シマノの走行データ管理ツールをご存じですか?
シマノのクラウドにアップロードすることでデータをグラフ化して管理してくれます。
fitファイルなら、シマノのデータに限らず利用できるようなのでご紹介します。
あなたのライド管理に使ってみてください。
Shimano Connect Lab とは
パイオニアのデータ管理ツール『Cyclo-Sphere』が廃止されることによる代替ツールとしてシマノからサービスが開始されました。
2021年6月30日から利用できるようになっています。
シマノコネクトは、パイオニアのペダリングモニターだけではなく、GARMINやWahooなどfitファイルのものであれば利用することができます。
また【STRAVA】【TRAININGPEAKS】【today’s Plan】にも、同時にデータをアップロードすることができるので、複数のツールで管理することも可能です。
- 走行時間
- 走行距離
- 獲得標高
- 平均速度
- 最高速度
- 最大心拍
- 走行マップ
などはもちろん
- ペダリングフォースベクトル
- 時系列グラフ
- パワーカーブ
- 統計
- ヒストグラム
なども管理することができます。
上記以外にも30種類のアクティビティから管理できます。
シマノのアカウントを作ってログイン
シマノのIDを持っていない方は、新規IDを作ってログインしてください。
Cyclo-Sphere のIDをお持ちの方でも新規にIDを作ってログインしなければなりません。
Cyclo-SphereからのIDの引継ぎはできません。
新規IDは、Googleのアカウントと紐づけすることもできます。
Googleアカウントをお持ちの方はこの方が簡単です。
Googleアカウントを使った場合
- ニックネーム
- 生年月日
- 居住地(日本)
を入力して規約に同意すればログインすることができます。
Googleアカウントを使わない場合は、上記に加えて
- メールアドレス
- パスワード
の入力が必要になります。
ログインするときにパスワードを入力する必要がなくなるので、Googleアカウントの方がログインが簡単です。
ログインしたらすぐに使える
ログインすると、パワーメーターのセンサーを選択する画面が出てきます。
- フォースベクトル対応パワーメーター (ペダリングの入力方向に対応したパワーメーター)
- パワーメーター (パワーのみ測定するもの)
この項目は後からでも変更可能です。
fitファイルをアップロードしてみた
GARMIN Edge からfitファイルをアップロードしてみました。
画面右上の「アップロード」からファイルを選んでコネクトに送ります。
アップロードが完了すると【解析】を始めるので、ダイアログを閉じて待ちましょう。
解析できず
私の環境が悪いのか、データをアップロードが完了しても【解析】できませんでした。
一応、同じデータをSTRAVAの方に上げてみましたが、普通にアップロードできたので、シマノの不具合なのでしょうか?
サイトが重いので解析に時間がかかる
Shimano Connect に行ってみると、なんと解析ができていました。
サイトがめちゃくちゃ重いので、私の環境ではなくシマノ側の問題のようです。
fitファイルをアップロードして、そのまま放置したほうがいいです。
すぐに結果を見ようとするとイライラするかも。
サイトの重さは改善されないと使いにくいです。
Shimano Connect のFAQ
- Cyclo-Sphere からのデータ移行
6月18日までにアップロードしたデータは移行可能です。
ただし2021年12月末日までに移行しなければなりません。
- Cyclo-Sphere のアカウントの利用
Cyclo-Sphere のアカウントは、Shimano Connect には使えません。
新規でアカウントを作り直してください。
- シマノのIDでShimano Connect はログインできるのか?
シマノのIDでログインできます。
- Shimano Connect と接続できるサイクルコンピューターは?
- 最新のファームウェアを搭載した 【Pioneer SGX-CA600】
- 最新のファームウェアを搭載したWahoo ELEMNT / ELEMNT Bolt 最新のファームウェアを搭載したPioneer SGX-CA500
- GARMIN EdgeなどのFITファイル互換サイクルコンピューター
Shimano Connect Lab まとめ
Cyclo-Sphere の廃止からShimano Connect Labに移行する形でサービスが開始しました。
パイオニアだけではなく、GARMIN やWahoo などのサイクルコンピュータでも利用することができます。
Shimano Connect Lab にアップロードすると、同時に STRAVAなどにも同時アップロードができるので、複数のソフトで管理することができます。
30項目のデータを管理できるので、あなたに必要なアクティビティが必ずあるはずです。
Shimano Connect Lab を使って効率よくサイクリングのデータを管理してください。
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