【ワコーズ RECS】最強の吸気系洗浄剤 施工方法と効果を解説 スロットルバルブクリーナー

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【ワコーズ RECS】最強の吸気系洗浄剤 施工方法と効果を解説 スロットルバルブクリーナー

ワコーズのRECSをご存じでしょうか?

自動車エンジンの吸気系の洗浄剤としては体感できるケミカル剤が【RECS】です。

施工には専用の注入器が必要となるので、取り扱いのある整備工場などで行うことになると思います。

施工後はアクセルレスポンスが改善され、エンジンが軽くなったように感じることができるはずです。

RECSの施工方法と効果を解説します。

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そもそもRECSってナニ?

RECSの洗浄範囲
緑の部分がRECSの洗浄範囲

RECSが開発されたきっかけは【直噴エンジン】です。
直噴エンジンは構造上、吸気系にカーボンがたまりやすくなります。

たまったカーボンを取り除くのにはエンジンの吸気系をすべて分解する必要があります。

ある自動車ディーラーから『吸気系にたまったカーボンをケミカル剤で取り除くことができないか?』という要望が和光ケミカル(WAKO’S)の方に寄せられたそうです。

そこから開発を重ねてできたケミカル剤が【RECS】です。

直噴エンジンのカーボンの堆積は、本当にひどくて吸気ポートのほとんどを詰まらせてしまうほどです。

トヨタの直噴エンジンですが、車検で排気ガス検査がどうしても通らないので吸気系統を分解してみたことがあります。

インテークマニホールドの太さは内径30φくらいのものが鉛筆の太さになるくらいまでカーボンが堆積していました。

空気の通り道が鉛筆の太さしかないわけです。

すべて掃除して車検は通りましたが、この作業だけで数時間はかかっています。

定期的にRECSなどのケミカルでカーボンを落とすことができれば、メカの負担もユーザーの不安も減ることになります。

つまりRECSは直噴エンジンでは定期的な施工は必然です。

カーボンの堆積は直噴エンジンだけではなく、普通のエンジンでも溜まってしまいます。

直噴エンジン用に開発されたRECSは、ロータリーをのぞくすべてのガソリンエンジンに効果があります。

施工方法を解説 専用の注入器が必要

RECSは専用の注入器を使ってエンジン内部に注入します。

医療で使う点滴チューブを使っているので、手に入れることができればDIYでも可能です。

RECSはインテークマニホールドに直接注入します。

エアクリーナーからスロットルバルブの間から注入してはいけません。

必ずスロットルバルブよりエンジン側に注入します。

車によってインテークマニホールドの構造が違いますが、4気筒であればできる限り均等に各シリンダーに吸入できる場所から注入した方がいいです。

それにはスロットルバルブ付近から注入することが望ましいです。
そういったところにホースをつなぐことができればいいのですが、できない場合は仕方ないのでできる位置にホースをつなぎます。

ブレーキのマスターバックの負圧ホースなどを利用してもいいですね。

ホースをつないだら、RECSを容器に入れてエンジンをかけます。

注入器からRECSがエンジンに吸い込まれていきますが、量を調節しながら注入していきます。

イッキに注入するとエンジンが止まったり、アイドリングが不安定になります。
ワコーズの説明では『ウォーターロックの可能性もあるのでゆっくりと時間をかけるように』と言われています。

ウォーターロックするとは思えませんが、30分くらいかけて全量を入れるような感じです。

注入後はエンジン回転を上げてRECSを排出する 白煙注意

全量注入後は、RECSを排出します。

ゆっくりとエンジン回転を上げてエンジン内部にたまったRECSを燃やします。

アイドリングからまずは2000rpmくらいで1分くらい、その後3000rpmくらいから4000rpmくらいでエンジンを回せばRECSは燃えつきます。

その様子はマフラーからの白煙で判断できます。

車両によっては全くでない場合もありますが、多くは大量の白煙が出てきます。

白煙が出なくなればエンジンを止めてOKです。

大量の白煙なので近所迷惑にならないように、また洗濯物などが近くにあると臭いがついてしまう可能性もあるのでご近所トラブルにならないようにしましょう(笑)

インテークマニホールドに取り付けた注入器を外し、ホースなどを元通りに戻してRECSの施工は完了です。

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RECSの作業ではフューエルワンとプレミアムパワーがセット

RECSはインテークマニホールドからエンジン内部までを洗浄します。

インジェクターの洗浄ができないのでフューエルワンとプレミアムパワーの二種類のケミカルも同時に使うことをおすすめします。

フューエルワンは燃料系統の洗浄をします。

プレミアムパワーはエンジンの燃焼効率を上げる役目があります。
また、エンジンの潤滑効果もあるのでフューエルワンと同時に添加して効果を期待します。

フューエルワンとプレミアムパワーは単独での使用もお勧めです。

特にフューエルワンは、エンジン内部のカーボン除去にもかなり効果があるので、RECSを施工していない車両でも効果が期待できます。

定期的に使うことで、インジェクターから吸排気バルブ、ピストンヘッドまでをクリーンに保つことができます。

RECSの効果は体感できるのでおすすめです

RECSの施工後はエンジンが軽く回るようになります。

私のところで施工したオーナーはすべてそういうふうに言われます。

もちろんすぐに慣れてしまうので、継続して体感できるというわけではありません。
ですが、ケミカルチューニングで体感できるものは多くありません。
プラシーボではなく、何台やってもその都度体感できるのがRECSの凄さです。

