本気のアシストe-BikeがSPECIALIZEDから発売

SPECIALIZED Turbo-creo発売

SPECIALIZEDが2020年春にe-BikeのTurbo-creo を発売すると発表しました。

まったく新しいスポーツ | Specialized.com

YouTube に試乗インプレッションがアップされてるので追加してます。

e-Bikeとは?

もうほとんどおなじみなので詳しく説明する必要は無いと思います。

ママチャリなどの電動アシスト自転車がスポーツバイクでは e-Bike と言います。

電動アシスト自転車はもうすでに普及してるのでいまさら感はあるんですが、スポーツバイクにおけるe-Bikeはその重量だったり航続距離が問題になってなかなか普及しませんでした。

ママチャリで初めて発売したのが YAMAHAのPASSだったと思います。

その技術をロードバイクに応用して、国内で初のアシストロードをYAMAHA が発売しました。

ところが航続距離の短さ(100km走れない)だったり、その重量であったりであまり売れませんでした。

SPECIALIZEDが本気で取り組んだ本格的なロードe-bikeの登場です。

海外ではe-Bikeはとても売れて人気らしいです

ツイッターなどの情報からはヨーロッパ方面ではかなり人気商品だそうです。

普通のロードまでとは言いませんが、売り上げの伸び率でいうとロードを超えてるらしいです。

ただ、そのまま日本に輸入できないのが規制の違い。

日本は、電動自転車はアシスト(補助)する部分では認められてますが、海外のe-Bikeはペダルを回さなくても自走しちゃうのでアシスト自転車ではありません。

これが大きな問題。

日本だと違法と言うわけではなく乗れます。

原動機付き自転車として、保安部品を取り付けナンバーを取得しヘルメットは二輪用をかぶって原付免許があれば公道走行できます。

まぁ、やらないですよね(笑)

法規制に合致したe-Bikeが SPECIALIZED Turbo-creo

TURBO CREO SL の試乗インプレッションがアップされています。

SPECIALIZEDの新eロードバイク「TURBO CREO SL」トップモデルとエントリーモデルを解説&インプレッション

先に言ったアシストしないとで『自走』してしまうと言うのも問題ですが、アシストする最高速度というものもあります。

電動アシスト自転車が発売されたころはこの規制が無く、ママチャリで30km/hを超えるものもありました。

今は規制されて、規制の最高速を越えるとアシスト機能が解除されて自力走行になります。

法的にはあくまでも補助アシストであることと、規制内の速度以上ではアシストを解除することが条件となります。

日本だけの法律(だと思う)なので、海外メーカーはなかなか進出しにくい分野でもありますよね。

アシストするための速度センサーや、アシストするためのトルクセンサーなどコントロールする部分が多くそこにコストをかけるより電動バイクとして日本以外の市場を重視するのも当然だと思います。

SPECIALIZED Turbo-creo

フレーム素材は SPECIALIZED Tarmacでも使われてる Fact11r カーボン
全グレード共通です。

実績のある素材を使うというSPECIALIZEDらしい手を抜かない部分ですね。

ここ最近のSPECIALIZEDって本当に本気になってるから、ロードバイクの世界では先頭を突っ走ってます。

このe-bikeでも時代の流れを作ってくれると思います。

なんと TURBO CREO SL の重量は 12.2kg です。

少し重いエントリーモデルの完成車の重量ですね。

アシストパワーは ライダーの2倍程度のアシスト。

最高速度は24km/hなので、上り坂では24km/hで上ることができるわけです。
問題は総走行可能距離ですよね。

標準バッテリーのみだと130km程度ですが、別売バッテリーを付けると+65kmらしいです。

フル装備だとなんと195kmも走れ、しかも充電時間は 2h35m と短時間なのはすごい。

普通のサイクリングで、1日195km走るなんてなかなか無いと思います。

多くの人は大体130kmから160kmあたりが1日に走る最長距離なんじゃないでしょうか。

ブルベライダーはアシストに乗ることは無いので、これだけ走れば十分すぎる距離です。

しかも充電時間が短いので、泊りがけのツーリングでも使いやすいと思います。

万が一充電を忘れても、出発を2時間遅らせれば十分走れる距離ですね。

Future Shock 2.0 も装備

ロングライドモデルとしては完璧な装備ですね。

私はロングで乗ったことはないですが触らせてもらったことはあります。

Future Shock を初めて触ったときは変な感じがしました。
ステムが上下に動くのは違和感でしか無いですが、乗ると違和感はないんですよね。

なんかもっとポヨンポヨンして頼りないかと思ってましたが剛性のある動きなので頼りなさは全く感じません。

Mission Control アプリでアシストパワーなどを管理

時代はe-bikeにスマホ。
車体のコントローラでもアシストパワーなどは操作できると思いますが、やはり時代はスマホで管理です。
3段階のアシストパワーを選択できます。

