4月1日施行【受動喫煙防止】について解説 違反者には罰則もあり

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受動喫煙防止ポスター

いよいよ健康増進法の改正案である『受動喫煙防止対策』が4月1日から開始されました。

日本人の喫煙率は2018年の統計で成人男性の平均喫煙率27.8%ということです。
27.8%の方は大きな影響があると思います。
また、72.2%の方にとっては待ち望んでた法改正となります。
受動喫煙防止対策とはどういったものなのかご存じですか?
喫煙者の方にも罰則がある今回の対策をぜひ理解しておきましょう。

ちなみに私はは元喫煙者です。
一日に60本吸っていたチェーンスモーカーでした。
なので喫煙者の気持ちもわかりますし、非喫煙者の気持ちもわかります。

喫煙者からすると今回の健康増進法はかなり厳しいものだと思いますが、非喫煙者の立場からすると待ちに待った法改正でもあります。

健康増進法の改正案である受動喫煙防止対策を解説します。

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受動喫煙防止対策とは?

タバコに関する健康増進法の改正案であるのが【受動喫煙防止対策】となります。
これには通常のタバコの葉に火をつけて煙を吸引するものと、加熱式タバコのように蒸気を吸引するものも含まれます。

喫煙には主流煙と副流煙があります。

主流煙
喫煙者がタバコなどから直接吸引するものを言います。

副流煙
タバコなどから出る煙などを言います。

主流煙の多くはフィルターを通して吸引するために、タールやニコチンなどは多少なりとも取り除かれています。

一方、副流煙はタバコからフィルターなどを通さずに直接空気中に放出されているので主流煙よりもタールやニコチンが多く含まれていると言えます。

主流煙は喫煙者が望むものなので問題はありませんが、副流煙は望まない非喫煙者が吸引させられます。

喫煙者による非喫煙者への副流煙への影響を防止するというのが【受動喫煙防止対策】ということになります。

受動喫煙防止対策における設備と罰則

今までも受動喫煙は問題になってきました。

学校や病院などでは敷地内の全面禁煙であったり、市役所などの公共設備では屋内完全禁煙などがされてきています。

今回は民間施設にも【罰則付き】で法整備がされました。

喫煙には専用の喫煙室が必要だったり、喫煙ができる場合は壁などで完全に隔離された空間にしないといけなくなりました。

今まであったような、禁煙スペースと喫煙スペースのような空間がつながっているようでは法的には営業できません。

対象となるのは、喫煙を目的とした設備以外はすべてとなります。
シガーバーやたばこの販売店などが「喫煙を目的とした」に含まれます。

また、小規模な店舗では経過措置として喫煙が認められることになっていますが、その旨を表示する義務が発生することになります。

今回の法改正には罰則も適用されます。

罰則は喫煙者にも課せられるので喫煙者の方は注意してください。

喫煙者への罰則

禁煙エリアでの喫煙に対しては30万円以下の過料(罰金)となります。
これには、まずは『指導』ののちに、それでも改善されなかった場合は罰金となります。

店舗など設備を管理する側への罰則

喫煙設備の撤去に違反した場合50万円以下の過料(罰金)
これは灰皿などが禁煙エリアに設置されていて撤去されない場合を言います。

喫煙室の設備が基準に達していない場合50万円以下の過料(罰金)
喫煙できる環境の設備に関しては厳しく定められています。
屋外への換気であったり、完全に隔離された空間である必要があります。
また、このエリアでの飲食は禁止となりますし、未成年の立ち入りも当然禁止です。

喫煙などの表示の不備にも50万円以下の過料(罰金)
喫煙エリアをきちんと表示し、屋内禁煙であることも表示しなければいけません。

喫煙スペースの設備

入口風速0.2m/秒以上
壁や天井等の区画
屋外または外部への排気

標識の掲示義務
喫煙室の出入口に掲示する
喫煙できるスペースであることと20歳未満の立ち入り禁止区域であることを表示してあること

設備においては完全に喫煙エリアは隔離されていないといけなくなりました。

少し前までのファミリーレストランなどのように分煙ということはできません。
喫煙エリアは天将まで壁で仕切られていなければいけません。

喫煙室からの煙が外部に漏れないように出入口の風速も定められています。

喫煙室の換気は必ず外部へ廃棄されなければならないので、排気ダクトを設ける必要があります。

喫煙ルーム内での飲食は禁止なので缶コーヒーを飲みながらということはできなくなります。

つまり、喫煙者のために店舗は設備投資しなければならないということになります。
もちろん補助金などはあるでしょうが、負担が無いわけではないので喫煙者は店舗外へ追い出されることになります(笑)

設備が整えられなければ屋外で喫煙

喫煙ルームへの設備投資ができないとか、設備の設置が間に合わない場合は建物の外の指定エリアでの喫煙となります。
その場合は喫煙エリアである標識の掲示義務などはないようですが、表示してないと敷地内のどこででも喫煙されるので吸い殻などのごみが散乱することになります。

寒い冬でも暑い夏でも過ごしやすい環境での喫煙はできないということになりますね。

受動喫煙における健康被害

以下の画像は『ファイザー すぐ禁煙.jp』より引用しています。

受動喫煙における健康被害 年間60万人死亡
ファイザーHPより引用

受動喫煙により世界では60万人の方が亡くなっているというデータもあります。
日本でも受動喫煙の影響で年間6.800人の方が亡くなっているというデータもあるようです

受動喫煙における健康被害 肺腺癌のリスクは2倍
ファイザーHPより引用

喫煙者ではなくても副流煙による受動喫煙によって肺腺がんになるリスクは2倍になります。
禁煙してもこのリスクは1.5倍なので、喫煙はするべきではないということがわかりますね。

受動喫煙における健康被害 認知機能障害
ファイザーHPより引用

血管に与える影響は以前から言われていました。

受動喫煙における健康被害 加熱式たばこの影響
ファイザーHPより引用

今は加熱式タバコの方が多くなってきました。
健康への影響が少ないように思える加熱式タバコですが、健康への影響は従来のタバコと同等またはそれ以上のものがあるかもしれません。
しかも、あの臭いは独特で私は一度嗅ぐと1日中その臭いが残ってしまいます。

まとめ

4月1日から始まった受動喫煙防止対策について記事にしました。

喫煙者の方は、これから自宅以外の屋内での喫煙はできなくなります。
「車の中なら大丈夫」と思われるかもしれませんが、対象施設である場所では敷地内での喫煙はすべて禁止されます。

社内でも敷地内では禁煙なので、一度敷地外に出て喫煙するということになります。

学校の敷地内が禁煙になった時、喫煙している教員は自家用車の中で吸っていたそうです。
いち早く学校や病院は敷地内も禁煙になった時、トイレで隠れてタバコを吸う教員もいたそうです。

お前は高校生かっ!

私も元喫煙者だったので、喫煙者の気持ちもわかります。
タバコをやめて25年以上になりますが、ここまで肩身がせまくなるとは思ってなかったのでやめてよかったと思っています。

タバコへの嫌悪感は元喫煙者の方が強く持つと言われています。

喫煙者の方はこれをきっかけに禁煙してはいかがですか?
タバコをやめると本当に幸せになれますよ。

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