【ロードバイク】自動車用のエアーゲージでエアー調整できるのか?やってみた

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ロードバイクに乗る時に必ず必要になるエアー調整。

フロアーポンプでシュコシュコと入れるのもメンドクサイです。
車のようにコンプレッサーからシュッっと入れれると簡単でいいですね。

フェースブックで知人がミシュランゲージ(車用の高級エアーゲージ)を買ったので、ロードバイクに使えないだろうかという投稿を上げていました。
私も、いつもは自転車用のポンプで入れてたのですが、工場のコンプレッサーで入れることができればと思ってたのでやってみました。

結果は「入れることはできるが抜くことはできない」です。
つまり、入れすぎた場合に抜くことができないのでエアー調整はできないことがわかりました。

自動車用の米式バルブに慣れてると、こんな簡単なことにすら気がつかないわけです。
いろいろな視点で物事を考えないとイカンですね。

「そんな当たり前のことを・・・」と思われるかもしれませんが、フレンチバルブとポンプヘッドの構造から分かったことを解説します。

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フレンチバルブ用のポンプについているエアーゲージはホース内の残圧を表示している

ロードバイク用のポンプにはほとんどのものにエアーゲージがついていますよね。
私は今までタイヤの内圧を表示していると思っていました。

今回、米式でエアーを入れてみて初めてホース内の残圧表示ということがわかりました。
自動車やオートバイで使っている米式バルブでは、空気圧は必ずタイヤの内圧表示です。

ポンプヘッドの構造でわかるホース内残圧表示の理由

自動車などの米式バルブのエアーを入れるチャック(自転車用ポンプで言うポンプヘッド)は、エアーを入れる時も空気圧を計る時もバルブを開放する構造になっています。
ロードバイクのフレンチバルブ(仏式)の場合、ポンプヘッドを取りつけてもバルブを開放することはありません。

エアーを入れる時にポンプヘッドを取り付けてもエアーは抜けないですよね。
バルブを開いていないからです。

「バルブを開かずにどうやってエアーが入るの?」と思われますよね。
それは、ポンプからバルブにかかる高圧のエアーの圧力でバルブを開くのがフレンチバルブです。
対して米式ではエアーチャックによってバルブを押すことによってバルブを開放すると同時にエアーを入れたり空気圧をチェックしたりしています。

自動車などで使っている米式バルブはエアーを入れるのと同時にタイヤの内圧がメーターに表示されます。
エアーチャックがバルブを開くからです。

自転車用のポンプヘッドはバルブに取り付けてもエアーゲージは動かないですよね。
つまり、バルブを開いてません。
エアーを入れ始めるとポンプのエアーゲージが動きます。

ここで勘違いしていたのが、この表示されているのはタイヤの内圧だと思っていたことです。

エアーを入れていない(ポンプから圧をかけていない)状態では、ポンプヘッド内ではバルブは閉じています。
エアーゲージに表示されているのはホース内に残った残圧なんです。

米式バルブに変換して入れてみた

変換アダプター
フレンチバルブを米式バルブに変化するアダプターを取り付けてみた

フレンチバルブを自動車と同じ米式バルブに変換するアダプターがあります。
これを使えばコンプレッサーからエアーを入れることができます。

「入れれるなら抜けるだろう」と思っていましたができませんでした。

フレンチバルブの先端ががアダプターの高さまで来ていて、アダプターを取り付けていればバルブを押すことができると思っていました。
残念ながら、画像でもわかるようにアダプターからバルブは見えません。
ずいぶん奥にあるんです。

これではタイヤ内圧を計ることができないので抜くことはできません。

【ポンプヘッド改造】高級バルブヘッドならできるのか?

ポンプヘッドを改造してみた
米式で使えるようにポンプヘッドを改造

ポンプヘッドを改造して、フレンチバルブに対応した米式バルブで使えるものを作ってみようと思います。

手持ちのポンプヘッドを改造してみましょう。

自動車のアルミホイール用のバルブをポンプヘッドに取り付けてみます。

ドリルで穴を大きくしてタップでネジ山をたてました。
ポンプヘッド側のホースの取り付け部分はダイスでネジ山をたててシールテープを巻いてエアー漏れを防止します。

これで自動車用のチャックを使えばエアーは入ります。
米式バルブにはムシも取り付けているので、ポンプヘッドがバルブを開いてくれていればエアー圧も計れるはずです。

結論

エアーを入れることはできるが、エアーを抜くことはできない

エアーゲージに表示されるのはホース内の内圧でしかないので、自動車用のゲージでエアーを抜くとホース内のエアーだけしか抜けません。
残念。

そして「あのヘッドならイケるかも・・・」と思ったのが高級ポンプヘッドです。

ポンプヘッドの芸術品 匠の技 圧倒的おすすめのポンプヘッド

HIRAMEポンプヘッド
HIRAMEポンプヘッド

ポンプより高いポンプヘッドと言われるものがあるのをご存じでしょうか?

日本の匠の技で作られた、ポンプヘッドの芸術品(大げさか(笑))と言われるHIRAME(ヒラメ)です。
ヒラメは、ポンプヘッドを取り付けるとバルブを開くことができます。

これなら常にバルブを開放しているはずと思って、ポンプに取り付けてみました。
ヒラメを取り付ければ「バルブを開放するのでポンプのゲージは動くはず」と思ったのですが動かず・・・。

バルブを開放したつもりでヘッドを取り付けても、バルブを常に開放している状態ではないのかもしれません。(ヘッド内部なので見えない)

ヒラメでもダメならフレンチバルブの構造的に無理なんだと思います。

結論

パナレーサー デジタルエアーゲージ
パナレーサーのデジタルエアーゲージ

フレンチバルブでエアー調整をするには、専用のエアーゲージでやるしかないと思います。
すべてのポンプヘッドを試したわけではないので、言い切ることはできませんが、あらゆるヘッドを試して時間と費用をかけるよりエアーゲージを使いましょう。

ポンプヘッドが常にバルブを開くことができない限り自動車用のエアーゲージで計ることはできません。

ポータブル電動ポンプがいちばん楽なんですけどね(笑)

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