フィアット500 オイル&オイルエレメント交換 オイルエレメントが外れない

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この記事を読めばフィアット500のオイルエレメント交換の「フィルターが外れない」といった悩みを解決することができます。

フィアット500のオイルメンテナンス

フィアット500のオイルエレメントが外れない

オイルエレメントを外す方法

フィアット500のオイルエレメントが外れなくて、困った経験がありませんか?

フィアット500のオイルエレメントは、フィルターろ紙を交換するタイプで、国産などのカートリッジ式とは構造が違います。

フィルターをエンジンから取り外すのは簡単なのですが、キャップについてくるフィルター本体を取り外せなくて力つきた方もいるのではないでしょうか?

この記事は「フィルターを外すことができない」方や、「今度自分でやってみよう」と言う方に読んで欲しい記事です。

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フィアット500のオイルフィルターは引き抜けば外れる(要怪力)

このオイルフィルターが外れない
このオイルフィルターが外れない

エンジンからの取り外し方は後半に書いておきます。

結論から書きますね。

フィアット500のオイルフィルターをエンジンから取り外すと、キャップにフィルターがついたまま外れます。

フィルターを外して交換すればいいのですが、キャップについたフィルターを外せなくて困った方もいるのではないでしょうか。

私も初めて作業した時は「外れない」「キャップを壊しそう」とかなり時間をかけて外したことがあります。

初めてだと構造が分からないので、作業が不安なんですよね。

ハマっているだけのような気がするんだけど「どこかにスナップリングでもあるんじゃね?」とか思っちゃうんですよね。

外すとわかるんですが、フィアット500のオイルフィルターの構造は、キャップにハマっているだけです。

力いっぱい引き抜いてください。

無理だ。
外れない。

「固定してあるんじゃね?」と思われるかもしれませんが、ハマっているだけなので引き抜けば必ず外すことができます。

フィルターは爪で引っ掛かっているだけ
フィルターは爪で引っ掛かっているだけ
引っ張ればフィルターは外れます
引っ張ればフィルターは外れます

引き抜く力が無い場合は万力(バイス)を使う

フィルターカップにハマっているフィルターを引き抜くのが難しい方は「バイス」を使って作業すれば力を使わずに外すことができます。

オイルフィルターの下側をバイスに引っ掛けて、キャップを引っ張れば「えっ?」っていうくらい簡単に外すことができます。

とはいえ、バイスを持ってる方はいないですよね。

そんな時は「足で挟む」といいですよ。

取り外したオイルフィルターはオイルがしみこんでいるので、そのまま足で挟むと靴が汚れます。

いらないウエスを巻いてやれば靴も汚れず、外すことができます。

やってはいけない外し方

外れないからと、フィルターをドライバーなどでコジって外すことはやってはいけません。

キャップはプラスチックなので、欠けたり割れたりすると部品交換することになります。

また、横方向に倒しながら外すと、固定している爪が割れてしまう可能性もあるのでやってはダメです。

オイルフィルターをキャップから取り外すのは、まっすぐ引っぱって外すようにしてください。

オイルフィルターを取り外す方法

使用工具

  • 24㎜のソケット
  • エクステンションバー
  • ユニバーサルジョイント
  • ラチェット

フィルターキャップは24㎜のソケットを使って取り外します。

エンジンの後ろ側にあるので、スパナやメガネレンチなどではスペースがなくて無理です。

24㎜のソケットを長いエクステンションバーを使ってゆるめます。

エクステンションバーがまっすぐに入らないので、ユニバーサルジョイントを使いましょう。

キャップとホルダーの間には、Oリングがついているので抵抗があります。

オイルフィルターにはオイルがついているので、周囲を汚さないようにしましょう。

リンク先のエクステンションバーは優れものなのでオススメです。

ソケットに浅く入れると首振りになり、深く入れると固定されます。

ただし、高トルクには対応していないので、通常のエクステンションバーとの併用をしましょう。

オイルフィルターの取付方法

オイルフィルターを先に取り付ける
オイルフィルターを先に取り付ける

オイルフィルターを取り付ける時は、キャップ側に取り付けずに車両側に取り付けてからキャップを取り付けます。

フィルターの下側には突起があるので、キャップに先につけてしまうとうまく取り付けることが難しいです。

オイルフィルターのキットには、キャップに使うOリングが付属しています。

フィルターキット
フィルターキット

キャップの古いOリングを新品に交換し、エンジンオイルを塗って取り付けてください。

キャップは手で締め付け、最後に24㎜のソケットレンチで締め付けます。

締め付けトルクはキャップに刻印があり【25Nm】です。

MANN オイルフィルター (フィアット/500チンクエチェント) HU 7006 z (ABA-31209 2011/03-)

エンジンオイルを入れて漏れを確認

オイルエレメントを交換したら必ずエレメント部分からの漏れを確認します。

エンジンオイルを規定量いれ、エンジンを始動します。

メーター内のオイル警告灯の消灯を確認してから、オイルフィルターのキャップからオイルが漏れていないことを確認してください。

フィアット500 オイルフィルター交換 まとめ

フィアット500のオイルエレメントを交換するポイントを記事にしました。

オイルエレメントはカートリッジ式ではなく、ろ紙だけを交換するタイプとなっています。

オイルエレメントキャップを外すと、キャップについてきたフィルターを交換するだけなので難しくはありません。

フィルターキャップについたろ紙を外すのにかなり力がいるので頑張って引っ張ってください。

フィルターは突起を必ず合わせて正しい位置にセットします。

キャップを取り付けて、オイルを入れエンジンを始動して漏れを確認すれば完成です。


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