工場の鍵の返却が終わりました。
やっとこれですべての仕事が終わった。
あとは、軽トラを解体業者が引き取りに来たら完全終了になります。
片付けるのに半年かかった
3月から始めた廃業への道は6か月ほどかかりました。
捨てるもの。
保管しておくもの。
売ってしまうもの。
分別にも時間がかかるし、売るにしても保管場所を確保しないといけないので、家にある不用品の処分して場所の確保をすることに。
まぁ、たいへんですね。
仕事を始めるのはカンタンです。
資金さえあればすぐに始めることができます。
なにもないところに、あたらしい機材などを詰め込むだけなので、入る限り詰め込むことができます。
約20年間で詰め込んだり、保管していたものを処分するのには時間がかかります。
取っておきたいものでも、保管場所がなければ捨てるか売るか、誰かに譲るしかありません。
その間も家賃は発生するので、収入がなくても家賃分は支払わなければなりません。
結局50万円くらいは家賃で消えました。
処分などにも50万円くらいかかっているので、廃業までに100万円くらいつかっていますね。
廃業もけっこうお金がかかります。
軽トラも廃車完了
工場の外に出しておいた軽トラが引き取られていました。
業者に鍵と書類を預けて、月末までの期限で引き取ってもらうことになっていたのも終わっています。
もう工場の様子を見に行くこともなくなりました。
けっこうボロボロの工場なので、風の強い日は壁でも飛ばないかとヒヤヒヤ心配していたのもこれで終わりです。
無借金でやり遂げた楽しい20年でした
開業当初は持っている資金がつきたらすぐにやめるつもりではじめたのが、みなさんのおかげで儲かりはしなかったけど、無借金で20年間続けることができました。
思い返すと、ほとんど遊んでたような20年でしたね。
好きな仕事ができて、同僚や先輩後輩もいない中で、一人で仕事ができたのは本当に楽しかったです。
人に気をつかうのがいちばんのストレスですからね。
仕事を始めたときには、仕事の予定がなかったとき、ドキドキして不安で寝れないときもありましたが、「ないものはない」と割り切ることもできる精神力も養えましたし。
明日からはほんとうに「なにもない」人生が始まります。
収入もないですし、ナニかをする予定もないです。
何にもない生活が楽しみすぎる
明日からは工場に行くこともないですし、車に乗る必要もないです。
出かけたくなったら出かけて、眠たくなれば寝て過ごせます。
家賃の心配もしなくてもいいですし、片付けることもしなくていい。
部品の発注や、代車の段取りもしなくていい。
ナニもしなくていい時間が命がつきるまで続くのは楽しみでしかないです。
ナニもしないのは退屈だという方
「隠居する」というと「仕事していないと退屈」という方もいますが、そういう方はガンバって仕事をしていた方がいいです。
私は「なにもないから、なんでもできる」と思っているので、「明日から日本一周してくる」とか「世界一周してくるわ」ってできるんですよ。
まぁ、我が家にはネコがいるので家を空けることはできないですけど、なにもない時間はナンでもできる時間なんです。
退屈なんてするわけないです。
元気に動けるのが70歳までだとしたら、そういう時間はたった10年しかないです。
仕事なんてしている時間は私の人生設計にはないです。
20年間ありがとうございました
私にかかわってくれたお客様たちへ!
20年間、私を支えてくださってありがとうございました。
仕事としてお会いすることはもうないですが、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
とりあえずは80歳までは元気な予定です。
生きてる証に、BLOGは続けていきます。
よろしくお願いします!
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