下回りの錆防止にはワコーズの塩害防止塗料がおすすめ

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降雪地域に住む方の車の悩みに「下回りのサビ」があります。

原因の一つは「塩化カルシウム」です。

塩化カルシウムが撒かれた道路を走った後に下回りを洗うことと、色を塗ってしまうことです。

下回り用の塗料は「シャーシブラック」がありますが、防錆効果のさらに強い塗料もあります。

ワコーズから発売されている「塩害防止塗料」です。

シャーシブラックよりも長持ちするので、塩害に悩む方は使ってみてください。

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ワコーズ 塩害防止塗料

ワコーズ 塩害防止塗料
ワコーズ 塩害防止塗料

塩害に特化したサビ防止塗料が「ワコーズ 塩害防止塗料」です。

シャーシブラックよりも、塗膜を強力に密着させる樹脂塗料になっています。

塗膜の耐久性がシャーシブラックよりもあるので、長期間のサビ防止ができます。

  • 耐食性
  • 耐薬品性
  • 耐熱性
  • 耐水性
  • 耐溶剤性

作業するときに気をつけること

塩害防止スプレーで作業するときは気をつけなければならないことがあります。

  • 換気
  • マスキング
  • 飛散防止     です。

もちろん作業している人が吸い込まないようにマスクなども必要です。

特に気をつけなければならないのは、下回り以外を塗らないことです。

乾燥後はシンナーなどの溶剤で落とすことはできません。

万が一塗ってしまいそうな場所は、マスキングをしっかりとしてから塗りましょう。

また、飛散した塗料が隣にある車とかにつかないようにもしないといけません。

そばに車を置かない方がいいです。

この塗料はかなり独特な臭いがあるので、締め切った場所での使用はたぶん無理です。

風があると塗りにくいですが、換気をよくしないと作業することがかなりつらいくらい臭いです。

駐車場でやる場合は臭いに注意

下回り全体を塗る場合、ジャッキアップして塗るのはやめた方がいいです。

自宅の駐車場でこのスプレーを大量に使うと、ご近所から苦情が来るかもしれません。

そのぐらい臭いです。

できれば、リフトで車を上げてから作業したほうが安全です。

タイヤ交換の時に、サスペンションの周りを塗るくらいならご自宅でもできるともいますが、くれぐれもご近所の迷惑にならないようにやってください。

ブラックよりもクリアがおすすめ

私はブラックを使っていますが、透明のクリヤもおすすめです。

ブラックは、一目で塗ってある場所がわかりますが、フェンダーの内部など見える場所はクリアの方がいいかもしれません。

ただ、密着性が良くて耐久性があるとはいえ、飛び石などではがれてきます。

クリアだとはがれた部分がわかりづらいのがデメリットです。

効果は?

塩害防止塗料を塗ってから6年経過した車が今回入庫した車です。

ボディを含めて、足回りなどのサビはほとんどありません。

塗膜も飛び石以外では剝がれていないので、ワコーズの説明のようにかなり耐久性がある塗料だということがわかります。

車検の時にシャーシブラックの代わりに

車検の時にシャーシブラックを塗ってもらっている方は、ぜひ塩害防止塗料を塗ってもらうのはいかがでしょう。

シャーシブラックより強力な塗膜で下回りの保護ができます。

取り扱いがない整備工場でも、持ち込みで塗ってもらうこともできるのではないでしょうか?

軽自動車なら1本で塗ることができます。

まとめ

下回りのサビは意外と気が付きにくい部分です。

ひどいものだとエンジンを支えているメンバーまでさびで腐ってしまったものもあります。

ボディに穴が開くのも、雪の降る地域ではよくあります。

早いうちから錆止めなどで対処しておけば、大切な車も長持ちします。

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