ビンディングシューズの種類 サイズとソールの硬さで選ぶ

スポンサーリンク

以前の記事でビンディングペダルをご紹介しました

ビンディングペダルを使うには専用の靴が必要になります。

選ぶときはサイズはもちろんですが、ソールの硬さが重要です。

足にやさしいのは柔らかいもの、力を逃がさないものは硬いものと大まかに言えばそういうことです。

自分に合ったものが高性能ということを頭に入れて選びましょう。

スポンサーリンク

ビンディングシューズとは?

ビンディングペダルを使うには、クリート(固定具)を取り付けるための専用の靴が必要になります。
その靴のことを【ビンディングシューズ】と言います。

ビンディングシューズの特徴

靴の裏にはクリート(ペダルに固定する部品)を取り付けるネジ穴があります。

気をつけなければいけないのは、3点止めの SPD-SL 用と、2点止めの SPD 用があるということです。

また、両方使えるように3+2の合計5個のネジ穴のあるものもあります。

クリート取り付け部

使用用途によって靴の種類も違うので購入する時は気をつけてください。

初心者にお勧めするSPD用 おすすめ度 ☆☆☆

初心者に特にお勧めするのが SPD です。
クリートは2本のボルトで固定します。

メリット

  • 歩きやすい
  • 価格が比較的安い
  • デザインにおしゃれなものもある

SPDはペダルの記事でも書いてますが、歩くことも考慮した靴があります。

SPD-SL に代表されるクリートは、歩くときクリート自体を地面に着けて歩くことになります。
つま先のほうがクリートの高さ分だけ上がってしまうので非常に歩きづらいのがデメリットです。

SPDシューズはMTBで使われてたものをロード用に使うことで歩けるようにしたもので、一見普通のスニーカーのようなものまであります。

シマノの【CT5】などは、スニーカーのような使い方もでき、自転車に乗るときはビンディングシューズとして使えるものです。
外観はスニーカーそのものです。

Amazon.co.jp: シマノ CT5 SPD ビンディングシューズ ナイロンシャンクプレートソール: スポーツ&アウトドア
オンライン通販のAmazon公式サイトなら、シマノ CT5 SPD ビンディングシューズ ナイロンシャンクプレートソールを スポーツ&アウトドアストアで、いつでもお安く。当日お急ぎ便対象商品は、当日お届け可能です。アマゾン配送商品は、通常送料無料。

SPD-SL などを使っていていちばん不便に感じるのが『歩く』と言う部分です。
コンビニや食事をするためのお店に入ったときはSPDシューズでよかったと必ず思っていただけます。

SPDもSPD-SLも兼用で使える欲張りな靴もありますが、歩きづらさはSPD-SLと同じになってしまいます。
SPDで慣れた後で『SPD-SLに移行する』という方は兼用の方がいいですよ。

スニーカータイプはSPD専用になります。
MTB用(マウンテンバイク)もSPDなので歩くことを多く想定されてる方やハードな使い方をされる方はMTBバイク用でもいいかもしれません(デザインはオフロードですよ)

デメリット

  • 重い
  • ソールの剛性が低い(柔らかい)

歩くことを想定しているので、靴裏の部分(ソール)が柔らかいのでペダルを踏んだときの剛性感はありません。

靴の重量も少し重いです。

靴の重さは重要な部分で、自転車に乗ってる間はペダルを回すので常にその重さを持ち上げることになります。
数十グラムでも1分間に80回以上足を上げ下げするには軽い靴のほうが疲れにくいと言えます。

かといって、長距離などに不向きかというとそうではなく、私は長距離こそSPDのほうがいいと思っています。

SPD-SL  おすすめ度 ☆☆

初心者の方でも、歩くことを犠牲にしても『速く走りたい』『自転車でトレーニングしたい』と言う方は SPD-SL をお勧めします。
クリートは3本のボルトで固定します。

メリット

  • 軽量
  • ソールの剛性が高い
  • 足へのフィットにも考えられて作られている
  • 熱整形できるモデルもあるので、オーダーメイド的な靴を作ることもできる

速く走ることを主な目的としているために軽く作られています。

グレード(価格)によっても違いますが、シマノの場合軽いものは片足で約240gで平均すると250g(片足)くらいです。

他メーカーではもっと軽いものもありますので、選択肢としては SPD よりはかなり広くなります。

靴紐にも特徴があってBOAダイヤルと言うナイロン糸で締め付けるものが多くなっています。

ベルクロ(マジックテープ)やラチェット式(ベルトをラチェット機構で締める)もエントリーモデルでは使っていますが、ハイエンドモデルではBOAダイヤルのものが主流です。

BOAダイヤルは足の甲全体を包み込むように締め付けることができるので、靴を履いたときの足との一体感はベルクロなどよりは向上します。

重量もBOAダイヤルのほうが軽くできるので、BOAダイヤルモデルをぜひお勧めします。

最近では熱整形できるモデルも多く価格も安くなってきました。

Amazon.co.jp: シマノ(SHIMANO) RP4 SPD-SL ロード・パフォーマンス ビンディングシューズ: スポーツ&アウトドア
オンライン通販のAmazon公式サイトなら、シマノ(SHIMANO) RP4 SPD-SL ロード・パフォーマンス ビンディングシューズを スポーツ&アウトドアストアで、いつでもお安く。当日お急ぎ便対象商品は、当日お届け可能です。アマゾン配送商品は、通常送料無料。

熱整形とは?

