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インナーチューブ専用シーラント Muc-Off が人気らしい

新型コロナウイルスワクチンが話題になっていますが、衝撃的なニュースが飛び込んできました。

なんと!【赤チン】の製造が終了するらしいです。

昭和の子供の遊びといえばコケまくる遊びしかなかったので、ヒザやヒジには必ず赤チンが塗られていました。

転んで擦りむいて病院に行っても赤チンだった記憶があります(笑)

コケてヒザから血を流していても大人たちからの言葉は「なめておけば治る」とか「赤チンで治る」と放置状態の時代、家庭の常備薬といえば【赤チン】と【オロナイン】です。

製造中止になる赤チン【マーキュロクロム液】

体にできた傷には赤チン、タイヤにできた傷はパンク。

パンクを直すのは「パッチ」か「シーラント」。

自転車にとって、赤チンのような常備薬がひょっとして『シーラント』なのかもね。

少し前から【インナーチューブ専用シーラント】なるものが話題になっていますが知っていますか?

Muc-Off 『INNER TUBE SEALANT』です。

シーラントなんてみんな同じじゃないの?

と思っていませんか?

チューブレスレディで使うシーラントと、チューブで使うシーラントは少し違うと思うので解説します。

そもそもシーラントってナニ?

シーラントの歴史はかなり古くからあります。

自動車用で作られていたものが初めてだったと記憶していますが、違っていたらごめんなさい。

今ではチューブレスが当たり前の自動車タイヤも、昔は自転車と同じチューブタイプでした。

パンクするとすぐに空気が抜けて走れなくなってしまうので、シーラントが作られました。

当時のシーラントの広告はクギや画びょうを突きさして「すぐに穴をふさぐからエアー漏れはしません」的な、今の自転車用シーラントと同じものです。

当時はめっちゃインパクトあったなぁ

しかし実際のシーラントは穴をふさぐどころか、シーラントがチューブから噴き出してタイヤ内にあふれ出し、その後の修理の妨げになるのでタイヤショップや整備士が『お願いだから使わないで』と(笑)

シーラントの性能もイマイチだったことから製品はなくなり、道路も整備されタイヤも大きく変わってチューブレスタイヤになり、自動車ではほぼ使われなくなりました。

そんなシーラントの波が今の自転車の、チューブレス化によっておきています。

天然ゴムのラテックスを主原料に、穴をふさぐための素材を含んだ液体がタイヤシーラントです。

何かが刺さった時にできた穴から高圧で噴き出すシーラントは、穴をふさぐ素材が一気に傷口に集まります。

高圧がかかった時に固まるような材料を使っているので、その部分だけ固まってエアーを止めます。

シーラントがパンク穴をふさぐイメージは、ごみで詰まった排水溝のごみを取り除くとイッキに水が流れますよね。

水の流れが早いと、水に含まれるごみがすぐに排水溝に集まって水の流れを止めます。

こんなイメージです(笑)