ECOモード

アシスト量は35%。

主に平地で使うというイメージでしょうか。

また元気なうちはECOモードでバッテリーを節約し、疲れてきたらSPORTモードやTURBOモードという使い方が正しいでしょう。

SPORTモード

アシスト量は75%。

平地では最高速が限られてるので、上り坂で速く登りたい場合に使うモードってイメージでしょう。

TURBOモード

アシスト量は100%。

最強のアシストパワーですね。
おそらくこれが2倍のアシストなんだと思います。

TURBOなんて言うと、フルブーストでカッ飛んでいくイメージですが、24kh/hでアシストが切れます。

しかし、上り坂をフルパワーのTURBOモードでカッ飛ぶように上れるなんていうのは、上りが苦手なライダーの憧れです。

1桁km/hでしか上れない坂を20km/hとかで上っていったらどんな世界が見えるのか見てみたいです。

アシスト最高速が低い?

24km/hで走れれば十分じゃないでしょうか?
Ave 24km/hで走れるってすごくないですか。

190km/hを Ave24km/hですよ(笑)

ほとんどの方が、一日のサイクリングでのAveスピードは25km/hくらいかと思います。

これは平地も上りもあるコースでしょう。

e-Bikeとそうでない自転車と下りでの差はないでしょうからAve24km/h以上は間違いなくいけると思います。

しかも2倍のアシストなので疲れは1/2になるかもしれませんね。

グラベル用もあるらしい

おそらくコンポやホイール&タイヤの差だと思いますが重量が少し重くなります。

13kgくらいですが、これでもバッテリーとモーターがついてるわけですから軽いですよね。

いかにアシストユニットが軽いかわかる数値だと思います。

問題は価格と日本人に受け入れられるか

スポーツにおいて日本人は『根性』とか『苦労』することを好む民族だと私は思ってます。

究極の達成感を求めて心拍を上げ、汗を流して峠に上る。
シンドかったことが勲章のようになるわけです。

この時代に 巨人の星 の飛雄馬になろうとしてます。
私はもうそういう日本人像から脱却するときだと思います。

街頭TVの時代でもないし、町に電話が数件しかなくて借りに行く時代でもなくポケットの中のスマホにすべて入ってる時代です。

苦労することが美徳ではなく、楽したほうが楽しいに決まってます。

外国の方は楽して楽しむことばっかり考えてますよね。
日本人もそれでいい時代になってると思いますよ。

普通のロードでゼ~ゼ~言ってる人の横をアシストロードで鼻歌を歌いながら抜いていけばカッコいいですね。
多分抜かれた人は『電動アシストだから』って思われるでしょうね。

でも考えてみてください。

みんな自転車を軽くしようとしてます。
重量にアシストを求めてますよね。

結局ほとんどの人が何かしらのアシストを求めてるんですよ。
無意識に楽しようとしてるんですけど、そこには飛雄馬の影が見えてます。
まぁ、私もそのうちの一人ですが(笑)

価格は約70万円からなので、まぁ妥当なところでしょうね。

普通のミドルレンジのロードの完成車が50万円くらいなのでプラス20万円がアシストだと思えば高くはないと思います。

まとめ 楽しもう

スポーツだと思ってる方には、『電動アシストなんて』って思われるでしょうね。
でも、ほとんどの方にとって電動アシストロードは憧れになると思います。

軽自動車で坂を上るより、普通車だったりフェラーリだったりするとまた違った満足感があると思います。
苦労して登りきってぶっ倒れるより楽して坂の上でコーヒーでも飲んでたほうが楽しいに決まってます。

アシストバイクで体に負担をかけなければ長く自転車を楽しむことができます。

年齢を重ねると、体力も落ちて今まで出来てた事がだんだん出来なくなっていきます。

それをアシストしてくれるe-Bikeこそ、これからの時代にマッチしたスポーツ自転車になると思います。

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