105クラスのホイールがいよいよ発売になりました。
C32-TLとC46-TLです。
C32は32㎜ハイトでヒルクライムなどで活躍するモデル。
C46はエアロ効果をより感じやすくしたリムハイト46㎜のモデルとなっています。
32㎜や46㎜はシマノではデュラエースでもアルテグラでもないサイズで、カーボンホイールを使ったことがない方にはかなり使いやすいリムハイトモデルだと思います。
アルテグラとの比較
Di2コンポは、アルテグラとの価格差を考えると、もう少し頑張ってアルテグラを買った方が幸せになりそうです。
ホイールも頑張ってアルテグラの方がいいのでしょうか?
リムハイトは違いますが、アルテグラと105を比較してみましょう。
まずは32㎜から
定価 | フロント重量 | リヤ重量 | 対応カセット | |
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アルテグラ C36 | 157.300円 | 657g | 831g | 11&12速対応 |
105 C32 | 123.970円 | 665g | 839g | 11&12速対応 |
デュラエース c36 | 233.530円 | 620g | 730g | 12速のみ |
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42㎜
定価 | フロント重 | リヤ重量 | 対応カセット | |
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アルテグラ C50 | 157.300円 | 698g | 872g | 11&12速対応 |
105 C42 | 123.970円 | 719g | 893g | 11&12速対応 |
デュラエース C50 | 233.530円 | 674g | 787g | 12速のみ |
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アルテグラと105の重量の違いは32㎜で前後20g、42㎜で40gです。
このぐらいなら体感できるほどの重量差ではないはず。
それよりもリムハイトの違いでアルテを選ぶか105を選ぶかということになるのではないでしょうか。
初心者の方はまずはリムハイトが低めのものがいい
リムハイトが高いホイールはカッコいいですよね。
どうせ交換するなら50㎜とかつけたいはずです。
ですが、意外と50㎜ハイトってクセが強いものもあります。
乗ってすぐに感じるのが「直進安定性」だと思います。
まっすぐ走ってると、自転車がすごく安定します。
ハンドル力を入れてなくても、手をそえてるだけで自転車はまっすぐ進むようになります。
これは高ハイトホイールの特徴で、ジャイロ効果が強く出るからです。
もちろん、エアロ効果の影響もあります。
まっすぐの道だと直進安定性があるのはいいのですが、コーナーでも同じようにまっすぐ進もうとするのが違和感に感じるはずです。
わかっていないと曲がり切れなくて、慌ててしまうかもしれません。
おそらくシマノは、そういった初心者でも違和感のない乗り味にするために42mmというリムハイトにしたのではないかと思います。
アルテグラとの差はハブだけ?
アルテと105のリムハイト以外の違いはハブとスポークが違います。
105は Jベンドスポークなので、折れたとしても手に入れやすいのがメリットですね。
アルテグラはストレートスポークを使っているので、折れにくく耐久性のあるものになっています。
どっちのスポークを使っても、ホイールの性能には大差ありません。
強いて言うなら、ストレートスポークの方がテンションを上げやすいということです。
ハブはどちらもカップ&コーンなので、耐久性も問題ありません。
105のハブでも、メンテナンスをしていれば一生使うことができます。
105を選ぶ
私ならアルテよりも105を選びます。
理由は
- 重量差があまりない
- 価格が安い
- スポークを CX-RAY に張りなおす
私は重量差は気にしません。
40gなんて「気のせい」です。
それよりも安いほうがいい。
価格差が3万円あるので、スポークを CX-RAY に張りなおすのもアリです。
スポークで重量差はなくなるかもしれませんし、自分の脚にあったホイールを組むことができますからね。
リムハイトは、フロントC32でリヤをC42にしたいですね。
そうすることによって、高リムハイトのネガな部分が無くなるのでさらに使いやすくなります。
まとめ
アルテグラも105もリムの内幅は21㎜です。
幅広のタイヤに対応しています。
タイヤの推奨幅は25cから32cです。
チューブレスを使いたい方も、チューブレスレディなので使うことができます。
カーボンホイールは高級なイメージでしたが、12万円で買えるようになりました。
105ホイールは、ロングライドからヒルクライムまでオールマイティに使えるホイールだと思います。
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