー』を使って、タイヤとチューブの摩擦を減らします。
タイヤパウダーはタルクが主成分
タルクって聞きなれない物質ですが、化粧品やベビーパウダーで広く使われている物です。
ベビーパウダーを使ったことがない方はいないと思うので、あのスベスベ感はわかりますよね。
夏のお風呂上りなどで使うと肌がサラサラになるように、タイヤに塗るとサラサラになります。
タイヤメーカーのタイヤパウダー
タイヤパウダーで有名なのは『パナレーサーのタイヤパウダー』です。
主原料はタルクや酸化チタンなどで、もちろんタイヤ専用です。
50g入りで、ロードならタイヤ20本分、MTBなら10本分となっています。
ハマりにくいタイヤで困ったらタイヤパウダーを使う
新品タイヤでハマりにくいタイヤがありますよね。
どうやっても入らないタイヤとか、タイヤパウダーを使えばすんなり入るかもしれませんよ。
ビードワックスという専用潤滑剤もありますが、タイヤパウダーでも代用できます。
タイヤのビード部に薄く塗れば、リムとの接点が滑ってあっけなく入るはずです。
タイヤパウダーの代わりにベビーパウダーは使えるのか?
同じタルクを使っているのなら、ベビーパウダーで代用できるのでは?と思いませんか(笑)
確かなことは言えませんが、私は代用していました(笑)
トラブルはありません。
普通にタイヤパウダーの代わりとして使えていたので『代用できる』と思います。
ベビーパウダーなので、作業中も作業後もいい香りでとても気持ちよく作業ができます(笑)
パナレーサーのタイヤパウダーはタイヤにしか使えませんが、ベビーパウダーは体にも使えるのでこちらの方が私は好きです。
使い方は簡単。タイヤとチューブにぬるだけ
タイヤを組み替える時や、チューブを取り出した時にタイヤの裏側にたっぷりと塗っておきましょう。
次に作業するのがとても楽になりますよ。
作業は屋内はやめた方がいいです。
屋外で作業しましょう。
フローリングの上などにこぼれると滑って危ないです。
付属のスポンジで塗るように説明書にはありますが、とても面倒くさいです。
私はタイヤの上にふりかけて、スポンジで塗りのばすようにしています。
圧倒的にこの方が楽ですし作業は早いです。
その時に周りにこぼしてしまうので、作業は屋外でするべきです。
まとめ
タイヤとチューブの張り付きを防ぐタイヤパウダーをご紹介しました。
タイヤとチューブが張り付くのを防ぐことは、タイヤ交換やパンク修理などのタイヤ作業を楽にすることができます。
また、走行においても無駄なエネルギーロスがなくなるので、タイヤの転がりがよくなるらしいです(体感はできない)
タイヤパウダーはベビーパウダーで代用できます。
タイヤパウダーよりも使用範囲が広いので、私はベビーパウダー派です。
香りもいいですし、肌についても化学物質的な嫌な部分がないのもいいですね。
私のおすすめはベビーパウダーです。
いずれもタイヤの裏にたっぷりと塗って使用します。
リムにハマりづらいたいやも、タイヤパウダーを使えば簡単に組み付けることができます。
女性の場合、新品タイヤで苦労すると思うのでベビーパウダーを使って試してみてください。
きっと楽に作業できるはずです。
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