先日、SNSでリムブレーキ?か、ディスクブレーキか?というのがトレンド入りしました。
ディスクブレーキが主流になっているのに、いまさらどっちがいいといっても市場の答えはディスクブレーキです。
しかし・・・リムブレーキでもディスクブレーキでも好きな方に乗ればいいです。
ディスクブレーキは重くなるからイヤ!
というのであればリムブレーキに乗ればいいんです。
制動というのは、ブレーキ装置にほとんどが依存しています。
リムブレーキよりも、ブレーキの本来の性能が上である以上、市場はそっちの方向に流れるのは当然です。
リムブレーキの限界がディスクブレーキの登場によって知れてしまったので、いまさら「リムブレーキには戻れない」と言う方がほとんどです。
リムブレーキの時代は終焉に向かっているのは間違いないです。
もちろん絶滅することはないですが、デュラエースなどのハイエンドモデルのパーツは手に入らなくなるでしょう。
リムブレーキ愛好家の方!
今のうちに買い集めておいた方がいいと思いますよ。
ディスクブレーキの未来は明るい
ディスクブレーキはリムブレーキに比べたらメリットはたくさんあります。
- 制動のコントロールがしやすい
- 小さな力で大きな制動力を得られる
- リムへの攻撃性がない
- タイヤ幅に制限がない
- 雨の日でも制動力の立ち上がりが早い
- パッドクリアランスが自動調整
- メンテナンスフリー
もちろんデメリットもありますが、それを上回るほどのメリットがあるのは確かです。
ディスクブレーキ車に乗っている方には十分にわかっていただけるハズです。
市場はすでにディスクブレーキになっています。
いまよりもっと高性能のディスクブレーキが開発されていくと思います。
メーカーがやる気になれば・・・ですが。
単独の機能であるディスクブレーキは優れている
ブレーキとしての機能が単独なのはリムブレーキよりも優れているといえます。
カーボンリムを使っていると、ダウンヒルではリムのバーストに気をつけなくてはいけませんし、リムを摩耗させるのでいずれリムの寿命がきてしまいます。
その点ディスクブレーキは、カーボンホイールで雨の日のダウンヒルでもリムのことを気にすることなく使うことができます。
ブレーキも、もっと新しいものが開発されてきてもいいと思います。
カーボンローターにカーボンパッドの組み合わせは、重量を気にするロードバイクにはピッタリだと思います。
カーボンパッドだけでも、カーボンの皮膜をうまく利用することで、低温から高温まで性動力を出すことができます。
4ポット式のキャリパーで小型化とか、ディスクブレーキの未来はかなり明るいと思います。
ところで・・・ディスクパッドの減りは意外と早いですし、残量が見えにくいので、ディスクパッドなどの消耗品はストックしておいた方が【吉】です。
コロナで部品の入荷が遅れていた時のように【品切れ】続きで乗れなくなるようなことがないように、1台分はストックしておきましょう。
レジンよりも制動力や熱に強いメタルパッドがおすすめ
音が気になる方はレジンを選びましょう。
流行りの太いタイヤが使える
23cが主流だった時代から25cになって、25cの時代はあっという間に過ぎ去って、今は28cや30cが主流になっているそうです。
私は太いタイヤが嫌いなので、28cとか30cには全く興味がないですが、なんでもレースの世界でも30cが主流になりつつあるのだとか。
これだけ太いタイヤを使うことができたのもディスクブレーキになったからです。
リムブレーキだと、アーチの大きさに限界があるので28c以上は使えません。
ディスクブレーキだと30cでも34cでもフレームさえクリアすれば使うことができます。
制動力はタイヤの摩擦が限界点ですから、幅が太くなって接地面が増えれば制動力は上がります。
太いタイヤの方が転がり抵抗が少ないらしいですが、それよりも制動の面において太いタイヤがディスクブレーキには必要だと思います。
リムだろうがディスクだろうが楽しめればそれでいい
ロードバイクの未来はディスクブレーキまたは、それに変わるブレーキになることに間違いありません。
「またリムブレーキの時代がくる」
なんてことはあり得ません(たぶん)
つまり、リムブレーキの時代はディスクブレーキの登場で終わっています。
とはいえ、リムブレーキのパーツが手に入らなくなるなんてことは絶対にないです。
20年後でもリムブレーキのロードバイクは残ります。
みんながディスクブレーキになった時、リムブレーキの自転車がよりカッコよく見えるでしょう。
リムブレーキフレームを持っておられる方は保管しておいて、10年後・20年後に再度組みなおして乗るのも楽しいと思います。
珍しいフレームに乗ってますね
とか、言われますよ。
まだまだ無くなることはないですけど、ブレーキシューのストックはありますか?
こういう消耗品から値上げしていきます。
値下げすることは考えられないので【いま】がいちばん安い時です。
最期のデュラになるのかも
次の新型デュラが出た時には、ひょっとするとリムブレーキ仕様は無くなっているかもしれません。
BR-R9200が最後なら、これを逃すともうデュラエースのリムブレーキキャリパーは手に入らないことになります。
デュラエースのブレーキキャリパーは剛性がぜんぜん違うので、アルテグラと比べてもフィーリングが違います。
リムブレーキキャリパーは最上位グレードのデュラがおすすめです。
どちらでも楽しんだもの勝ち
リムブレーキだろうと、ディスクブレーキだろうと『ロードバイク』なのは変わりません。
楽しさは同じです。
「どっちがいい」ではなくて、どちらでも楽しめるので乗り倒して楽しみましょう!
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