【ロードバイク】変速調整がうまくいかないときに点検するポイント カセットのゆるみ

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ロードバイクには「法定点検」も「車検」もありません。

ですが、軽車両という立派な車両なので整備不良は違法です。
きちんと整備された車両で公道を走るのは、所有者の義務ですね。

きちんと整備された自転車に乗っていますか?

走行に支障がないと思っているだけではありませんか?

今回入庫してきた自転車をメンテナンスしていたらカセットのゆるみを発見しました。
このまま走っていれば、カセットがフリーから外れてフレームと挟まってタイヤがロックしていたかもしれません。

つけっぱなしでゆるまないものはありません。
たまたま緩んでいないだけなのかもしれません。
きちんと点検して安全に走れる自転車で公道に出ましょう。

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変速調整がうまくいかない「ナニかがおかしい?」

今回の自転車は、ワイヤー切れなどの修理で入庫してきました。

とりあえずワイヤーを交換し、変速調整をしてたところどうしてもうまくいきません。

なんだかチェーンラインが一定じゃないんだ

ギヤを一定方向に、同じ速度で変速し続けるとうまくいくのですが、途中で逆側に変速するときれいにチェーンが移動しない症状です。

TOP側からLOWまで一段ずつはOK。
LOW側に移動途中でTOP側に変速するとチェーンラインがずれる。

カセットギヤも、チェーンリングも固定されているので同じギヤでチェーンラインがずれることなどありません。

ズレるとしたら
カセットが緩んでいる
フリーのガタ
BBベアリングのガタ
チェーンリングが緩んでいる
こういった原因が考えられます。

ホイールを外してフリーギヤの点検

クランク側の不調は、チェーン交換をした時に触っているので異常は見当たりません。

残るはカセットギヤか、フリーのガタです。

ホイールを外して点検したところです。
動画をご覧ください。

YouTube からの動画リンク

カセットのゆるみ

動画で撮るとなかなか伝わらないですね。
これでも相当ゆるんでいるんですよ。

手に伝わる感じでは、ロックリングは工具を使わなくても外せるレベルです。

カセットのロックリングは緩みにくいがゆるまないわけではない

動画を撮った後で締めなおしてみました。
手で感じていた通り、ロックリングは工具を使わなくても簡単に緩みました。

このまま走っていたらすぐにでも外れていたと思います。

ロックリングは締めたらゆるみにくい箇所ですが、ゆるんだという事例は何度か見ています。

カセットのゆるみは気がつきにくいが症状はある

カセットのゆるみは気がつきにくいですが必ず症状はあります。

まず「変速がうまくいかない」ということで気がつくことが多いですね。

変速しようとしても、カセットも一緒に動いてしまうのでキレのある変速ができません。
変速しようとするとガチャガチャとチェーンがグズることがあります。

こうした症状がるときは、いったん止めてカセットを左右に動かしてみてください。
ゆるんでいればすぐにわかります。

また、異音が出ることもあります。
ペダルを踏むと、カチカチとかパキパキという音がします。
ただ、こういった異音は他の箇所からも出るので、カセットを疑うよりもクランクまわりを疑ってしまいますね。

フリーが緩んでいるとか、フリーベアリングにガタがある場合もカセットと同じようにギヤが動きます。
その場合はロックリングの部分を見ながらギヤを動かすとわかります。
ロックリングもギヤと同じように動くようであればフリーにガタがあるかもしれません。

まとめ

カセットのゆるみについて記事にしました。

カセットはゆるみ止めがついている部品なので比較的ゆるみにくいパーツになります。
しかし、ゆるまわいわけではありません。

時々外して点検するようにしてください。
カセットが走行中に外れるとフレームへダメージを与えてしまう場合があります。

ときどき取り外してスプラインの点検とか、グリスアップをすればゆるみを未然に防ぐことができます。

フリー工具を持っていらっしゃらない方も時々いらっしゃいます。

ホイールもカセットも1セットしか持っていない場合、組み替えることもないのでいらないという方もいらっしゃいます。

カセットギヤに関しては、高い工具は必要ありません。
下のリンクのような安い工具で十分なので、ロックリング工具とカセットを固定するチェーンツールはぜひ用意してください。

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