熱成型に代表されるのがBONTシューズです。
最近は海外通販でも安くなってきてます。
温度管理ができるオーブンがあれば個人でもできます。
このBONTは私が自分で熱成型してます。

BONTシューズ

人はそれぞれ足の形が違いますよね。

靴をオーブンに入れて温めて、ユーザーの足の形に合わせて整形します。

足裏やつま先部分、かかとの形状がユーザーの足の形になっているので世界に一つだけの靴が出来上がります。

ソール剛性も大切な部分です。

カーボンソールやカーボンとプラスチック樹脂の混合、プラスチック樹脂のみで作られたものなどいろいろあります。

もっとも硬く剛性のあるものがカーボンソールです。

次にプラスチック樹脂との混合ソール、プラスチック樹脂の順で柔らかくなります。

デメリット

  • デメリット
  • 歩きづらい
  • 足を締め付けてるために、慣れるまでは疲れやすいかも
  • ソールの硬いものは疲れとかシビレがでる場合がある

SPD-SL シューズは比較的価格が高いものが多いです。
もちろんグレード次第で安いものもあります。

この靴を求めるユーザーは『速く走りたい』と思ってる方が多いので多くの人が2~3万円のものを履かれてるようです。

靴裏にもほかのスポーツシューズとは違った特徴がSPD-SL用にはあります。
ソール(靴裏)にカーボンが使われているモデルがあります。
カーボンソールは曲がらないので普通の靴のようには歩けません。

BONTソール

まして、ビンディングがついてるのでなおさらです。

BOAダイヤルなどで締め付けていますが緩めて使うことも可能ですが、靴自体がタイトに作られているために慣れるまでは締め付け感が強く感じると思います。


ソールの硬いものは注意が必要です。

上の画像のBONTなどは特に硬いです。

カーボンソールはほとんど変形しないので、ペダルを踏んでも靴は力をペダルにそのまま伝えます。

それがメリットでもあるのですが、ソールがつぶれないので踏んだ力がそのまま足裏に跳ね返ります。

自分の力で足裏を押しつぶしてるので硬いソールのせいでシビレが出たり疲れるのが早い場合があります。

ソール剛性は硬いほうがいいというものではないので注意してください。

初心者はまずはカーボンとプラスチック樹脂の混合モデルをお勧めします。

プラスチック樹脂のみの柔らかいものでもいいと思いますが、混合モデルのほうが『硬く感じれば柔らかく、柔らかいと感じれば硬く』買い替えのときにソール選択の基準が見つけられるはずです。

下記画像の樹脂製ソールでシマノ基準のソール硬度は【6】です。
MAX【12】なので中間の硬さですがSPDシューズとしては最も柔らかい部類だと思います。

シマノソール

フレームの硬さとソールの硬さ

意外と思われるかも知れませんが靴はフレームとの相性があると私は思います。

硬いフレームに硬い靴はとにかく疲れます。

フレームの硬さが足裏に跳ね返ってくる感じで常に足を押しつぶすようなイメージですね。

一方柔らかいフレームに柔らかい靴だと、踏んだ力が逃げてる感じがして頼りないイメージです。

こういった感じ方を利用して
『フレームが硬い』と思われてる方は柔らかいソールを試してみるといいですよ。
フレームの硬さを少しやわらげてくれます

逆に

『フレームが柔らかい』と感じてる方は硬いソールを試してください。
シッカリと踏める剛性感で頼りなさを感じにくくなります。

クリートの種類による違い

クリートは SPD は2本ボルトでSPD-SLは3本と言うことを書きました。
LOOK やTIME なども3本ボルトなのでクリートに合わせた靴はスピードプレイ用を除いて2種類だと思ってください。

スピードプレイ用  おすすめ度 ☆

スピードプレイ専用の靴と言うものもあるので、スピードプレイユーザーの方はこちらを検討してもいいですね。

ただし、ソールはカーボンソールしかなかったはずなので硬いかもしれません。

スピードプレイのクリートはSPD-SLと同じく3本でも取り付けることができるので、専用の靴ではなくても大丈夫です。
専用の靴ではない場合は3本取り付け用のアダプターを間に入れるのでスタックハイト(ペダル軸と靴底との距離)が高くなります。

専用の靴の場合はアダプターが必要ないのでスタックハイトを低くでき、ペダリングがしやすくなっています。

スピードプレイ専用靴はボルト穴が4つがあったり、ソール形状が専用品なのでスピードプレイ以外のクリートを取り付けることはできないので注意してください。

靴を選ぶ場合の注意

普通の靴を選ぶときと同じように『試着』は絶対に必要です。
スポーツ用の靴なのでかなりタイトなつくりをしていますので、足に合わないと辛いだけしかありません。
必ず試着して購入してください。

まとめ

靴を選ぶのは普段履いているものと同様に意外と難しいものです

すでにお持ちの方であれば、同一メーカー同一サイズを通販などで安く手に入れることもできますが、初めての方は必ず試着してください。

ソールなどの硬さで後々悩むことが無いようにすこし柔らかめの方がいいと思います。
費用的にも安くでき、初心者に硬すぎるソールは辛いと思います。

ペダルでも書きましたが、初めてビンディングペダルを使う場合は SPD を強くお勧めします。
慣れるにはSPDが最も適してます。
SPD-SL に移行しても、将来的に 必ず使うときが来ると思います。
便利さではSPD。
走ることに特化するならSPD-SLです。

コメント