ロードバイクのハンドルを下げるための3つの方法

ハンドルをもう少し下げたいということなので、ハンドルを下げる方法をご紹介します。

ハンドルを下げるには3つの方法があります

  • フォークコラムを切ってステムを下げる
  • ステムのライズ角を大きなものにする
  • ハンドルのドロップ寸法を大きなものにする

それぞれのメリットとデメリットです

ステムを下げるのにはコラムスペーサーで調整するのが一般的ですが、それ以外の方法をご紹介します。

フォークコラムを切ってステムを下げる

一般的にはフォークコラムを適正な長さまで切ってステムを下げます。

ステムが下がればハンドル位置も自然と下がります。

ただ、切ってしまうとそれ以上上げることはできません。

ヘッドのベアリングトップキャップよりステムを下げることはできないので、フォークのカットはベアリングトップキャップの上にステムハイト(ステムの厚さ)分以上は切れません。

この状態ではいわゆるステムの『ベタ付け』状態になります。

メリット

コラム長が短くなるのでフォークコラム剛性が上がります。

ヘッドまでの距離も短くなる(無くなる)ので全体的にハンドル周り(ヘッド)の剛性が上がります。
コラムスペーサーが入ってないのでベタ付けだとカッコいい。

デメリット

切ってしまったフォークコラムは戻せない。

ハンドルを上げたくなった時は、ステムのライズでの調整になるために上げ幅が少ない。

ステムハイトに合わせて切るので、ハイトの高いステムを使えない。

(コラムトップがステムのクランプ部より下がるので強度が保てなくなります)

フレームを中古で売却しようとすると、購入者がベタ付けで乗れない場合が多くなるので売れにくいし価格が下る。(売らない前提なら問題ないです)

ステムのライズ角を変える

ステムのライズ角は大きく3種類あります。

±6度・±10度・±17度

一般的なものは6度です。

シマノ製品が10度を作ってます。

17度は3Tが有名ですね。

MTB用とかでは20度を超えるものとか 無段階で角度を変えられるものもありますがロードではこの3種類だと思います。

メリット

ステム交換なのでコラム長に影響を与えないのでフレームの価値を変えない。

長さや角度で細かいポジション調整ができる。

デメリット

ステムを変えないといけないので作業が面倒。

ギリギリのワイヤーの長さで長いステムに交換するとワイヤーの長さが短くなる。
購入費用がかかる。

ハンドルのドロップ量を変える

ハンドルのドロップ量はいろいろなものがあります。

コンパクトタイプはドロップ量は少ないので、ハンドルのストレート部分から下ハンドルに持ち変えたときの落差が少なくなります。

大きなものに変えるとその逆でストレート部分から下ハンドルに持ち変えたときの落差が大きくなるので体幹が無いと辛く感じるかもしれません。

メリット

ハンドル交換なのでコラム長に影響を与えないのでフレームの価値を変えない。

ストレート部分やブラケットの位置は変わらないので、ブラケットポジションで走ってる時は交換前とほぼ変わらない。

デメリット

ハンドルに種類がありサイズも有りすぎて選択に迷う。

部品代に費用がかかる。

STIを付けかえたりワイヤーやバーテープの交換など作業が増える。

この3つの方法にはそれぞれ、コラムスペーサーの入れ替えでハンドルの高さを調整することができます。

コラムスペーサーを下側から上に入れ替えて、少しずつステムを下げながらポジションを出していきます。

最終的にベタ付けが可能ならばコラムカットとなります。

今回はステムが少し違うので

今回のロードバイクはDi2で、ステムの中に配線を通すものになってます。

コラムとステムの関係は、ステムよりコラムが低い位置にカットしてないと配線が通りません。

コラムスペーサーを上に入れることができないんです。

ユーザーからの指示は、ヘッドベアリングのトップキャップを薄いものに交換し更にステム下のスペーサーも抜くということでした。

つまり約2cm下がります。

下ハンを握った時に少し高いということだったのですが、ベタ付けすると全体が下がります。

通常のポジション出しでコラムスペーサーを入れ替えて『イケル』状態ではなくその高さを経験したことがないわけです。

冒険ですね。

これでは切った後に 低すぎた ってなっても取り返しが付きません。

そこで、ハンドルのドロップ量を変えるという提案をさせていただきました。

上ハンでは不満がなさそうなので単純に下ハンだけ下がれば良いわけです。

ステムの中に配線は通さず

ハンドルはシマノではなく 3T なのでステムクランプ部分に穴が空いてないものです。

ステムの中を通す構造ではないので、穴を開けてステムを通すことも考えました。

ですが、今回はそれをやらずに外に出すことに。

なぜか?

配線をステムに通すと、まだ高い場合に調整のしようがありません。

配線が通ってることでステムを下げてみる事ができない原因だからです。

配線さえなければ、コラムスペーサーを抜くなりしてその高さで実走してポジションをみることができます。

ステムの中に配線を通すのはそのデザインだけなので様子を見る意味でも中を通さないほうが良いでしょう。

まとめ

フォークコラムを切るのはいつでもできますが取り返しが付きません。

本当にそれで良いのかよく考えてから切るようにしましょう。

ハンドルが低いとカッコいいですし、上半身の重量がペダルに乗るので踏みやすくなります。

それにはしっかりした体幹がないと上半身を支えることができません。

乗り込んでるシーズンとOFFシーズンでは乗りやすいハンドルの高さが変わることもあります。
せめて10mmくらいは上げ下げできる方がいいと私は思います。

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