自動車&バイクの自賠責保険の解約の手続き及び名義変更を解説

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ときどき相談がある自賠責保険の解約方法です。

自動車やオートバイを廃車した時に、自賠責保険の解約をします。
残り期間が2か月とかであればほとんど返ってくることはないのでそのまま放置でいいですが、半年以上残っているようであれば【解約】しましょう。

解約に関する書類や書き方など詳しく解説します。

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自賠責保険の解約の書類は加入保険会社から送ってもらう

保険承認請求書
保険承認請求書

解約のために書く必要な書類は1枚です。
本人確認などで用意する書類は3枚あります。(後述)
自動車損害賠償責任保険 承認請求書】というものです。

これは保険会社ごとに違うので、加入している代理店が近くにあればもらってきましょう。
なければ保険会社に電話すると返信用の封筒とともに送ってもらえます。
ついでに、必要書類も聞いておきましょう。

車検の時や、車を購入した時に加入する場合がほとんどなので、そちらの方へ問い合わせれば書類は用意できます。

引っ越しなどで分からない場合は、保険証明書に記載されている加入保険会社に電話して取り寄せてください。

本人が用意する必要書類は3種類

契約者本人が用意する書類は3種類です。

抹消登録証明書のコピー
免許証のコピー
自賠責保険証明書の原本

この3つが必要です。

自動車損害賠償責任保険 承認請求書の書き方

解約理由欄
解約理由など詳細を記入

自動車損害賠償責任保険 承認請求書の書き方です。

すべて自賠責保険証明書を見て書いてください。
保険証明書がない場合は再発行手続きをしてからの解約となります

自賠責保険証明書に記載されている証明書番号10ケタまたは11ケタを右詰で記入します。
保険契約者の住所・氏名・電話番号を書きます。
印鑑を押しますが三文判で大丈夫です。
返還請求なのでできればシャチハタなどは避けるようにしてください。

請求区分は【解約】
保険期間は保険証に記載されている期日を書きます。
自 平成○○年〇月〇日
至 令和○○年〇月〇日  
契約期間は、自動車であれば24か月とか25か月となっているはずです。

解約の理由  抹消登録
本人の確認方法 運転免許証

【返還保険料受け取方法】

振込先記入欄
振込先記入欄

金融機関名や口座番号を書いてください。
契約者と違う名義への振り込みということもできますが、その場合は委任状と振込口座名義人の身分証(免許証のコピー)などが必要になります。

書類を書いて、必要書類の3点を封筒で加入保険会社へ送れば手続きが終わり次第振り込まれます。

送付する書類
自動車損害賠償責任保険 承認請求書
免許証のコピー
抹消登録証のコピー
自賠責保険証明書(原本)

月単位での締めになるので気を付けてください。
提出した日付ではなく処理が終わった翌月からの起算になります。

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自動車損害賠償責任保険 承認請求書で名義変更もできる

解約と同じ書類で名義変更もできます。
自動車の個人売買などでは、車の名義変更はしますが自賠責保険の名義は前所有者のままだったりします。

所有者の名義と自賠責保険の名義が違っていても問題はありません。

万が一の場合でも自賠責保険の保険金の支払いは行われます。

考え方としては、自賠責保険は自動車にかかっているので加入者名義はあまり大きな意味を持っていません。

でも名義は変えた方が気分がいいでしょうから、できるだけ名義変更はするようにしましょう。

名義変更は【解約】ではなく【異動】という手続きになります。

前契約者の住所・名前・電話番号を書いてもらって印鑑を押してもらってください。
これが無いと名義変更はできないので、中古車を買った場合は注意してください。

新たに契約者となる車両の所有者の住所・氏名・電話番号を書いて印鑑を押せばOKです。

車検証のコピーがあれば名義変更できます。

まとめ

自動車やバイクをを廃車したり、一時抹消で乗らなくなった場合などは自賠責保険の解約をしましょう。

2か月とかの残月数であればほぼ返ってくることはないので放置した方がいいです。
解約の基準となるのは半年以上の期間が残っている場合です。

もちろん2か月でも解約申請はできますが、手数料を引かれた金額が払い戻されるので「返金はありません」となると思います。

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