ロードバイクでの落車 原因と対策

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ロードバイクで落車しました。

原因は前方不注意です。

運良くヒザを擦りむいた程度のケガですみ、自転車も傷がついてホイールがフレてタイヤがバーストしただけです(傷以外は修理しました)

落車するとホイールにフレが出て走行に使用をきたすことも多いので、そういった場合の対処法を記事にしてお伝えします。

落車の原因で、路面の段差などが原因ということも多くあります。
路面から目を離さないよう安全運転しましょう。

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落車の原因にもよるが、ホイールのフレが出た場合の対処法

落車でリムにフレが出た
わずかにフレが出ました

落車の原因にもよりますが、ホイールにフレが出る場合があります。
路面の亀裂に挟まって落車したとか、今回の私のように縁石に引っ掛けてしまった場合とかではフレが出てしまいます。

わずかなフレであれば速度を上げないように帰路につくこともできますが、大きくフレているとブレーキシューにあたってしまって走れなくなることもあります。

そういった場合には、ブレーキのクイックを開いて対処します。

ブレーキの引きシロが変わってしまって、ブレーキが利かなくなる可能性もあるので注意しましょう。

自転車のブレーキは前後独立しているので、どちらか片方があれば速度を落とすことは十分可能です。
片方のブレーキの場合は急には止まれないので、徐行して速度を上げないように走るのは言うまでもありません。

キャリパーのクイックを開いても、まだシューに当たるようならブレーキワイヤーを外してしまいましょう。
当然ブレーキは前後のどちらかになってしまうので、徐行をすることや下り坂を通らないコースを走りましょう。

ワイヤーを外すくらいフレが出ていると、走行にも支障が出るはずです。

ワイヤーを外してもまだ当たる場合はブレーキシューを外します。
ここまでフレたホイールに乗ったことがないのですが、まず走行不可だと思います。
もしゆっくりでも走れるようであれば、シューを外して徐行で乗り切りましょう。

その場である程度フレ取りができれば、応急で走れるだけのフレ取りをするという方法もあります。

路面の亀裂に前輪がハマると落車しやすい(経験あり)

ロードバイクは道路の左端を走行するということが基本となります。

道路の左端というのは整備されていない場合があり、歩道との段差やアスファルトの継ぎ目が進行方向に対して真っすぐついている場合があります。

これが非常に危ないので路面の状況をよく確認して走行するようにしましょう。

ロードバイクのタイヤは細いので、意外と小さな亀裂でも前輪が入れば落車の危険性が高まります。

また歩道に乗り上げる時も進入角度をできるだけ大きくして、浅く入るようなことがないようにしないと段差でハンドルを取られます。

今回の落車は前方不注意なので自分の過失 前輪タイヤバーストが落車に至った原因

サイドカットしたタイヤ
前輪が縁石でサイドカット

ここで今回落車した状況を解説しておきます。

完全に私の不注意で、路面状況のせいだとかは一切ありません。
100%私の運転ミスでコケました(笑)

ある交差点の歩道を渡って道路の左側で走り出した時に、知人が通りかかったので意識がそちらに完全に行ってしまいました。

前を向いた時に縁石に寄りすぎていることに気がついて、避けようとしたら前輪が縁石に接触してタイヤサイドをカット。

縁石に接触した時にバランスを崩しても何とか立て直したんですが、前輪がバーストしてしまってタイヤがリムから脱落。

タイヤがリムから外れるとコントロールはほぼ不可能なので転倒。

と、こんな感じでの落車です。
速度は出ていないのでケガも擦り傷だけでした。

これが高速だったら大きなケガにつながっていたと思います。

クリンチャータイヤは、パンクしてエアーが完全に抜けるとタイヤがリムから外れます。

後輪なら何とかコントロールできますが、前輪は落車する確率がかなり高いです。
チューブラーであれば、タイヤはリムに接着してあるので外れません。
これが私が言うチューブラーの安全性なんです。

タイヤがサイドカットしてしまってはチューブを入れても走れない

タイヤカットの応急処置で使うタイヤブート
タイヤブートはクリンチャーの必需品

タイヤを縁石に引っ掛けてバーストした場合、クリンチャータイヤであればチューブを入れても修理は不可です。
破れたタイヤからチューブがはみ出してすぐにバーストします。

そんな時は【タイヤブート】を使います。

私はサドルバックに必ず入れているので、今回は無事に走行して帰ることができました。

タイヤブートがない場合は、お札を使ったりエナジードリンクのアルミパックを使っても代用できます。

タイヤブートの使い方を解説

貼り付けなくても使えるタイヤブート
接着面の剥離紙もそのまま

タイヤブートはタイヤが裂けた部分に貼り付けて使用するということになっています。
貼り付ける部分をきれいに掃除して、接着して使用します。

貼り付けなくても使用できます。
タイヤブートをそのままタイヤの裂けた部分にあてて使います。

大きく裂けていなければ、タイヤ内でズレることもありません。
エアーは少し少なめにして走行します。

こうやって使うと何度でも使うことができますよ。

タイヤブートを入れてるからと安心して規定値まで入れると、タイヤの裂け目が広がる可能性もあります。
そこで少し低めの空気圧にして、リム打ちパンクに注意しながら走行します。

トラブルがあって、応急処置した場合は修理が完了しているわけではありません。
応急修理なので、徐行と予定を変更して帰路につくことを考えましょう。

さらに自転車を壊してしまって、動くことすらできない状態とか、最悪大きなケガにつながる可能性もあります。
必ず速度を上げない走りをして、無事に帰ることを優先しましょう。

チューブに巻き付いたタイヤブート
チューブさえ保護できればいいのがタイヤブート

まとめ

落車をしました。
原因は私の前方不注意です。

一瞬目を離した瞬間に起こってしまったことなので、前を見ていれば防ぐことができました。

ロードバイクはタイヤが細く非常に不安定な乗り物で、しかもペダルに足を固定しているので大きなケガにつながる乗り物です。

十分注意して乗りましょう。

落車でホイールにフレが出た場合は、徐行することを前提にブレーキキャリパーを開いて走行しましょう。

最悪の場合はブレーキシューまで取り外す必要があるかもしれません。

タイヤをカットしてしまった場合は【タイヤブート】を使いましょう。
代用品でも対処は可能ですが、高いものではないので必ず持ち歩くようにしてください。

タイヤブートは貼り付けなくても使うことができます。
その場合は再利用も可能なので、タイヤの状況を見ながらやってみましょう。
私は貼らずに使いました。

ロードバイクは楽しい乗り物ですが、大きなケガにつながる乗り物です。
ケガをしてしまっては乗る意味がありません。

十分注意して楽しみましょう。

今回は自分への戒めの意味も込めて記事にさせていただきました。

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