ロードバイクでロングライドすると、100㎞くらいでパッドによる股ズレという悩みがありますよね。
おそらく誰でも経験されたことがあるかと思います。
そんなときの救世主になるのが【シャモアクリーム】です。
シャモアクリームを使えば、かなり改善できるので股ズレで悩んでる方は使ってみてください。
レーパンのパッドで擦れて股ズレ 最悪のライディング
100㎞近く走るとパッドが擦れて傷になることがあります。
私の場合は、レーパンのパッドが足の付け根でこすれてしまって傷ができます。
一度傷ができてしまうと、パッドをズラして乗っていてもまた同じ位置で擦れるので最悪なサイクリングになります。
傷の間にパッドがさらに入って擦れるので、ヒドイと出血して傷が治るまで自転車に乗れなくなることもあります。
これから汗をかく季節では、傷に汗が入ってマジで痛い思いをします。
楽しいサイクリングに苦痛はあり得ません。
シャモアクリームを使うことで1日楽しく自転車に乗ることができますよ。
パッドの擦れによる傷防止には潤滑剤であるシャモアクリームを
シャモアクリームをご存じでしょうか?
ASSOS アソスシャーミークリーム(シャモア クリーム) [並行輸入品]
衣類などの擦れから肌を守るもので、肌が荒れることもないのでお勧めです。
シャモアクリームというのはいろいろなメーカーから出ています。
MORGAN BLUE(モーガンブルー) クリーム ソフトシャモワクリーム [soft chamois cream] 200ml 股ずれ/肌荒れ予防 ハーブエキス配合
たくさんのメーカーが出すほど『股ズレ』の悩みを抱えてるユーザーは多いということかもしれません。
自転車だけではなく、ランでもトライアスロンなどの水泳でも使われています。
普段使いでも靴擦れなどでも効果がありますよ。
シャモアの語源 シャモアはウシ科の哺乳類
シャモアはウシ科の哺乳類です。
ヤギに似た生き物で「アルプスの貴公子」と呼ばれているそうです。
なんで『股ズレ』が哺乳類なの?
サイクリングショーツにはパッドがついていますよね。
パッドができる以前は、サイクリングショーツの股部分には羊の皮が使われてたそうです。
皮は、新しいうちは柔らかくて肌触りも悪くないのですが、何度も洗っているうちにゴワゴワになります。
ゴワゴワになった皮では自転車に乗れないので柔らかくする必要があります。
それがシャモアクリームの原点です。
当時は固くなった皮を柔らかくする役目だったクリームが、今では人の肌を保護するクリームとして使われているということになります。
パッドの皮に使ってたからシャモアになったんだね。
シャモアの意味が分かっていただけたでしょうか。
シャモアクリームの使い方
シャモアクリームの使い方をご存じですか?
使っている方はもしかして肌に直接塗っていませんか?
間違ってますよ。
シャモアクリームは『肌』に塗ってはいけません。
肌に塗るのが悪いというわけではなく効果が薄くなります。
シャモアクリームはレーパンのパッドの方に塗ってください。
シャモアクリームの原点でもある皮パッドを柔らかくするのと同じでパッドの方に塗って使用します。
肌に塗っても、パッドの方でふき取られてしまうので、効果が持続する時間が非常に短くなります。
パッドの方に塗りましょう。
シャモアクリームは擦れるところを重点的に
私の使い方をご紹介します。
すべての方におすすめできる使用方法ではありませんが、参考になさってください。
シャモアクリームは肌とパッドの摩擦を軽減してくれるクリームです。
多くの方がロードバイクで悩むのはお尻の痛みですよね。
私ももちろんお尻が痛くなることはしょっちゅうあります。
そこで、シャモアクリームをパッド全体に塗って使っていました。
しかし、お尻の痛みはなくなりません。
まったく変わらないんです。
当然ですよね。
シャモアクリームは肌との摩擦を軽減するだけなので、圧迫による痛みには無意味です。
私のペダリングではお尻がパッドと擦れて痛むことはありません。
ではどこに問題が出るのか?
脚の付け根がパッドと擦れるんです。
足の上下でパッドと足の付け根が擦れて傷になることが良くあります。
使い込んだレーパンだとパッドがヘタって薄くなってたり柔軟性が無くなっていたりするからだと思います。
そこでシャモアクリームを、足の付け根の部分のパッドに塗ってみました。
なんとビックリするくらいトラブルが無くなったんです。
肌に傷ができることがシャモアクリームで防ぐことができました。
塗る量はたっぷりと塗ります。
ハンドクリームなどは薄く塗りのばしますが、シャモアの場合はたっぷりと塗ります。
パッドにシャモアクリームの存在感がMAXになっているくらいがちょうどいいです。
塗る場所によっては不快感があるのがシャモアクリーム
シャモアクリームがパッドとの擦れから肌を守るので使い続けていますが、塗ると不快になる場所があります。
私の場合なので、個人差がありますが「お尻」の部分に塗ると私には合いませんでした。
サドルとの圧迫部分に使うと、汗でヌルヌルして気持ち悪いんです。
特に、これからの汗の季節ではサドルに座るとヌルヌルが1日中続きます。
マジで不快(笑)
擦れて痛みが出る部分や傷ができる部分に重点的に使っています。
たっぷりをピンポイントで使うので意外と長持ちします。
シャモアクリームの代用品はない
WiggleでBeEliteのシャモアクリームが半額なのでお試しの方はお得に購入できます。
容量も250mlとたっぷりです。
「シャモアクリームが肌を守るならニベアだって肌を守るから代用できるだろ」って思いますよね。
私も思いました(笑)
「肌を守るのなら白色ワセリンだって代用できるだろ?」当然、私も思ったので使ってみました(笑)
ニベアも白色ワセリンも使うのはやめましょう。
ニベアでは効果がほぼ期待できません。
塗ってすぐは良いのですが、すぐに効果は薄れて擦り傷ができました。
擦り傷ができたところにニベアがつくので傷に対しての薬効はあるのか?とも思いましたが、汗で不潔なので決していいとは言えません。
ニベアは肌荒れを防ぐけど擦り傷を防ぐものじゃない!
白色ワセリンも使いましたよ。
ボクサーとか、切り傷に塗りこむじゃないですか。
潤滑できて「切り傷ができても汗が入らないから痛くないだろ」的な浅はかな考えで使いました。
潤滑はするんですけど、ず~~~っとヌルヌルで最強の気持ち悪さでした。
シャモアクリームのヌルヌルは、ヌルヌルの中にもサラサラな部分があるんです。(すごく表現が難しい)
ですが、ワセリンはもうオイリーで油まみれなんですよね(笑)
油がついてるので気持ち悪いです。
ラードがついていると思ってもらえると伝わりやすいかも。
しかも、油なので洗濯してもきれいに落ちないとか・・・マジで『ダメです』。
シャモアクリームは洗濯できれいに落とせるので大丈夫ですよ。
ワセリンだけはやめた方がいいぞ。
まとめ
ロードバイクに乗ると痛くなるお尻の痛みにシャモアクリームをご紹介しました。
お尻の痛みと言っても圧迫痛ではなくパッドとの擦れにはとても効果があるのがシャモアクリームです。
自転車に乗るのに、パッドにクリームを塗るとか面倒くさいことでしょうが、痛みから乗るのが苦痛になることがあるのは悲しすぎます。
特にロングライドでの効果は実感できるはずです。
ワセリンだけは使わないようにしましょう。
洗濯するときに泣きを見ます(笑)
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