2024年1月14日の今日、島根県で唯一の百貨店「一畑百貨店」が65年の歴史に幕を閉じます。
「さびしい」とか「残念」とか「名残惜しい」とかローカルニュースのインタビューでは言われていますが、私の周りではそういった声は一切ありません。
ほとんどの人は興味なしです。
というか「いままでよくもったなぁ」という感想がほとんど。
そもそも、今の場所に移転してからの一畑百貨店に入ったことは私は2回しかありません。
一度は「北海道物産展」でプリンを買いに行ったとき。
もう一回は真夏のクソ暑い日に松江駅へのショートカットで使ったときです。
プリン以外の買い物をしたことなどはありません。
なので思い入れは皆無。
今の一畑百貨店は、元々はショッピングセンター「ピノ」というショッピングセンターだった建物です。
50年くらい前だったと思いますが、新しくできた「ピノ」のエレベーターは、外がガラス張りになっていて、田舎者にとってはとても珍しかったものです。
エレベーターが動くのを外から見るなんてことはTVでしか見たことがなかったですから。
透明なエレベーターはけっこうな話題になって「一度は乗ってみたい」と思っていたのを思い出します。
当時は小学生か中学生だったと思うのですが、クラスでも「さっそく乗った」という同級生がいると羨ましかったですね。
エレベーターだけは毎日満員で稼働していたらしいです。
私ももちろん乗りましたよ。
乗るとどうってことないんですよね。
だから、あの建物に入ったのは合計3回になります。
そのくらいしか用がない。
建物は50年くらいたっているものなので、再利用するよりは立て替えた方がいいでしょうね。
駅前の一等地といえど、20万人しかいない田舎の駅前にデパートやスーパーは必要ないです。
「ドンキ」が入るといいな、という方もいますが、ドンキができたからといっても20万人のうちのどれだけが利用しますかね。
若い人は買い物するかもしれませんが、若い人が年々いなくなる街で利益が持続するはずがないです。
ドンキなんかを入れる前に、若い人を呼び入れる方が先です。
そのために跡地は利用して欲しいですね。
これからは、松江市がもっと活性化するために使ってくれたらいいんですけどね。
ひとまず、65年間お疲れさまでした。
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