欧州車のホースバンド CLIC-Rの 脱着方法 専用工具を使えば簡単

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ホースバンドを外そうとして、いいところでパチンッとプライヤーから外れてしまってイラついたことがありますよね。

燃料ホースとか、小さいホースバンドでもプライヤーだとクランプ部分が逃げてしまって外れることがあります。

そんな時には専用工具を使うのがおすすめです。

どうせ買うならCLIC-Rという欧州車のホースバンドにも対応したものがいいです。

CLIC-Rなんて聞きなれないと思います。

今回、CLIC-Rを外す作業があったので購入しました。

このCLIC-R用バンドプライヤーは、一度つかむと逃げないのですごく使いやすいのでほんとうにおすすめです。

CLIC-R専用プライヤー
CLIC-R専用プライヤー
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CLIC-Rは外車で使われているホースバンド

CLIC-R バンド
CLIC-R バンド

国産車のホースバンドで取り外しや、締め付けで悩んだりすることは無いですよね。

私もそうでした。

ホースバンドは国産ならどんな車種であろうと、プライヤー系の工具があれば取り外したり締め付けたりすることができます。

大きなものだとウォーターポンププライヤーを使ったり、狭いところだと小さなプライヤーを使ったり、プライヤーさえあれば何とか作業はできました。

ところが外車だとプライヤーだけではどうにもならないバンドがあるんです。

それがCLIC-Rというホースバンド。

欧州車でよく使われているバンドらしいです。

今回入庫したのはフィアット500。

これのホースバンドが『CLIC-R』です。

構造は、爪をひっかけてあるだけの簡単な構造になっているので、外すのは簡単に外すことができます。

小さなマイナスドライバーを爪のところに差し込めば簡単に外せます。

ところが、取り付けるのがプライヤーなどではかなり難しいです。

縮めてツメをひっかけるだけなんですがプライヤーだとできません。

そこで専用工具が必要になってきます。

専用工具を使えば、取り外すのも、取り付けるのも一発で超簡単に作業ができます。

それが今回買ってみた専用工具です。

専用工具は990円のもので十分使える

今回購入したのはアマゾンで990円の商品です。

CLIC-Rは頻繁に使うこともないので、メーカー製のものじゃなくて、アマゾンでいちばん安いものを購入しました。

使ってみると、これで十分作業できました。

有名メーカーとの比較はできませんが、結果は同じなので違いはないと思います。

プライヤーで有名なクニペックスからもCLIC-Rプライヤーが出ています。

高いでしょ。

同じ仕事ができるものなら安い方がいいですね。

「欧州車とか触ることないし」という方、国産でもあると便利ですよ

CLIC-Rは国産では使っている車を見たことがありません。

ひょっとすると、私の見ていない部分で使われてたりするのかもしれませんが、国産で見たことはありません。

なので、国産車しか触ることが無いというプライベーターさんには関係ないと思われるかもしれませんが、この工具が一本あるだけで国産のホースバンドの脱着が楽になるのでお勧めです。

ただし、ラジエターホースのような太いものにはちょっと使いにくいかもしれませんがそこは工夫次第です。

太いホースは外すことはできる
太いホースは外すことはできる
太いホースはつかめない
太いホースはつかめない

燃料ホースやエアーのホースなどは作業時間を短縮することもできますし、なによりイラつかないですむのがいいです。

ホースバンド専用工具 まとめ

CLIC-R の専用工具が必要になり買ってみたら、意外と便利で使いやすかったので紹介しました。

国産をメインで整備しているので、CLIC-Rのホースバンドをさわることは二度とないかもしれませんが、国産のホースバンドもプライヤーで作業するよりもはるかに使いやすいです。

狭いところや力の入れにくい場所のホースバンドをプライヤーでつまむと、わずかに動かしただけでプライヤーから外れてしまいます。

そのたびに、位置が変わってつかみにくくなったりしますが、このプライヤーを使えば、一度つかんだものを逃がすことはありません。

工具箱に1つ入っていると便利な工具です。

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