チューブレス用とチューブ用との違い

チューブレスタイヤ用のシーラントは多くのメーカーが販売しています。

Muc-Offでももちろん販売しています。

チューブレスタイヤのシーラントとチューブタイプのシーラントの違いは、傷口をふさぐスピードにあると思います。

チューブレスタイヤとチューブタイプのクリンチャーではエアーの量が違いますよね。

チューブレスタイヤの方がエアーの量は多いです。

チューブはエアーが入っていればふくらんでいますが、エアーが抜けるとしぼみます。

エアーが入っているときと抜けているときで形が変わるので、パンク穴の大きさも変わりますよね。

しかも、一瞬でしぼんでしまうので穴を修復するときは、チューブレスよりも早くふさぐ必要があるんです。

チューブレスの場合だと、タイヤはエアーが入っていても抜けていても伸びたり縮んだりしません。

シーラントが高圧で噴き出す特性を利用して「圧がかかれば固まる」ものであればエアーは止まります。

チューブ用のシーラントには、時間がたっても固まらない性能が求められるのも特徴です。

なぜなら、チューブの中に入れてしまったら入れ換えや掃除ができないからです。

チューブレス用のシーラントは半年ごとに補充や入れ換えが必要で、タイヤを外せばそれができますよね。

Muc-Offのインナーチューブ用シーラントは1年間固まらないのでメンテナンスフリーといえます。

チューブ用シーラントはバルブが取り外せるチューブが必要

チューブ用のシーラントを使うためには『バルブコアが取り外せる』チューブを使わなければなりません。

ブチルチューブならコンチネンタルは取り外すことができます。

バルブコアを外して注入しますが、Muc-Offの場合は使用量が多いのでラテックスチューブを使うのは無駄ですよ。

推奨使用量は1本当たり100㏄なので、100gくらいの増量になります。

軽量化を狙ってラテックスチューブを使うのにシーラントで100gも重くなるなんて本末転倒です。

インナーチューブ用シーラントが向いている使い方

まず、チューブ用シーラントは競技で使うものではありません。

インナーチューブ用シーラントは、速さを求めないサイクリングやロングライドにはピッタリです。

100g重くなっても、パンクを心配して走るよりはいいですよね。

ブルベなどの、単独で長距離を淡々と走るときには最高のアイテムです。

チューブラーを使っている方にも向いていますね。

チューブラーは、パンク回数に制限があります。

スペアタイヤは1本しか持って走らない場合がほとんどなので、パンク回数は1度きりです。

インナーチューブ用のシーラントでパンクを防げるなら、チューブラーでロングライドも安心して出ることができます。

シーラントの欠点

シーラントを入れてしまうと、そのチューブは保管できません。

使い切ることになります。

理由は、シーラントに含まれるラテックスゴムが接着剤のようになって、チューブ同士をくっつけてしまいます。

エアーを抜いて折りたたんでおくと、接着されてチューブにエアーを入れることができなくなります。

チューブなら、タイヤが摩耗して交換となっても使い続けることはできますが、チューブラーは完全に使い切ることになります。

チューブラーもタイヤを使い切ればいいじゃん

クリンチャーと同じくチューブラーもタイヤを使い切ってしまえばいいと思いますよね。

確かにそうなんですが、チューブラーは、中古のタイヤをスペアで使うという使い方をするんです。

チューブラータイヤはリムに貼りつけています。

出先でパンクした場合、リムにはめるのがキツイ新品タイヤだと作業が困難になります。

一度リムにつけて走り込んだチューブラータイヤは、リムになじんでいるのではめやすいんです。

新品タイヤをスペアで持ち歩くのももったいないですから、一度使った古いタイヤをスペアで使いたいのがシーラントが使えない理由です。

スペアに使う必要が無いチューブラータイヤならシーラントを入れた方が安心してロングライドに出れるのでいいと思います。

Muc-Offのこのシーラントはラテックス系ではなく水を使っているらしいので、保管はできるのかもしれませんが、チューブ同士がくっつかない保証はないので保管はやめた方がよさそうです。

Muc-Offのインナーチューブ用シーラントはチューブレスには使えないのか?

インナーチューブ用のシーラントはチューブレスタイヤに使えないのでしょうか?

メーカーの製品情報を見る限り『チューブレスには使うな』とは書かれていないので使えるはずです。

むしろ1年間乾燥しないなど、長期間の使用を想定しているのでインナーチューブシーラントの方がいいんじゃないかと思います。

使用方法はMuc-OffのYouTubeで

How to install your Inner Tube Sealant // Muc-Off

動画では米式バルブを使った自転車で実演していますが、フレンチバルブのロードのバルブコアを外した時の作業と変わりません。

人気商品なのか現在欠品中

買って使ってみようかと思ったのですが現在欠品中です。

年明けには日本に入ってくるような情報もあるので、使ってみたい方はウォッチしておいた方がいいですよ。

私はチューブラーで使ってみたいのでウォッチしておきました(笑)

まとめ

多くのメーカーから発売されている中から、チューブタイプに特化したシーラント【Muc-Off INNER TUBE SEALANT】をご紹介しました。

1年間メンテナンス不要で、パンクのリスクを軽減してくれるシーラントは、半年ごとに補充や入れ換えをしないといけなかった今までのシーラントよりよさそうです。

多くのシーラントがチューブレス用となっていますが、No Tubesなどはチューブタイプでも使えると言っています。

ただ、乾燥に弱かったり半年ごとのメンテナンスなどを考えるとチューブタイプでは使いにくいのが現状でした。

シーラントはできればメンテナンスフリーの方がいいです。

パンクした時にシーラントが役目を果たしてくれない状態だったというのはよくある話(笑)

タイヤ内で固まっているものがほとんどです。

入荷未定なので、すぐには手に入りませんが、入荷したらためしてみようと思います。

これなんか中身が同じに見えるのは気のせい?(笑) エバーズ CH-240 自転車チューブシーラント 240ml

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