シマノが新しい変速機の特許を公開したようです。
図を見ると、変速機にバッテリーが取り付けてあるようなので、完全にワイヤレス化するかもしれません。
特許の図からは、バッテリーが内臓されているように見えるので、カンパやスラムのように、バッテリーを取り外してそれぞれを充電する方式ではないのかもしれません。
セミワイヤレス以上の性能がワイヤレスで実現できる?
カンパもスーパーレコードはワイヤレスになりました。
シマノだけ取り残されるカタチに・・・。
シマノは出遅れているわけですが、セミワイヤレスはユーザーにとってはメリットだらけなのは間違いありません(セミワイヤレスこそ理想なんじゃないかな)
バッテリーも大容量のものが装備できますし、それによって複雑なコントロールもできるようになっています。
いまだにワイヤレスにしないのは、シンクロシフトなどの複雑なコントロールがワイヤレスでできないからなんじゃないかと考えられます。
ワイヤレスにしました
シンクロシフトはできませんし、バッテリー容量も少なくなっています
では、ユーザーが納得するわけないですからね。
やはり、バッテリーの心配をしなくていい容量と、シンクロシフトが装備されていないとシマノの魅力はないです。
GRX用?
特許の絵を見ると、ガイドプーリーがかなり上の方についています。
ロングケージっぽい作りで、GRXの最大42tのディレーラーのようになっています。
たぶんGRX用の特許なんじゃないかと思われます(PAはスタビライザー?)
まとめ
ワイヤレスの特許はいままで何度か出てきています。
それでも、まだ発売になっていないことから、技術者が納得できないナニかがあるのかもしれませんね。
新型にはシマノらしい新しい機能がないと、カンパやスラムの差別化戦略で負けてしまいます。
「これでこそ世界のシマノ」と言えるようなディレイラーを期待したいです。
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