【自動車整備】整備士がツナギを切る理由 整備歴40年のメカの真実

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アマゾンで下のリンク先のサロペットを買ったので『整備士がツナギを着る理由』を記事にしました。

ツナギは夏には暑いのでサロペットが最適です。

自動車整備士のイメージはツナギ服ですよね。
なんで整備士がツナギを着ていると思いますか?

自動車整備士は、ほぼ100%がツナギを着ています。

イチバンの理由は『車に傷をつけないこと』です。

どんな職業でも、必ず適した服装があるように『整備士』に最も適した服装がツナギです。

サンデーメカニックでも、自分の車のメンテナンスでツナギに着替える方もいますよね。

ツナギは自動車整備には適した服装ですが、夏は暑く冬は寒い服です。
整備士歴40年のメカがツナギのメリットとデメリットを解説します。

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自動車整備士はツナギしか着ない

自動車整備士でイメージするのはツナギ服ですよね。
ほぼ100%の整備士はツナギで仕事をしています。

ツナギの方を見ると「同業の整備士だな」って思いますし、相手もそう思っているでしょう。
でもなんでツナギを着ていると思いますか?
別に、普通の作業着でも自動車整備はできますよね?

整備士がツナギを着るメリット

自動車整備をしていると、地面の上に寝板と言ってキャスターのついたものでもぐって仕事している姿を見たことがありませんか?
今はリフトがあるので無いかなぁ。
TVでの整備士のイメージは車の下から出てきますよね。

車から足だけ出てて、誰かに呼ばれたら寝板ごとス~~ッと出てくるあれです。
あの動きをするときって、上下が分かれているとズボンがズレたり、シャツがめくれたりして動きにくいんです。

ツナギ服はウエスト部分を締め付けてないので動きやすいんです。

特に前かがみでエンジンルームでの作業では、背中が出ることもないので非常に楽に作業ができます。

油汚れに強いのもツナギのメリットですね。
自動車整備をすると、当然ですが油で汚れてしまいます。
汚す気はなくても、ナゼか体のどこかにオイルがついていたりするんですよね。

ツナギだと、どこにオイルがついているのかすぐにわかります。
上下が分かれていると、ウエストの境目とかが汚れていてもわかりずらいです。

上下の分かれた作業着だと当然シャツはズボンの中に入れるわけなので、オイルがかかるとその隙間から足にかけてオイルが入ってきます。
ツナギだとおなかにオイルがかかっても服の中にオイルが入ることがありません。

これがいちばんの理由ですが、腰回りに金属がないのでお客様の車に傷をつけることがありません。
ズボンだとベルトが必要だったりしますが、整備をするうえでお腹周りを車にあてて作業することが多いのでベルトは厳禁です。
腕時計や指輪なども整備士はダメです。

ツナギのデメリット

ツナギはゆったりしていて、楽そうに見えるのですが意外と窮屈です。
何もしなければ楽なんですが、前にかがむとかしゃがむといった動きがやりにくいですね。

ツナギなので、前にかがむと下半身の布が上半身に引き寄せられます。
しゃがむと、上半身の布が足元に引き寄せられます。

冬の間は良いのですが、夏に汗をかくと肌にくっついてしまうので動きにくくなります。

しかも、夏はやたらと暑いです。
熱がツナギの中でこもってしまうので、見た目以上に暑いです。
風が抜けるので涼しそうにも見えるんですけどね。
仕事で腕を狭いところに入れることが多いので、夏でも長袖を着るのが基本です。
私は半袖で仕事しますけどね。
本当はダメです。

じゃぁ、冬は暖かいかというとそんなことありません。
冬は普通に寒いです。

体のサイズに無頓着になりますね。
特にウエストサイズとか、全く気になりません。

ウエストサイズに合わせてサイズを決めないので、自分のウエストとか知りません(笑)

おしゃれなメカニックはツナギではなくサロペットがおすすめ

私は夏はサロペットも併用します。
10年くらい前に始めて着たらとにかく楽で、夏は涼しいのでサロペットをお勧めします。

夏はTシャツにサロペットで、汗をかいたらTシャツだけ着替えれば快適に過ごせます。

ツナギと違って、肩回りはTシャツなので動きやすいですね。

冬は普通に長袖ツナギを着るのでサロペットは夏だけですが、トレーナーを着れば冬でもいけちゃいます。
サロペットはマジでおすすめですよ。

アマゾンで買ったこのサロペットは安いので記事が薄くて夏にはとてもいいです。
ショルダーのゴムが少し弱いのが欠点ですが、調整できるので問題ありません。
3.000円くらいで買えるのはありがたいです。

昔のつなぎの色は白一色だったのが色付きに変わった理由

昭和の時代はつなぎの色は白です。

「自動車メカニックは自動車のお医者さんだから白衣」とか冗談のようですが本当です(笑)

お医者さんと同じ白衣だよ

白いツナギだとオイルの汚れが目立つので、汚れたツナギでお客様の車を汚さないように・・・というのは本当のことです。

しかし、オイルで汚れたツナギは洗濯してもオイルのシミは残ってしまいます。
毎日毎日洗っても取れることはなく、だんだんツナギがオイルで汚れた状態になります。
洗ってるのできれいなんですけど、見た目が悪いですよね。

そんなことから、ディーラーなどが色付きのつなぎに切り替えました。
できるだけ汚れが目立たない色になったわけです。

私も白いツナギで仕事をしていましたが、バブル時代は高級車や新車が多く、オイルのシミが残ったツナギで乗るのは気が引けてました。
仕事してても汚さないかと気になって仕方なかったです。
そんな理由から白いつなぎはほぼ絶滅しました。

洗ってあるとはいえ、オイルのシミだらけのツナギで自分の車に乗られるのは嫌ですよね。

まとめ

整備士がツナギを着る理由のいちばん重要なことは「傷をつけない服装」だからです。

色がついているのは、オイルなどのシミを目立たなくしてお客様への印象をよくするためです。

もちろん動きやすさも理由ひとつです。
夏は暑く、汗をかくと途端に動きづらくなるのもツナギの特徴ですね。

これからはツナギよりおすすめはサロペットです。
サラリーマンメカだと支給品になるので自由はないでしょうけど、サンデーメカニックの方などはぜひサロペットを試してみてください。

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