エンジンパワーが10馬力も20馬力も上がるのではなく、カーボン除去なのですぐに効果には慣れてしまいます。

もっとも、同時に添加したプレミアムパワーでの燃焼効率アップというのもあると思います。

RECSにおけるカーボン除去は、施工した時から効果はありますが、どうしても落としきれないカーボンに対しても効果は残ります。

施工直後で落とせるカーボンは比較的に柔らかいもので、吸排気バルブ周りのカーボンやピストントップなどのカーボンは高温でかなり固くなっています。

RECSは施工している間に、こうした固いカーボンにしみこんで時間をかけて取り除きます。
つまり、施工したあとでもRECSの効果は持続しています。

高性能洗浄剤の清浄効果により、インテークマニホールド・吸気バルブからピストンヘッド・シリンダーヘッド、さらに排気バルブまで短時間に洗浄し、燃焼状態を改善します。
これにより有害排出ガスの低減、燃費改善、始動性の向上・パワー回復・振動低減・アイドリング安定の効果を発揮します。

ワコーズカタログより引用

同時に添加したフューエルワンにもバルブ周りからピストンヘッドのカーボン除去の効果が継続されるので2段構えでのカーボン除去効果が期待できます。

従来のキャブクリーナーなどが使えない理由

吸気系のカーボン除去に使うケミカル剤はキャブレター時代からあります。

キャブレターからインジェクション制御に変わってもしばらくはキャブクリーナーを使っていました。

しかし、今の電子制御エンジンでは絶対に使ってはいけません。

そういう理由でもRECSが開発され、施工されるようになっています。

使えない理由を説明します。

寒い時のエンジン始動を助ける冷間補正の回路にクリーナーの悪影響

ロードスター(NA6CE)スロットルボディ
スロットルボディ

気温の低い時にエンジンをかけると、アイドリングが高くなっていますよね。

通常のアイドリングが800rpmくらいだとすると、冬などでは1500rpmくらいで5分くらいエンジン回転が維持されていると思います。

この状態を制御しているのが【ISCV】といわれる装置です。
※ISCV = アイドル スピード コントロール バルブ

ISCVはスロットルバルブの手前から空気を吸気し、コントロールバルブによって吸入量を調整しています。

ロードスター(NA6CE) ISCV
ロードスター(NA6CE) ISCV

画像は、ロードスターのISCVです。
この時代は今よりもおおざっぱなコントロールなので、結構理解しやすい構造となっています。

冷間時はスロットルバルブ(スロー系)から吸気された空気と、スロットルバルブ下の黒いコントロールバルブがついたISCVからの2か所からエンジンに供給されます。

空気の量を増やせばエンジン回転が上がります。

キャブレタークリーナーは、スロットルバルブ手前から吹き付けてエンジン内部に注入します。

この時に、ISCVにキャブレタークリーナーが流れてしまうと、落とされたカーボンがISCV内で詰まってしまうことがあります。
また、コントロールバルブの動きを悪くしてしまったりと悪影響が出てしまいます。

さらに、スロットルバルブには特殊なコーティングがしてあります。

キャブレタークリーナーなどがスロットルバルブに付着するとコーティングを剥がして、スロットルバルブの固着などの不具合が起きてしまいます。

このことから、今の車ではキャブクリーナーなどは使ってはいけないケミカルとなっています。

RECSはスロットルバルブよりエンジン側で注入するのでISCVやスロットルバルブへの影響はありません。

スロットルバルブも掃除したいというあなたにはこれ!

スロットルバルブは裏側にカーボンが付着します
スロットルバルブは裏側にカーボンが付着します

RECSやフューエルワンで吸気系の洗浄ができても、スロットルバルブはきれいにすることができません。

どうせならきれいにしたいですよね。

ワコーズではスロットルバルブのコーティングなども保護しながら、スロットルバルブのカーボンを落とせるケミカルがあります。

【スロットルバルブクリーナー】です。

スロットルバルブにスプレーするだけの簡単施工できれいに除去できます。

体感できるケミカルではありませんが、気になる方はスロットルバルブクリーナーを使ってください。

180mlのスプレーですが、全量使う必要はありません。

吹き付けてきれいになればOKです。

スロットルバルブクリーナーは樹脂製のスロットルバルブには使えません

スロットルバルブを安全かつ効率的に洗浄します。
汚れを抱き込んであとに残りにくいので、施工後の再固着や再汚染の心配が少なく、絶縁性に優れるため電子部品を傷めません。
また、樹脂・ゴム類やモリブデンコートへの影響が少ないため、安心して施工できます。

※ 樹脂製スロットルバルブには使用しないでください。

ワコーズカタログより引用

まとめ

RECSの効果
RECSの効果 カタログより引用

吸気系の最強クリーナー【RECS】の施工方法と効果を記事にしました。

RECSは直噴エンジンのために開発されたケミカル剤で、直噴エンジンでは定期的な施工が必要です。

それは、通常のインジェクションシステムと違って、吸気バルブにガソリンを噴射していないからです。
このためにカーボンを落とすものが無く、必ずカーボンが堆積していきます。

直噴エンジンではなくても、吸排気バルブやピストントップや燃焼室にはカーボンが堆積します。

カーボンを落とすことによって、燃焼状態の改善をし燃費の向上やエンジンレスポンスがよくなります。

RECSは体感できるケミカルなので、施工ができる整備工場で相談してみてください。

1万円前後でフューエルワンとプレミアムパワーのセットで施工できると思います。

ちなみに当店では1万円に値上げさせていただきました。
それまでは8000円でしたが、ケミカル自体が値上がりしているのとマニホールドが複雑になっていて注入作業までの作業時間がかかるためです。

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