車検のステッカーの貼る位置が変わります

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車検の有効期限のステッカーを貼る位置が変わるらしいです。

今までは、運転席から遠い位置またはフロントガラスの中央に貼るようになっていました。

ガラスの中央でも、助手席側でもどちらでもよかったのですが、運転席側に統一されるようになるようです。

運転する方に見えやすくするためらしいですが、運転中に視界に入って違和感があるかもしれません。

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ステッカーを貼る位置を運転席側にしたのはなぜ?

あなたは自分の車の車検の期限を何で確認しますか?

ほとんどの方は、ガラスに貼ってあるステッカーじゃないでしょうか。

ガラスの中央に貼ってあると、のぞき込まなくてはいけないので見にくいですよね。

見えにくいから運転席側に貼って、期限を見やすくするためだそうです。

車検の期限ってだいたいの方は『月』くらいは覚えていると思うのですが、意外と車検切れの車を知らずに乗ってる方もいるんですよ。

今までいちばん長かったのは1年です。

年数を間違えていたんですね。

運転席側に貼ってあれば、必ず目に入るので「うっかり車検切れ」をなくすことができます。

意外と多い車検切れ

自動車整備士が自分の車の車検をうっかり切らしてしまうなんてことはありません。

もしそんなことがあれば整備士として失格です。

社用車が多い企業などでは、担当者がきちんと管理しているので、うっかりというのは少ないのですが人間なのでうっかりしちゃうこともあるわけです。

先日も公用車が車検が数週間切れていたということがニュースになりました。

車両管理をしている方も、いつも乗らない車なので「うっかり」確認を忘れてしまうこともあるのでしょう。

自分の車じゃないとドライバーも確認して乗らないですから、見えやすいところにステッカーが貼ってあるのは期限切れには効果があると思います。

とはいえ目につきやすいのは目障りです

私はステッカーとか、ドラレコとかが視界に入るのは嫌いです。

できればすべてルームミラーの裏側に全部隠れてほしいので、ステッカーはミラーのカゲに貼るようにしています。

自分がそうなので、どうしてもお客さんの車でも見えない位置に貼っています。

最近の車はミラーの上側をセラミックでコーティングしてあるものありますが、そういった車でもできるだけ運転手の視界に入らない位置に貼ります。

ボカシなどが入ったガラスは、ボカシの上から貼ると外から見えないので、貼る位置は迷いますがぎりぎりの位置でミラーのカゲに貼るようにしています。

運転席側に貼るようになれば、いろいろ気を使わなくていいようになりますが、目障りに感じる方もいらっしゃると思います。

車検切れは一発免停

車検切れの車を運転すると一発で免停になります。

1 無車検車運行の法定刑は、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金(道路運送車両法第58条1項、108条)

車検が切れているということは自賠責保険も切れていることが多いので、同時に無保険車の運行違反にもなります。

無保険車運行の法定刑は、1年以下の懲役または50万円以下の罰金(自動車損害賠償保障法第5条、86条の3)

くれぐれも車検切れには気をつけてください。

まとめ

車検ステッカーの貼る位置が変わるのは2023年1月からということらしいです。

2022年に車検を受ける車は今まで通りの位置に貼ることになります。

まだ決定ではないようなので、本当に運転席側になるのかは分かりませんし、国土交通省のHPを見ても発表はされていないようです。

右側にならないといけないのか?いままで通りの場所でも大丈夫なのか?ということもわかりませんが、できれば今まで通りの場所でもいいようにしてほしいです。

2023年には車検証が電子化されることが決まっています。

電子化された車検証がどういうものになるのか分からないのですが、いままでの紙と違って確認しづらくなっているのでしょう。

それに合わせて「ステッカーでの確認を容易に」できるようにしたのかもしれませんね。

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