チューブラータイヤの折りたたみ方 無料のチューブラーバックも紹介

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チューブラータイヤのメリットとデメリットを記事にしましたが興味が出ましたでしょうか?

今回はチューブラータイヤの折りたたみ方です。

『チューブラーの折りたたみ方とか知ってるし』と、多くの方は思うでしょうが、この記事は超初心者さんを対象にしています。

私は安全性から初心者こそチューブラーを使うことが望ましいと考えています。

タイヤは意外とかさばるので小さく折りたたむ方法です。

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チューブのバルブに負担をかけないことが大切

折りたたむうえで最も気をつけなければいけないのがバルブに負担をかけることです。
チューブのバルブの根元はトラブルになりやすい場所なので気を付けるようにしてください。

コンパクトに折りたたむには空気をできるだけ抜く必要があります。
バルブを開放したうえで、バルブの反対側から折りたたみながら空気を抜きます。

クルクルと巻きながら抜くときれいに抜けます。

バルブが最後にくるようにして巻いてエアー抜き

チューブラータイヤのエアー抜き
くるくるとエアー抜き

バルブを中心にして二つに折りたたみながら巻いていきます。

この時バルブより少し長い位置で巻いていくようにします。

チューブラーの折りたたみ方
バルブより少し長い状態から巻き始める
チューブラーの折りたたみ方
コンパクトに完成
チューブラーの折りたたみ方
バルブはタイヤ全体で保護

バルブの根元も余裕を持たせて、決して根元から巻かないように。
根元から巻いてしまうとバルブトラブルになります。

巻き始めたら巻いたタイヤのトレッドの上にふんどし(リム側の布テープ)をのせるようにして巻けば、タイヤをきれいに巻くことができます。
横にはタイヤ二本分の幅が必要ですが、チューブラーバックはこのサイズで作られてたりするのでこの巻き方がベストです。

ボトルケージで携行する場合

ボトルケージでチューブラー
すっきりおしゃれにチューブラー
誰が見てもシャレオツなチューブラーバック
誰が見てもシャレオツなチューブラーバック
ペットボトルカバー
ペットボトルカバーがチューブラーバックに
チューブラーの折りたたみ方
巻き方は同じで長さが長い

サドル下にぶら下げたくない方も多いと思います。

ボトルケージで携行する場合は、少し細めに巻く必要があります。
巻き方は先にご紹介した巻き方でいいのですが、少し幅が出てしまうのでボトルケージに合わせて長めに巻きます。

ちょうどいいチューブラーバックを見つけたのでぜひ利用してみてください。
ボトルケージを使ったツールバックとしても使えると思います。

コンビニなどで売ってるペットボトルに付属してる『ペットボトルカバー』です。
このペットボトルカバーに納まるように巻けば、画像のようにきれいにボトルケージに納まります。
巻いたチューブラータイヤがほどけないように縛る必要もありません。
無料でとっても便利ですよ。

ボトルケージに納めるには、あらかじめ不要になったボトルを切ってカップ状にしたものに入れるようにします。
これによって、ボトルケージ内で動くことが無くなります。

ペットボトルカバーで汚れなどからも保護されるのでお勧めです。

シーズンオフには巻いたままにしないこと

シーズンオフにはスペアタイヤにも空気を入れて伸ばすようにしてください。

折りたたんだままだと、タイヤの中でチューブがヒビ割れすることがあります。

これはチューブにも言えることなので、サドルバックの中に入れっぱなしにしているチューブも同じです。

画像のチューブは、折りたたんだままにしておいたものです。

チューブラーから取り出したものなので、素材が少し薄いものになりますが折りたたんだまま放置してました。

折れ目にクラックが入って割れてます。
捨てるつもりだったものなので使う予定はないですが、これがスペアのチューブだったらいざという時に使えません。

まとめ ゴム製品は時間経過が劣化です

チューブラータイヤをどうやって携行するかで巻く長さが変わります。
夏場はボトルを二本持って走りたいのでボトルケージを使うのは無理かもしれませんが、自転車がすっきり見えるのはボトルケージで携行する方法ですよね。

ご自身のお好みでいいと思います。
サドル下にトーストラップで縛る昔ながらのやり方をする場合は、落とさないようにしっかりと固定してください。

イベントなどで道路にタイヤが落ちてることがあります。
本人は落としたことに気がつかないので、パンクした時に初めて無いことに気がつくパターンです。

劣化にも注意してください。

ゴム製品は製造段階から劣化が始まっています。

冷暗所に保管していれば劣化スピードを遅らせることはできますが、時間がたつほど劣化していきます。

サドルバックに入っていれば紫外線などの影響はないかもしれませんが、劣化しないわけではありません。
時々出して空気を入れて点検するようにしましょう。

スペアパーツは普段使わない分、劣化に気が付きにくいです。
いざという時に使えなければただ『ゴミ』を持って走ってることになってしまいます。

シーズンオフの今のうちに点検して、そこまで来ているシーズンに備えましょう。

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